2022年3月1日火曜日

新着情報 2022年3月

 > 3月

ネット機器所持・利用8割超 県教委21年度調査(2022.3.31)

県教育委員会はこのほど、2021年度「インターネット利用等に関する調査」結果を発表した。児童生徒の8割以上が、携帯電話やゲーム機、パソコンなどインターネットに接続できる機器を所持または使用していることが分かり、県教委は「ネットで利用する内容を家庭内で十分話し合うことが必要」としている。


地域振興推進事業22年度決定 「世界遺産のシマ」啓発も 19事業、県費1億円(2022.3.29)

県大島支庁は28日、2022年度地域振興推進事業に決定した19事業・概要、予算額などを発表した。ソフト13、ハード6の総事業費は1億4982万7千円で、うち県費が1億円。新規事業では、昨年7月に世界自然遺産登録された奄美大島の自然環境の保全と持続可能な利用の両立へ「世界遺産のシマ」としての啓発を図る取り組みがある。

養護老人ホーム「絆の郷」完成 全室個室でゆったり 知名町(2022.3.28)

社会福祉法人ともお会(本部卓志理事長)が建設を進めていた知名町の養護老人ホーム「絆の郷」の新築・落成記念式典が27日、現地であった。関係者ら50人ほどが参加し、待望の新施設の完成を祝った。

キビ搬入2万4642㌧ 与論島製糖 (2022.3.27)

与論町の与論島製糖与論事業所は25日、2021―22年期(21年産)の原料サトウキビ搬入を終了した。搬入量は前期を1279㌧下回る2万4642㌧。平均甘しゃ糖度は17・09度(前期比2・13度増)だった。

大島、甲子園初勝利ならず 球児、夢舞台で奮闘 スタンドから大声援(2022.3.24)

第94回選抜高校野球大会第5日は23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦3試合があり、8年ぶり2度目の出場を果たした大島が第2試合に登場。関東王者の明秀日立(茨城)に挑んだが、甲子園初勝利はかなわなかった。アルプス席を中心に学校関係者、選手保護者、同校OB、出身者らが詰め掛け、夢の舞台で奮闘するナインを大声援で後押しした。

9本柱高倉ふき替え 和泊町、2年前の台風で被害(2022.3.20)

和泊町歴史民俗資料館に保存されている「9本柱高倉」のふき替え作業が19日から始まった。2年前の台風で被害を受けた茅ぶき屋根の一部を修復する。21日に完成予定。

沖高みらい探求プロジェクト 2年生91人が成果報告 「えらぶ仕事図鑑」完成(2022.3.18)

沖永良部高校2年生91人がこのほど、島の職業人を紹介する「えらぶ仕事図鑑」を制作した。17日、同校で成果報告会を開催。生徒らは、図鑑に掲載した24の仕事の魅力や島で働くことの意義を発表した。

県「農業士」に認定 島内から5人 地域のリーダーに 沖永良部島(2022.3.18)

2021年度鹿児島県指導農業士、女性農業経営士、青年農業士の認定証授与式が14日、和泊町の大島支庁沖永良部事務所であり、指導農業士に西登美勝さん(60・知名町)と島富栄さん(56・和泊町)、女性農業経営士に久富ひとみさん(54・和泊町)と前田麗子さん(49・知名町)、青年農業士に山本成孝さん(33・和泊町)の5人を認定した。

大島学区は712人合格 HPのみ発表 2次入試、学区内8校15学科(2022.3.17)

県内公立高校入試の合格発表が16日、各学校で行われ、大島学区では全日制・定時制に計712人が合格した。昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策として校内掲示をひかえ、学区内8校はホームページ(HP)のみで発表。なおこの日、県教育委員会は2次入学者選抜の実施校と募集定員を発表。大島学区では奄美(情報処理)と徳之島(総合)を除く、すべての高校・学科で実施する。

「咲八姫」で卒業生祝う テッポウユリの新品種 和泊町(2022.3.16)

和泊町内の中学校の卒業式があった15日、会場にはテッポウユリの新品種「咲八姫(さくやひめ)」が飾られた。3年ほど前から島内で試験栽培を開始。今年度に入り、市場への出荷に向けて島内の花き農家6人(和泊町は3人)が、約4000球を植え付け栽培している。

メッシュ機墜落「胸が痛い」 沖永良部・与論の医療関係者(2022.3.16)

沖縄県伊江村の伊江島空港で12日、入院患者や救急患者の島外搬送などを通じて離島の医療支援に取り組むNPO法人メッシュ・サポート(塚本裕樹理事長)の小型飛行機が墜落し、操縦士2人が亡くなった。同法人の飛行機がたびたび飛来していた沖永良部島、与論島では事故への悲しみが広がっている。同法人は当面の間、医療用航空機の運航自粛を発表しており、今後の患者移送について、心配の声も聞かれる。

第26回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権 知名町でスタート(2022.3.13)

第26回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会が12、13日の両日、知名町あしびの郷・ちなで開かれている。国内のトップ選手78人がエントリー。初日は女子47~76㌔級の6階級に19選手、男子59~74㌔級の3階級に17選手が出場した。

担い手育成へ畜産の仕事紹介 和泊町、中学校で特別授業(2022.3.12)

畜産の仕事を紹介する特別授業が11日、和泊町立城ケ丘中学校であった。全校生徒30人が参加。同校の卒業生で畜産農家の山本優一さん(33)が講師を務め、畜産に関わる仕事とその魅力を伝えた。

災害時の情報入手スマホへ 避難場所認知や非常食意識向上(2022.3.11)

気象情報会社の㈱ウェザーニューズは、東日本大震災から11年を迎える中、「減災調査2022」を実施し、調査結果を発表した。災害の情報入手はスマートフォン(スマホ)を使う人の割合が年々増加、今年の調査では全体の6割を超えた。若い世代ほどスマホの割合が多く、テレビやラジオの割合が少なかった。

国際女性デーで花展示 男女共同参画を啓発 和泊町(2022.3.08)

国連が提唱する8日の「国際女性デー」に合わせ、和泊町役場玄関で沖永良部島産の花が展示されている。企画した町職員有志は「男女共同参画に対する町民の関心が高まるきっかけになってほしい」と期待を寄せている。

吉祥寺で「奄美群島特産品フェア」 シマ唄(牧岡奈美さん)ライブで華添える(2022.3.07)

武蔵野市吉祥寺で「奄美群島特産品フェア」(主催=一社・奄美群島観光物産協会)がにぎやか行われている。5日には、喜界島出身の唄者がシマ唄を店頭で披露するミニライブが行われ、訪れる人たちに奄美の魅力を伝えていた。開催は27日まで。

「若沖洲会」、リモートで交流 島を旅立つ高校生へエール(2022.3.07)

沖永良部出身の若者でつくる「若沖洲会(わかちゅうしゅうかい)」は5日、リモートによる交流イベントを開催した。知名町役場をメイン会場に、沖永良部高校を卒業したばかりの13人と、島内外で生活する19~24歳の37人がオンラインで参加。先輩たちは「全国に若沖洲会のメンバーがいる。ぜひ頼ってほしい」と、島を旅立つ後輩へエールを送った。

青壮年期3割が「朝食抜き」 脳卒中発生リスク高く(2022.3.06)

県大島支庁(名瀬保健所)はこのほど、管内の健康かごしま21地域推進協議会が主体となって独自に実施した2020年度「生活習慣に係わる実態調査」の結果を公表した。管内では、20~30代の青年期、40代~65歳未満の壮年期の世代で朝食(週3回以上)を抜くことの多い人の割合が3割を上回るなど突出している。20歳未満でも高校生・専門学校生は高い傾向にあり、同庁保健福祉環境部健康企画課では、働き盛りである世代の健全な食習慣の形成のためにも青壮年期が「食・健康への意識を高める必要がある」と改善を促している。

奄美の魅力、東京で発信 アンテナショップで群島フェア ANAグループ(2022.3.05)

ANAグループが東京の世田谷区に開設したアンテナショップ「TOCHI―DOCHI(トチドチ)」で、奄美群島フェアが開催されている。店内には群島内の100を超える品々を陳列。今が旬のタンカンは同グループのピーチ便を活用して空輸し、鮮度の良さが好評を得ている。同フェアは3月末まで。

奄美医療圏調整会議 病床数増床 喜界、沖永良部は了承(2022.3.04)

奄美保健医療圏の病床機能分化と連携推進について議論する「第9回地域医療構想調整会議」(議長・向井奉文大島郡医師会会長)が2日、奄美市名瀬の県大島支庁であった。喜界徳洲会病院、沖永良部徳洲会病院の増床を条件付きで了承。51床の増床を要望する徳之島徳洲会病院、休棟中病棟から37床の新設を求める県立大島病院については、結論を次回以降に持ち越した。

まん延防止、6日で解除 奄美群島「感染防止策の徹底を」(2022.3.04)

6日に期限を迎える新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」について、鹿児島県の塩田康一知事=写真=は3日、報道陣の取材で、政府に対して解除を要請したことを明らかにした。県内全域を対象にしている飲食店への時短要請については、4日の対策本部会議で判断するとした。

奄美群島高校卒業式 古仁屋高校「地域みらい留学生」一期生も巣立つ(2022.3.02)

奄美群島内の公立高校で1日、卒業式が行われ、瀬戸内町の古仁屋高校(重吉和久校長)では第72回卒業式があった。普通科の卒業生32人(男子21人、女子11人)は一人ひとり壇上に上がり、重吉校長から卒業証書が手渡された。うち、7人が「地域みらい留学生」の一期生として巣立っていった。

「与論イノベーんちゅAward」初開催 地域課題の解決や新規ビジネス創出へ(2022.3.01)

地域課題の解決案や新規ビジネス創出に向けた事業プランを発表するコンテスト「与論イノベーんちゅAward2022ワイたんDAY」が27日、与論町砂美地来館であった。中学生から一般までの総勢16組が発表。審査の結果、同町在住の内野正世さんが最高賞となるイノベーんちゅ大賞に輝いた。


2022年2月1日火曜日

新着情報 2022年2月

 > 2月

子育て支援施設にカフェ開設 和泊町のNPO法人スマッピー(2022.2.26)

和泊町で子育て支援事業などを展開するNPO法人SMAPPY(スマッピー)はこのほど、同町手々知名の同法人の施設内にカフェ「おむすび屋 スマッピー」を開設した。キッズスペースなどもあり、利用者からは「気軽に子どもと遊びに来ることができる」「食事も楽しめて便利」と好評だ。


奄美群島南三島経済新聞(2022.02.25)

奄美群島の南三島(徳之島・沖永良部島・与論島)に限定した記事を載せているサイト。
多少遅いが 良くまとまったサイトです。

シマ桑アンバサダーを委嘱 出身歌手の大山百合香さんに 知名町(2022.2.23)

沖永良部島出身の歌手、大山百合香さん(37)が21日、島の特産品シマ桑を宣伝する「シマ桑アンバサダー」に就任した。知名町役場で同日、委嘱式があった。今井力夫町長から、委嘱状とたすきを受け取った大山さんは「大好きな沖永良部島のものを身体に取り入れたいと思い、シマ桑青汁を毎朝飲んでいたので、アンバサダー就任はとてもうれしい。シマ桑と沖永良部島をこれからも発信していきたい」と抱負を語った。

高校で「沖洲会」ガイダンス 歌手の大山百合香さん特別出演 「離れていても島を大事に」(2022.2.22)

「沖洲会」を知ってもらうためのガイダンスが21日、沖永良部高校であった。3年生69人が参加。サプライズで登場した沖永良部出身の歌手、大山百合香さん(37)は「帰る場所があるのは幸せなこと。離れていても島を大事にしてほしい」と呼び掛けた。

元病院をリノベーション 和泊町のNPOがカフェオープン 子育て環境充実へママ友の声を実現(2022.2.20)

子育て環境の充実を目指して活動している和泊町のNPO法人「SMAPPY(スマッピー)」が11日、同町手々知名にカフェ「おむすび屋 スマッピー」をオープンした。元病院だった施設をセルフリノベーションして再利用。法人代表の新納佳恵さん(34)は「将来は子育て支援の拠点にしたい」と話した。


石田さんにアカデミア賞 社会・文化の発展に貢献 全国日本学士会(2022.2.17)

知名町在住の東北大学名誉教授・石田秀輝さん(69)が、国内外の文化や社会、国際交流の各分野で功績のあった人を表彰する全国日本学士会主催の2021年度「アカデミア賞」(社会・文化部門)を受賞した。動植物や自然の営みに学び、自然のすごさを賢く生かす〝ネイチャーテクノロジー〟の提唱や、心豊かなライフスタイルとテクノロジーの在り方を追求する取り組みなどが評価された。

雪だるま作りで歓声 えらぶ冬まつりにぎわう 兵庫県から20㌧運ぶ 知名町(2022.2.16)

雪に触れる機会がない沖永良部島の子どもたちに本物の雪で遊んでもらおうと、「えらぶに雪がやってくる!えらぶ冬まつり」が13日、知名町のメントマリ公園で開かれた。約20㌧の雪が用意され、住民が詰め掛けた。雪だるま作り体験や地元団体の芸能発表、軽食販売など多彩な催しでにぎわった。

公立高校入学者選抜出願 大島学区倍率は0・62倍 奄高情報処理と徳高総合は1倍以上(2022.2.16)

県教育委員会は15日、2022年度公立高校入学者選抜の出願者数(出願変更前)を発表した。大島学区は学力検査定員1026人に対して638人が出願、倍率は前年度から0・04ポイント増の0・62倍だった。学区内では奄美の情報処理科が1・13倍、徳之島の総合学科が1・00倍と定員を満たし、その他は全校全学科で定員割れとなった。古仁屋の普通科が0・25倍で、学区内では最も倍率が低かった。

知名町の若手農家らが花贈る フラワーバレンタイン普及へ(2022.2.14)

若手農家らで構成する知名町農業青年クラブ(4Hクラブ、武元竹夫会長)はバレンタインデーの14日、性別を問わず家族や恋人など大切な人に花束を贈る「フラワーバレンタイン」を広めようと、同町のAコープ知名店で買い物客へ沖永良部島産の花束をプレゼントした。

県内初設立の「特定地域づくり事業協同組合」設立 夏は観光、冬は農業(2022.2.14)

県内初となる特定地域づくり事業協同組合が、沖永良部島に設立されて約1年になる。昨年9月から本格稼働し、I・Uターンした職員を島内の各事業所に派遣している。年間を通じて複数の事業所で働く「マルチワーク」を活用し、島の課題だった人材不足の解消と移住定住の促進に取り組んでいる。

「世之主の墓」、石積みの一部が崩落 和泊町、史跡内の立ち入り禁止(2022.2.11)

和泊町の県指定文化財「世之主の墓」の石積みの一部が崩れた。和泊町は8日から、安全面を考慮し史跡内への立ち入りを禁止している。史跡前方と道路からの見学は可能。

最優秀賞に有馬さんのキク 和泊町切り花品評会(2022.2.10)

2021年度和泊町切り花品評会(同実行委員会主催)が9日、町防災拠点施設やすらぎ館であった。町内の花卉(かき)農家が出品した5部門108点を審査し、各部門の金賞から選出される最優秀賞には同町玉城の有馬尚吾さんのキク(品種・舞風車)が輝いた。

沖永良部島内一周駅伝 沖永良部高校が2連覇 両町から20チーム参加(2022.2.08)

57回沖永良部島内一周駅伝競走大会(和泊町体育協会主催)が6日、和泊町役場前を発着点にした42・5キロで行われた。和泊、知名両町か20チームが参加し、沖永良部高校チームが2連覇を飾った。 

和泊、知名両町で バレイショ出発式・出荷協 高値取引で推移(2022.2.07)

2022年産バレイショ「春のささやき」出荷協議会が6日、知名町あしびの郷・ちなであった。農家や関係者ら約50人が参加。今期の目標に掲げた和泊町出荷量4800トン(前期実績3566トン)、知名町出荷量3250トン(同2693トン)の達成を誓った。

風力発電機など導入し実証実験 知名町(2022.2.06)

2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指している知名町はこのほど、環境に配慮した観光振興へ向けた実証実験を開始した。小型風力発電機と電気自動車などを導入し、低炭素化を推進しながら交通手段の新しいシステムづくりに取り組んでいる。

ソテツ使った料理に挑戦 「ヤラブケー」をどうぞ! 和泊町国頭小(2022.2.05)

和泊町立国頭小学校(中村健三郎校長)で4日、3年生12人がソテツを使った料理に挑戦した。同町国頭字の佐々木鐵雄さん(74)と田畑孝子さん(74)の2人が講師を務め、ヤラブケー(ソテツのおかゆ)とタチガン(ソテツ菓子)の2品を調理した。

農水大臣賞に田尻さん(知名町) 県フラワーコン(2022.2.04)

県花き振興会主催の2021年度県フラワーコンテストが3日、鹿児島市のかごしま県民交流センターであり、最高賞の農林水産大臣賞に田尻博樹さん(知名町)のグラジオラスが輝いた。奄美関係ではこのほか、九州農政局長賞に牧野宏秋さん(同)のテッポウユリ、日本花き卸売市場協会会長賞に西村美穂子さん(同)のソリダゴが選ばれた。

与論町のボランティアグループ「海謝美」 海岸愛護で知事表彰 毎朝清掃(2022.2.03)

2021年度海岸愛護知事表彰伝達式が2日、与論町の大島支庁与論庁舎であり、同町の海岸清掃ボランティアグループ「海謝美(うんじゃみ)」に賞状が贈られた。

防災グッズ売れ行き好調 津波警報、購買行動に反映 奄美大島の量販店(2022.2.01)

奄美群島では1月16日未明に津波警報が発令され、多くの島民が高台などへ避難を余儀なくされたことで、防災関連商品への関心が高まっている。缶詰などの保存食や、携帯トイレなどに加え、車中避難をより快適にするためのカー用品の売れ行きが好調だ。津波警報を機とした防災意識の高まりが、島民の購買行動にも表れている。

2022年1月4日火曜日

新着情報 2022年1月

> 1月

空気砲や熱気球に笑顔 子どもら対象に科学の祭典 理科の面白さ体験 知名町(2022.1.31)

青少年のための科学の祭典(知名町青少年育成連絡協議会主催)が30日、同町のあしびの郷・ちなであった。水蒸気や熱の力を使った実験ブースなどが設けられ、子どもたちは体験活動を通して理科の魅力に触れた。

苦労と達成感味わう 児童が黒糖作り体験 和泊町の大城小(2022.1.31)

和泊町の大城小学校(田邊ツル子校長、児童43人)で28日、恒例の黒糖づくり体験があった。児童や保護者、地域住民らが参加し、昔ながらのサタ(砂糖)グルマを使ったサトウキビ搾りなど、黒糖ができるまでの作業工程を体験し、その苦労と達成感を味わった。

大島、2度目のセンバツ 大島高校(2022.1.29)

第94回選抜高校野球大会(3月18~30日までの13日間、兵庫・阪神甲子園球場)の出場校を決める選考委員会が28日、大阪市の毎日新聞大阪本社で開かれ、県立大島高校(奄美市名瀬)の出場が決まった。2014年の第86回選抜大会「21世紀枠」で初出場した以来、8年ぶり2回目の出場。県内離島の高校が甲子園に一般枠で出場するのは春夏通じて初めて。選考理由にチーム一丸の勝負強さで九州大会準優勝したことが高く評価された。組み合わせ抽選会は3月4日に行われる。

和泊町、アリーナ建設事業で説明会 財政状況に「いまは難しい」の声(2022.1.28)

和泊町総合交流アリーナ建設事業町民説明会が26日から始まった。初日は同町の大城小学校体育館であり、住民23人が参加。質疑では、町の財政状況を示す将来負担比率などの指標が県内ワーストの結果に、参加者から「いまの状況では難しい」「ほかにやるべきことがある」などの意見が出た。


大島地区1月子牛セリ 上げ相場、平均66万2千円(2022.1.26)

JA県経済連肉用牛課奄美市駐在は25日、1月の大島地区子牛セリ市結果をまとめ公表した。市況は「全体的に購買者の買い気は強く」上げ相場となり、総平均66万2334円(昨年11月の前回比1万6116円高)と上昇した。発育の関係で子牛の価格差がみられたことから、日常の管理徹底を呼びかけている。

オリジナル切手セット発売 自然遺産の奄美大島、徳之島題材(2022.1.25)

日本郵便九州支社(豊田康光支社長)は、昨年7月に世界自然遺産に登録された奄美大島と徳之島を題材にしたオリジナルフレーム切手セットを2月1日から販売する。63円切手5枚と台紙1枚、ポストカード2枚のセットで、両島の生き物や植物、風景が鮮やかな色彩で描かれている。限定4800セット。

国頭小の6年生が島内1周歩こう会 沖永良部島(2022.1.23)

和泊町の国頭小学校(中村健三郎校長)は22日、「沖永良部島内1周歩こう会」を行った。今春卒業を迎える6年生11人とその保護者や兄弟、教職員ら46人が参加。同校を発着点に、県道沿い約42㌔の道のりを参加者同士、励まし合いながら歩ききった。

新型の救助工作車導入 3月初旬運用開始 沖永良部与論地区広域消防本部(2022.1.21)

沖永良部与論地区広域事務組合消防本部はこのほど、新型の救助工作車1台を導入した。19日、知名町の消防本部で車祓(ばらい)式を行い、島内の無事故・無災害を祈願した。3月初旬から運用を開始する。

きょう「大寒」 奄美で緋寒桜 鮮やかに(2022.1.20)

20日は二十四節気の「大寒」。1年で最も寒さが厳しい時期とされる。奄美大島では寒期に咲くヒカンザクラ(緋寒桜)が見頃を迎え、鮮やかなピンク色の花が沿道を彩っている。花見は3月ごろまで楽しめそう。

災害時の支援体制構築を 津波警報、要介護者ら避難できず 奄美市へ要望(2022.1.19)

奄美大島の介護事業所や介護支援専門員らで構成する2団体は18日、障がい者や要介護高齢者ら「避難行動要支援者」の適切な避難に関する要望書を奄美市へ提出した。16日未明、奄美群島に津波警報が発令された際、多くの市民が高台へ避難した中、自力で避難できず自宅で不安な夜を過ごした障がい者や要介護高齢者がいたことなどを市側に伝え、官民協力による災害時の支援体制の構築を求めた。

未明の避難、見えた課題 津波警報発令 トイレ、交通渋滞、防寒対策…(2022.1.18)

南太平洋のトンガ諸島付近で発生した大規模な火山噴火に伴う潮位変動で、16日未明に奄美群島などに発令された津波警報。避難中にけがをした人がいたものの、津波による被害は17日現在確認されていない。一方、未明の突然の警報に各地で混乱も生じた。交通渋滞、避難場所でのトイレ、防寒対策…。避難した住民や自治体の防災担当者の話から、さまざまな課題が浮かび上がってきた。

親族集まり「墓正月」 沖永良部島(2022.1.18)

先祖と共に新年を祝う沖永良部島の伝統行事「墓正月」が16日、島内各地であった。知名町田皆(白川孝志区長、322世帯613人)では、老若男女が墓前で一重一瓶を囲む昔ながらの光景が見られた。

受験率69%、初日下回る 大高会場、トラブルなし 共通テスト本試験終了(2022.1.17)

大学入学共通テストは16日、理科と数学の試験があり、2日間の全日程を終えた。奄美群島唯一の会場となった奄美市名瀬の県立大島高校では、初日より45人少ない229人が受験。前回約95・5%の2日目受験率(1教科以上)は、約69・0%と大幅に低下した。大きなトラブルはない。新型コロナウイルス感染症や16日未明の津波警報発令の影響で受験できなかった場合は、追試験の対象となる可能性がある。

奄美群島に津波警報 小湊で最大1.2㍍ 奄美大島で男女2人軽傷 深夜の避難に混乱(2022.1.17)

南太平洋のトンガ諸島付近で発生した大規模な火山噴火に伴う潮位の変動で、気象庁は16日未明、奄美群島とトカラ列島に津波警報を発令した。警報発令前の15日午後11時55分、奄美市名瀬小湊で1・2㍍の潮位の上昇を観測。奄美9市町村の約4万7000世帯・約8万5000人に警戒レベル4に相当する避難指示が出された。奄美市と瀬戸内町の男女2人が避難中に軽いけがをした。16日午後5時現在、建物や漁船などへの被害は報告されていない。奄美関係の海、空のダイヤが乱れたほか、深夜に高台へ避難する車で渋滞するなど各地で混乱が生じた。


阪神の近本選手が野球教室 打撃や守備手ほどき 地元の児童生徒80人に(2022.1.16)

プロ野球・阪神タイガースの近本光司選手(27)が15日、和泊町の城ケ丘中学校グラウンドで野球教室を開いた。地元の小中学生約80人が参加し、あこがれの選手から打撃や守備の手ほどきを受けた。


安定した雇用確保へ 特定地域づくり事業協組シンポ 知名町(2022.1.14)

地域で安定した雇用の確保を目指す特定地域づくり事業協同組合のシンポジウムが13日、知名町フローラル館であった。インターネットを使ったリモート参加も含め、事業者や行政、商工団体職員ら約150人が参加。同組合に県内で初めて認定された沖永良部島の「えらぶ島づくり事業協同組合」(えらぶ事業組合)の金城真幸事務局長の講演やパネルディスカッションを通して、地域産業の担い手育成へ向け、組合を設立することのメリットや課題を考えた。

「ちなボー」が町の魅力発信 マスコット出演の動画公開  知名町(2022.1.13)

知名町は11日から、町のマスコットキャラクター「ちなボー」が出演するプロモーション動画を公開している。ちなボーが町内の田皆岬や観光鍾乳洞・昇竜洞などで歌やダンスを披露し、自然豊かな景勝地の魅力を発信している。

感染拡大の中で共通テスト 15、16日に大島高校で 防止対策、万全に整える(2022.1.12)

新型コロナウイルスの猛威的な感染拡大の中、2022年度大学入学共通テストが15、16日の2日間、全国677会場(前年度681)で行われる。県内は14会場で実施し、大島地区唯一の会場となる大島高校(奄美市名瀬)は、島内7校の生徒が利用。本番を3日後にひかえた同校は、コロナ感染防止対策を万全に整えている。与論高校は移動時間の短い沖縄県の名桜大学での受験になる。

知名町でエコアートイベント 公園の壁を彩る 軽石を絵の具に(2022.1.11)

廃棄されるものを活用するエコアートイベントが9日、知名町フローラルパークであった。地元の子ども達50人ほどが参加し、公園の壁をカラフルに彩った。 イベントは、漂着した軽石をアートに活用しようと、島内の植物などを使ってクレヨンや粘土を制作している「しまやどり」が主催した。廃棄物を画材に活用するプロジェクトに取り組んでいる長崎県出身のエコアートアーティスト、綾海(あやみ)さんをゲストに招いた。

台湾対象に観光PR 商談会にリモート参加 和泊町など(2022.1.10)

和泊町とおきのえらぶ島観光協会は6、7の両日、鹿児島銀行が台湾の2会場を主会場に開いた観光商談会にインターネットを通じてリモート参加した。映像や画像を使って、沖永良部島観光の魅力を発信した。

CO2排出量実質ゼロへ 前町長が「ゼロカーボンシティ宣言」 和泊町(2022.1.09)

和泊町の前登志朗町長は7日、2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量実質ゼロを目指す「和泊町ゼロカーボンシティ宣言」を町長室で行った。沖永良部島では知名町の今井力夫町長が、同様に「知名町気候非常事態宣言」を行っており、和泊町の前町長は「知名町と連携し、島単位で国内の脱炭素先行地域を目指したい」と語った。

阪神、近本選手が沖永良部島で自主トレ(2022.1.09)

プロ野球、阪神タイガースの近本光司選手(27)が8日、自主トレーニングのため空路で沖永良部島入りした。和泊町の沖永良部空港では、島内の野球関係者らが横断幕を掲げて歓迎した。23日まで滞在し、春季キャンプ前の体力づくりなどを行う。

「ナンカンジョセ」振る舞う 「よく食べ、健康で元気に」(2022.1.08)

7日は「ナンカンセック」(七日節句)、数えで7歳を迎える子どもたちの健やかな成長を願って、親族などの家々で「ナンカンジョセ」(七草がゆ)が振る舞われた。奄美市住用町の和田霜析さん(47)と良子さん(45)の長男聖河くんも数え7歳を迎え、良子さんの実家を訪ね、祖母の丸田翠さん(76)からナンカンジョセを受け取った。

葉タバコの豊作祈願 生産者らが種まき式 知名町(2022.1.06)

知名町葉たばこ振興会(赤池武彦会長)は5日、同町正名の育苗用ハウスで2022年期産の葉タバコの播種(種まき)式を行った。生産者ら13人が参加して種まき作業に汗を流し、豊作を祈願した。

2年ぶり成人式開催 コロナ対策徹底 奄美群島(2022.1.04)

新春を迎えた2・3日の両日、奄美群島内の9市町(11地区)で2022年の成人式が開かれた。新型コロナウイルス感染拡大で21年は式典の中止が相次いだため、すべての自治体では2年ぶりの開催。大島紬や振り袖に身を包んだ新成人らは、旧友や恩師との再会を喜び、笑顔で記念写真に収まっていた