2023年8月1日火曜日

新着情報 2023年08月

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沖永良部島で環境体験学習塾 ソーラーランプ作り通して地球温暖化学ぶ(2023.08.31)

「学ぶ環境体験学習塾」が8月21日、知名町中央公民館(知名町知名)で行われた。鹿児島県環境林務課地球温暖化対策室が主催する事業で、小学1年と中学1年までの子ども16人とその保護者ら8人の計24人が参加。地球温暖化やカーボンニュートラルについて学んだ後、太陽光で光るソーラーランプ作りに取り組んだ。

脱炭素化で実証研究へ EV車両使い課題探る 産学官4者が連携協定 沖永良部島(2023.08.30)

二酸化炭素など温室効果ガス排出量の実質ゼロ(脱炭素社会)実現を目指す知名、和泊両町は29日、関連分野の知見や技術を持つ産学2者と「沖永良部島の持続可能なモビリティ社会の構築に向けた連携・協力に関する協定」を結んだ。主にEV(電動)バイク活用を通じて課題を把握・分析し、EV化の必要性や可能性を明らかにする実証研究を計画。持続可能な地域交通体系を検討する。

かごしま国体選手団結団式 「県代表の誇りを胸に」地元国体での活躍誓う(2023.08.30)

特別国民体育大会(燃ゆる感動かごしま国体)の鹿児島県選手団の結団式が29日、鹿児島市の川商ホールであり、全競技の選手団、役員らが一堂に会して目前に迫った地元国体に向けての士気を高めた。

各地で旧盆入り 花やちょうちん携え先祖迎える(2023.08.29)

旧暦7月13日にあたる28日は旧盆の迎えの日。奄美市各地の墓地でも、朝から花やちょうちんを手にした墓参者が訪れ、先祖や故人の霊を迎えた。

脱炭素計画変更を報告 MG構築、知名中と和泊小、新庁舎周辺へ ゼロカーボンアイランドおきのえらぶ推進協(2023.08.27)

ゼロカーボンアイランドおきのえらぶ推進協議会(会長・今井力夫知名町長)の第3回会合は24日、知名町フローラル館であった。事務局が脱炭素先行地域計画提案書の変更を報告。エネルギーを地産地消する仕組み「マイクログリッド(MG)」の構築地区を2カ所変更するほか、太陽光発電導入量を当初計画の約65%となる5200キロワットにした。太陽光発電装置を設置する公共施設数は59から26に減らした。

観光マスタープラン策定委員会 一体的な観光振興目指す 今年度末策定に向け議論スタート(2023.08.26)

奄美群島観光マスタープラン策定委員会の第1回会合が25日、奄美市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)であり、同プランのたたき台を基に意見交換などが行われた。マスタープランは、奄美群島の自然環境の保全と活用や文化の継承を図りながら、持続可能な観光振興を目指すことなどを目標としており、世界自然遺産登録などの効果を群島全体に波及させるための観光に特化した基本計画。計画期間は2024~33年度の10年間で、奄美群島広域事務組合が策定主体となり、来年1月頃までに2~3回の会合を開き、今年度末までにプランをまとめる。


沖縄と奄美 交流拡大連携協定 離島割引、沖縄便へ拡大 農林水産物輸送円滑化も(2023.08.25)

離島割引、沖縄便も適用へ――。「沖縄と奄美群島との交流の拡大に係る連携協定」締結式が24日、県奄美パークイベント広場であった。藤本徳昭・鹿児島県副知事、竹田真・沖縄県企画部企画調整統括監、安田壮平・奄美群島広域事務組合管理者(奄美市長)の3者が協定書の内容を確認し締結した。奄美大島5市町村の代表ら関係者も出席した。

地場産水産物の魅力を知って 島ぃゆグルメフェス開催中 奄美5島の37店舗参加(2023.08.23)

奄美近海で取れた地魚など水産物を使ったご当地料理を味わえる「島ぃゆグルメフェスタ」(県大島支庁主催)が奄美5島で開催中だ。各参加店舗が趣向を凝らしたメニューを提供し、島内外の客に地場産水産物の魅力を伝えている。9月末まで。

全国から続々来島 離島甲子園、きょう開幕 奄美大島(2023.08.21)

奄美大島で21日に開幕する第14回全国離島交流中学生野球大会(離島甲子園)の出場チームが20日、空路で続々と奄美入りした。奄美市笠利町の奄美空港では、大会事務局が横断幕とのぼり旗を掲げて歓迎。選手たちは長旅の疲れも見せず、期待に満ちた表情でそれぞれの宿泊先に向かった。

「THE FIRST SLAM DUNK」上映会 迫力の映像に感動 知名町(2023.08.20)

人気バスケットボール漫画「スラムダンク」のアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」の上映会が19日、知名町あしびの郷ちなであった。午前1回、午後2回の上映に家族連れら合計517人が来場し、迫力の映像と音を楽しんだ。

ガソリンが過去最高水準 「どこまで上がるのか不安」 奄美大島でも上昇続く 1㍑191円(2023.08.19)

ガソリン小売価格の高騰が奄美大島でも直撃している。経済産業省の発表によると全国平均のレギュラーガソリン1㍑当たりの店頭価格(14日時点)は前週比1円60銭増の181・9円で、奄美大島でも過去最高水準で推移している。円安や減産などを背景に、値上げは止まる気配がない。島民からは「どこまで上がるのか先が見えない」と不安の声も漏れている。

墓前に集い、飲食楽しむ 月遅れ盆の送り 知名町瀬利覚(2023.08.16)

月遅れ盆の沖永良部島は15日が送り日。知名町瀬利覚の墓地では午後5時ごろから人が集まり出し、各家の墓前で、持ち寄った酒や食べ物を囲み、先祖の霊を慰める昔ながらの風習が見られた。

沖永良部高校エイサー部が帰島 台風で奄美大島に足止めされ各地で演舞(2023.08.16)

沖永良部高校(知名町余多)のエイサー部が8月9日、奄美大島から沖永良部島へ帰島した。同部は奄美文化センター(奄美市名瀬長浜町)で行われた第47回全国高等学校総合文化祭鹿児島大会の郷土芸能部門に出場するため、7月27日から会場入り。2日に帰る予定だったが、台風6号の影響で各交通機関が欠航となったため、予定より1週間足止めされ13日間の滞在となった。

平和のための戦争写真・絵画展 戦況伝える新聞、赤紙も(2023.08.15)

戦後78年第5回「平和のための戦争写真・絵画展」(同実行委員会)が13日、奄美市名瀬のAiAiひろばで始まった。第二次世界大戦末期に起きた沖縄戦、広島・長崎の原爆投下に関する写真や絵画、日米開戦を伝える新聞、臨時召集令状(赤紙)など約70点をパネルで展示中。入場無料。17日まで。

令和5年度和泊町職員採用試験について(2023.08.14)

〇受験申込期間:令和5年8月16日(水曜日)まで
〇申込方法:令和5年度和泊町職員採用試験要領を確認のうえ,受験申込書等を下記へ提出してください。
詳しくは和泊町HPをご覧ください

沖永良部島・住吉で「地域塾」 地域の価値を再認識するマップ作りも(2023.08.12)

沖永良部島の住吉地区振興センター(知名町住吉)で8月8日、住民ら40人が集まり「すみよし地域塾」が行われた。塾は、地域にある素晴らしい自然や伝統、文化を、次世代を担う子どもたちに伝えることで地域に誇りを持ち、将来帰ってきたいと思える地域づくりにつなげたいという思いで取り組む。

スプレーギク 80万本お盆間に合わず 台風6号出荷最盛期を直撃 11日から出荷再開も「値段不安」(2023.08.11)

台風6号は、お盆に向けて花きの出荷最盛期だった沖永良部島を直撃した。和泊町の沖永良部花き専門農協には10日、お盆用に出荷を予定していたスプレーギクなど約80万本が保冷庫に残ったままになっている。11日から出荷再開のめどがついたが、花き専門農協の職員は「市場に届いてもお盆の時期は過ぎている。値段が付くかどうかわからない」と不安を漏らした。

19日、あしびの郷ちなで上映会 「THE FIRST SLAM DUNK」 知名町商工会青年部がPR(2023.08.10)

知名町商工会青年部のメンバーが9日、同町の今井力夫町長を表敬訪問し、今月19日にあしびの郷・ちなで開催される映画「THE FIRST SLAM DUNK」上映会をPRした。

空の便、徐々に運航再開 海は10日以降の見通し 奄美群島(2023.08.09)

台風6号の影響で欠航が続いていた奄美群島内外を結ぶ空の便は8日、与論─那覇(沖縄)路線の往復2便が運航を再開した。9日は群島と鹿児島を結ぶ全便の欠航が決まっている一方、台風が遠ざかる群島間や各島と東京、大阪、那覇を結ぶ便は運航する見通し。海の便は早くて10日鹿児島発下りから再開し、11日以降に群島各島へ寄港する見通しだが、台風の進路や進行速度など次第ではさらに遅れる可能性もある。

沖永良部和泊町で「港まつり」 4年ぶり開催(2023.08.08)

沖永良部島和泊町で7月29日・30日の2日間、「奄美群島日本復帰70周年記念 第63回港まつり」が開催された。開催は4年ぶり。 

11市町村で避難指示発令 奄美群島 410世帯、557人が避難(2023.08.06)

台風6号の接近に伴い、奄美群島12市町村では5日午後5時現在、410世帯、557人が、各自治体が開設した避難所に避難した。群島の広い範囲が暴風域に入り、次第に雨風が強まる中、避難した住民らは、「大きな被害がなく過ぎ去ってほしい」と祈るような思いで、不安な夜を過ごした。


影響長期化、備蓄野菜底つく フェリー欠航5日連続 マンゴー等出荷出来ず値崩れ(2023.08.05)

大型で強い台風6号の影響で、鹿児島と奄美群島を結ぶフェリーは、7月29日に鹿児島市を出港した便を最後に欠航が続いている。奄美群島のスーパーなどでは生鮮食品を中心に品切れの状態となっており、奄美市の名瀬中央青果㈱では4日、5日連続で島外からの移入野菜の入荷がなく、台風接近を見越して多めに仕入れていた品物もほとんど底をついた。また、マンゴーやパッションフルーツなどは島外出荷ができず、取引価格も台風接近前の半値以下となるなど大きな打撃を受けている。

奄美市 総文祭37校にマンゴー贈呈 台風足止めもいい「思い出」に 沖永良部高、返礼でエイサー披露(2023.08.04)

奄美市は2、3の両日、第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文)に出場するも、台風6号の影響で同市内の宿泊施設で延泊となった37校へ、特産果樹のマンゴーを贈呈した。担当者は「台風の影響で余儀なく足止めとなった生徒のみなさんに、マンゴーの夏の味わいを通して、いい思い出づくりにしてい

激しい風雨に不安の声 食べ物持ち寄り 避難所で一夜明かす(2023.08.03)

台風6号の接近により、沖永良部2町では2日午前10時時点で、両町合わせて30人ほどが避難所に身を寄せた。長引く強風と激しい雨に住民らは、「怖くて一人で家にいられない」「台風はいつ過ぎるのか」「停電が早く復旧してほしい」など不安の声が漏れた。

沖永良部高エイサー観客を魅了 かごしま総文 郷土芸能部門が閉幕(2023.08.02)

第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文)の郷土芸能部門の最終日が1日、奄美市名瀬の奄美川商ホールであった。この日は26校が舞台上で熱演し、会場を訪れた多くの来場者を魅了した。伝承の部鹿児島県代表の沖永良部高校が2番目に登場。「えらぶんちゅ(沖永良部の人)」の一生と島に伝わる伝統をエイサーで表現、観客を魅了し大きな歓声と拍手が送られた。

沖永良部島で方言を使った親子向け料理教室 「むじ」「しーぶい」学ぶ(2023.08.01)

沖永良部島の野菜を使った料理教室「島の野菜de親子クッキング」が7月26日、和泊町保健センター(和泊町和泊)で開かれた。

和泊町子ども議会 遠征費助成や通学路安全など要望 中学生議員が一般質問(2023.08.01)

夏休み恒例の「和泊町子ども議会」が31日、同町議会議事堂であった。町内2中学校の生徒10人が議員を務め、環境問題や教育、道路整備など中学生が思う町の課題について町職員へ質問した。

2023年7月1日土曜日

新着情報 2023年07月

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和泊町港まつり 前夜祭パレードや舟こぎ競争で盛り上がる(2023.07.31)

第63回和泊町港まつりが29、30日の2日間、同町であった。4年ぶりの通常開催となり、初日は相撲大会や前夜祭パレードを実施。2日目は舟こぎ競争や花火大会で盛り上がった。

かごしま総文開幕 生徒440人がパフォーマンス 鹿児島市で総合開会式(2023.07.30)

全国の高校生による芸術文化活動の祭典「第47回全国高校総合文化祭(2023かごしま総文)」が29日、開幕した。鹿児島県での開催は初めて。総合開会式は鹿児島市の西原商会アリーナであり、奄美の生徒も加わった総勢440人の出演者がオリジナル劇などで「鹿児島らしさ、高校生らしさ」を表現。

地元の良さ再発見を 環境文化学ぶ地域塾開講 知名町住吉(2023.07.29)

地元の環境文化を見詰め直し、地域づくりにつなげる知名町住吉集落の「住吉地域塾」(住吉子ども育成会主催)の開講式が26日、同集落の住吉地区振興センターであった。小学生から一般まで37人が受講。式後に文化講演会があり、同集落の地名伝承や沖永良部島全体で約150年前に途絶えた「シニグ祭り」について学んだ。

金賞は田中甫さん(和泊町) マンゴー品評会に23点出品 沖永良部果樹生産組合(2023.07.29)

沖永良部果樹生産組合(西田和希組合長)主催のマンゴー品評会は28日、和泊町役場結いホールであった。和泊、知名両町からアーウィン種23点の出品があり、審査の結果、田中甫さん(32)=和泊町=のマンゴーが金賞に輝いた。

「集落シマムニ」で朝のラジオ体操 知名町田皆子ども会育成会 住民有志がCD作成(2023.07.28)

知名町の田皆子ども会育成会(田中貴規会長)は今年から、夏休み期間中の毎週水曜日を「シマムニ(沖永良部島方言)の日」と定め、同集落のシマムニバージョンによる朝のラジオ体操を始めた。初日の26日は会場の田皆コミュニティーセンターに子どもから高齢者まで住民約80人が参加。シマムニの号令に合わせ、体操しながらシマムニを学んだ。

30日「土用の丑の日」 ウナギ商戦 昨年並みに抑制も 仕入れ値上昇、専門店は価格改定(2023.07.28)

厳しい暑さが続く中、夏場のスタミナ源として根強い人気を誇るのがウナギだ。30日には「土用の丑=うし=の日」を迎えるが、稚魚の不漁や物流コストの上昇などで県産をはじめとした国産は高値が続いている。奄美の専門店の中には仕入れ値の上昇により小幅ながら価格改定に踏み切ったところがある一方、小売りスーパーの中には昨年並みに抑制する動きも。それでも安価な中国産に流れる傾向が強まるとの見方も出ている。

手遊び歌、絵本で楽しく 「島むにしあしば~」開幕 沖永良部島で方言イベント(2023.07.27)

島ムニ(沖永良部島方言)継承に取り組む和泊町の町民有志主催の方言イベント「島むにしあしば~」が23日、島内で始まった。初日は和泊町の和泊幼稚園で「よーしゃぬおーまむしとぅあしばー!(はらぺこあおむしと遊ぼう!)」があり、島内の親子9組、小学校教諭、研究者など約40人が参加。シマムニを使った手遊びや絵本読み聞かせで、シマムニを聞く、話す、歌う楽しさを味わった。

ジッキョヌホーまつりにぎわう 伝統の「獅子舞」披露も 知名町瀬利覚で4年ぶり(2023.07.25)

知名町瀬利覚の湧水「ジッキョヌホー」で22日夜、第30回ジッキョヌホーまつり(瀬利覚青壮年団主催)が開かれた。各種団体の演芸発表や音楽ライブのほか、瀬利覚伝統の「獅子舞」が披露され、多くの来場者でにぎわった。

県最南端から国体応援 笑顔で炬火リレー 与論町、児童生徒52人参加(2023.07.25)

10月に開催される「かごしま国体」と全国障害者スポーツ大会「かごしま大会」の炬火リレーが24日、与論町で行われた。地元の児童生徒ら52人が参加。沿道の声援を受けながら、全9区間約5・5㌔のコースを走り抜いた。

夏祭りシーズンスタート 先陣切り、龍郷ふるさと祭 4年ぶりの通常開催に活況 奄美群島(2023.07.24)

奄美群島の各市町村で行われる夏祭りシーズンが始まった。23日はトップを切り、龍郷町の「奄美群島日本復帰70周年記念第31回龍郷ふるさと祭」(協賛会主催)が開催され、奄美の夏を象徴する舟こぎ競争や打ち上げ花火に加えて、新型コロナウイルスの影響で中止が続いていたステージイベントも4年ぶりに復活。会場はコロナ禍以前のプログラム開催を待ち望んだ人々でにぎわった。 群島内では7月に和泊町、8月に奄美市3地区と大和村、瀬戸内町、喜界町、天城町、知名町、与論町、10月に宇検村と徳之島町、11月に伊仙町で祭りが催される予定。

島ぃゆグルメフェスタ始まる 群島内37店が参加 9月末まで 「地魚メニュー楽しんで」(2023.07.22)

奄美群島近海で取れた地魚などを使った料理が楽しめる「島ぃゆグルメフェスタ」が21日、群島各地の飲食店などで始まった。多彩な魚介類の水揚げを誇る奄美群島の水産物を知ってもらおうと企画し、今年で2回目。9月30日まで、群島内37店でオリジナルメニューなどを提供していく。

「昨年よりいい出来」 マンゴー収穫、出荷始まる 沖永良部島(2023.07.21)

沖永良部島産マンゴーの収穫、出荷が始まっている。各生産者の栽培状況にもよるが、今年は昨年より果実肥大が早く、収穫も早まっているという。収穫、出荷作業は8月中旬ごろまで続く見込み。

先史時代の島を知る 文化財ツアー初開催 知名町(2023.07.20)

知名町地域女性団体連絡協議会(長山美香会長)主催の文化財体験ツアーが17日、町内であった。町内の未就学児~一般38人が参加。学芸員の案内で地元の文化財を巡ったほか、石蒸し、火起こしなど先史時代の暮らしを体験した。

沖永良部島・和泊町大城小で稲刈り体験 郷土学習の一環で(2023.07.19)

和泊町立大城小学校で7月12日、30年以上続く郷土学習「米作り」の一環で稲刈りが同校にある田んぼで行われた。

カヌーで鹿児島縦断へ 密航陳情団の軌跡たどる 復帰70年「結の心」で島々つなぐ(2023.07.17)

奄美群島の日本復帰運動に懸けた先人の思いと助け合いの精神を次世代へ伝えようと、白畑瞬さん(38)=奄美市名瀬=が2013年に立ち上げた「結人(ゆいんちゅ)プロジェクト」の新たな挑戦が始まる。十島村宝島から鹿児島市まで、約300キロの海路を人力のアウトリガーカヌーで縦断。島の人々の願いを背負い命懸けで上京、日本復帰を直訴した「密航陳情団」の軌跡をたどり、その意志を各地へ届ける試みだ。

開幕まで2週間 かごしま総文、29日から 奄美市で郷土芸能部門(2023.07.16)

第47回全国高校総合文化祭(2023かごしま総文)が29日に開幕する。8月4日までの期間中、県内8市町村で19の規定部門と三つの協賛部門による発表がある。奄美では郷土芸能部門が7月30日から8月1日の3日間、奄美市名瀬の奄美川商ホール(奄美文化センター)で開かれ、全国の高校生たちが日ごろの活動の成果を発揮する。

沖永良部島の「ノアコーヒー」、独自焙煎製法で特許取得(2023.07.14)

沖永良部島のカフェ「ノアコーヒーおきのえらぶ店」(和泊町和泊)を運営する「Noah Coffee」代表の山下さつきさんが「コーヒー果実を丸ごと焙煎(ばいせん)する方法」の特許を取得した。コーヒーチェリーの皮に多く含む機能性成分トリゴネリンを抽出できるという。

知名町議会「議員と語る会」 ゼロカーボン事業で意見交換 町民のためになるか(2023.07.13)

知名町議会は11日夜、同町久志検公民館で「議員と語る会」を開いた。総務文教常任委員会の6議員に対し、住民約20人が参加。脱炭素化事業の状況や河川の水質調査、公共バスの活性化など町民の意見・要望に耳を傾けた。

国頭沖で400㌔サメ漁獲 えらぶ漁業集落「漁業被害の軽減に」(2023.07.12)

和泊町の漁業、山下正一さん(43)は11日朝、同町国頭沖で体長約4メートル、重さ400キロのイタチザメを漁獲した。和泊町の漁業関係者でつくるえらぶ漁業集落(塩貝和雄代表)では近年、捕った魚をサメに奪われる漁業被害に頭を悩ませており、漁獲したサメの買い取り事業を行っている。同事務局は「事業実施で漁業被害の軽減につながれば」としている。

港まつり花火大会 実行委へ協賛金贈呈 町を盛り上げよう! 和泊町シルバー人材センター(2023.07.11)

和泊町シルバー人材センター(平山和仁理事長、会員312人)は10日、同町商工会港まつり花火大会実行委員会(山田鉄也委員長)へ協賛金13万4500円を贈呈した。平山理事長は「町のことを思う会員一人ひとりの気持ちが込められている。花火で町を盛り上げてほしい」と語った。

和泊町で「奄美農業を語る会」 高収益生産など3事例紹介 ハカマ回収や輸送コスト質問も(2023.07.11)

奄美農業を語る会(県農業経営者クラブ沖永良部・与論支部主催)が10日、和泊町のえらぶ長浜館であった。群島内の農業関連団体のメンバーら約60人が参加。トルコギキョウの高収益生産(和泊町)や多種多様な野菜作り(奄美市)、サトウキビと肉用牛の耕畜連携(徳之島)の3事例をもとに意見交換を行った。

奄美4団体を顕彰 生き生きシニア活動 日本生命財団(2023.07.09)

日本生命財団の2023年度生き生きシニア活動顕彰団体がこのほど決まり、奄美関係では中戸口老人クラブ(龍郷町)、伊仙町老人クラブ連合会、徳時老人クラブ世並蔵会(知名町)、正名老人クラブ親和会(同)が顕彰された。

東京奄美会 文化講演会で塩田知事 「奄美の未来」を熱弁(2023.07.09)

東京奄美会(井上脩士会長、泰良宗男幹事長)は6月24日、品川区の三州倶楽部で鹿児島県知事の塩田康一氏を講師に2023年文化講演会を開催した。会場には約110人が詰め掛け、塩田氏の奄美への思いなどに耳を傾けていた。

「いつまでもお元気で」 高齢者施設2カ所に七夕飾りプレゼント 国頭小児童(2023.07.07)

和泊町の国頭小学校(伊口裕喜校長、児童75人)は6日、町内の高齢者施設「介護付有料老人ホームしおほしの里」「グループホームひだまり」に七夕の飾り付けをした竹をそれぞれプレゼントした。

走る冒険家、岩元みささん講演 「やりたいことを思い切って」 知名町田皆中(2023.07.07)

「走る冒険家」として活動する岩元みささん(30)が4日、知名町立田皆中学校(菅野公平校長)で講演した。全校生徒50人を前に「やりたいことを思い切りやってほしい。それが自分の生きる形になる」と呼び掛けた。

知名町の2団体選ばれる ニッセイ財団 「生き生きシニア活動顕彰」(2023.07.05)

2023年度ニッセイ財団「生き生きシニア活動顕彰」に、知名町の徳時老人クラブ世並蔵会(佐藤サヨ子会長、会員46人)と正名老人クラブ親和会(林富義志会長、93人)の2団体が選ばれた。4日、同町役場町長室で伝達式が行われた。県内では全6団体が選ばれている。

ユリ球根掘り取り 和泊町 住民ら240人参加(2023.07.04)

和泊町の笠石海浜公園で2日、ユリ球根の掘り取り作業が行われた。町の環境美化に取り組む「えらぶゆりサポーター」のメンバー約240人が集まり、テッポウユリとスカシユリの球根約3万球を掘り取った。

奄美地方で線状降水帯発生 十島村・宝島で24時間雨量300mm 厳重な警戒呼びかけ 気象庁(2023.07.02)

気象庁は2日午前1時9分、鹿児島県の奄美地方で線状降水帯が形成されたと発表した。同じ場所で雨が降り続き、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっていると警戒を呼びかけている。