2023年11月30日木曜日

新着情報 2023年12月

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新着情報講読御礼 1年間お付き合い頂きありがとうございました。(2023.12.31)

記事の独断的な選別に懲りずに 1年間お付き合いいただき  ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。


来年もよろしくお付き合いくださいますよう お願い致します。

奄美の対象者1174人 1月2~4日に開催 成人を祝う式典(2023.12.30)

県教育委員会は2024年「成人を祝う式典」の参加対象者数(23年10月1日現在)と式典の日程をまとめた。帰省者などを含む奄美群島の式典参加対象者は1174人(男性641人、女性533人)。群島内では1月2日~4日にかけて式典が予定されている。

地域の稲わらで門松作り 知名町・下平川小(2023.12.29)

知名町の下平川小学校(西啓亨校長)は26日、児童が関わった稲刈り後のわらを活用して門松を立てた。 同校では毎年、5年生児童が校区内の余多集落が行っている米作りに参加している。今年は5月に田植えし、10月に収穫。同集落の和泉清孝区長によると、稲わらはこれまで、農家が畑で利用するため持ち帰る分以外は燃やして処分していた。

知名町とJAなど4者協定締結 給食で地場農産物活用へ(2023.12.28)

知名町と同町教育委員会、JAあまみ、同町地産地消推進協議会の4者はこのほど、「知名町の学校給食における地場農産物の活用に関する協定」を結んだ。同町の田中幸太郎教育長は「地場農産物をさらに活用していくことで、島の農業や子どもたちが自分の健康について理解を深めていくきっかけにしてほしい」と語った。

4市町で特別局を運用 日本アマチュア無線連県支部 群島日本復帰70周年で(2023.12.27)

日本アマチュア無線連盟鹿児島県支部は11月19日~12月25日、奄美群島日本復帰70周年を記念した特別局を開局した。「70周年」「復帰」にちなんだ「8J670FUK」のコールサインで運用。うち奄美群島では奄美市、龍郷町、喜界町、和泊町で約3週間、計12局が参加し、奄美群島が米軍統治下に置かれていた歴史や日本復帰70周年の喜びを島内外に発信した。

偉大な経験、未来へつなぐ おがみ山で市民のつどい 「今は平和への旅の途中」 奄美市名瀬(2023.12.26)

「日のもとのはた、日のみはた、今ぞわが手に/朝はあけたり、さえぎるものなく」―。奄美群島の日本復帰70年を迎えた25日、奄美市名瀬のおがみ山公園で「市民のつどい」があった。復帰の歴史伝承に取り組む6団体が主催し、小学生から復帰運動体験者まで約70人が参加。復帰の父・泉芳朗氏の胸像に献花し、強い意志で復帰を成し遂げた島の誇りと継承の決意を胸に、復帰祝賀の歌「朝はあけたり」の歌声を同公園に響かせた。

50年人口 20年比奄美は34・3%減 龍郷町減少率、県内で最小(2023.12.25)

国立社会保障・人口問題研究所が22日発表した「地域別将来推計人口」で、2050年の鹿児島県内の総人口は117万人となった。20年実績(約158万8千人)を100とした人口指数は73・7になり、減少率26・3%との見通しが示された。奄美群島の人口指数は65・7(減少率34・3%)で県全体を上回る減少率だが、市町村別でみると龍郷町の減少率が県内で最も小さい。

ソテツみそ作りの技守る 特産品店「よっちゃん」 知名町(2023.12.24)

知名町の手作り特産品店「青幻(せいげん)の郷よっちゃん」(松元ヨシ子代表)のソテツみそ仕込み作業が20~23日に行われた。かつては多くの家庭で自製していたが、現在は作れる人も減少。同店では松元代表(74)が先人から受け継いだ技と味を守り、作り続けている。

脱炭素推進で包括連携協定 知名町×高島×えらぶゆり電力(2023.12.23)

知名町は22日、沖永良部島の脱炭素推進に向け、建材や産業用資材の商社高島(本社東京都、高島幸一社長)、DGR(デジタルグリッドルーター)技術を活用した設備開発や運営を行うえらぶゆり電力(同町、新海優社長)の2社と包括連携協定を結んだ。

県奄美地域離島航空路線協 4路線に約5.8億円補助申請 奄美―那覇 直行便再開を要望(2023.12.22)

県奄美地域離島航空路線協議会が21日、県庁であった。県と奄美群島内の各首長、国交省、交通事業者の日本航空、日本エアコミューターらが集まって運航費補助対象路線の選定など、奄美群島航空路線の安定的運航確保について話し合った。

沖永良部島で小中学生がアップサイクル プラスチックごみをキーホルダーに(2023.12.20)

親子でプラスチックを学ぶイベント「アップサイクル!サステナラボ」が12月10日、沖永良部島のゆいホール(和泊町和泊)で開催された。主催はおきのえらぶ島観光協会。午前の部に子ども43人とその保護者らが参加した。

武田賞に前田さん(知名中3年) 2年ぶり2回目の受賞 沖永良部音楽コンクール(2023.12.19)

第40回沖永良部音楽コンクール(和泊、知名両町文化協会主催)は17日、和泊町の和泊中学校あかね文化ホールであった。ピアノ3部門21人、アンサンブル部門(器楽)1組、ソロ部門3人の計31人が出場。全部門を通して最高得点者に授与される「武田賞」には前田悠羽さん(15)=知名中3年=が輝いた。

「復帰の歌」作曲者遺族が来島 歌碑建立記念式典出席で 沖永良部島(2023.12.19)

米軍統治下の沖永良部島で歌われた「復帰の歌」を作曲した故柴喜与博さん(和泊町和泊出身)の長女・柏木みどりさん(75)=姶良市=と次女・上野京子さん(70)=静岡県=が17日、家族と共に沖永良部島に来島した。19日に沖永良部高校で行われる同曲の歌碑建立記念式典に出席する。

「復帰運動が政府の交渉後押し」ロバート・エルドリッヂ氏 奄美市で70周年記念講演(2023.12.18)

奄美郷土研究会(森絋道会長)主催の奄美群島日本復帰70周年記念講演会が17日、奄美市名瀬の奄美川商ホール2階研修室であった。元在沖縄米軍海兵隊政務外交部次長で政治学者のロバート・D・エルドリッヂ氏が講師となり、米国側の視点や日本政府の交渉内容を交え奄美群島の日本復帰運動について解説。「両国が交渉を進める中で、島民が展開した運動が奄美の復帰を決定付けた」と語った。

大賞に松本さん(名音小2年)、久留君(鹿浦小6年) 12点入賞、作品展示も やせいのいきもの絵画展(2023.12.17)

奄美群島の小中学生が対象の第24回「やせいのいきもの絵画展」の入賞作品が決まり、16日に大和村にある環境省奄美野生生物保護センターで表彰式があった。最高賞に当たる「いきもの大賞」には、名音小学校2年生の松本真愛(まな)さんと鹿浦小学校6年生の久留煌大君が輝いた。

群島サトウキビ23年産見込み 微減の37万5千㌧ 3島は減少か(2023.12.15)

県大島支庁農政普及課は、2023年産(23~24年期)サトウキビ生産見込み(11月1日現在)をまとめた。奄美群島全体の生産量は37万5647㌧を見込んでおり、前年同期比3079㌧(0・8%)減とわずかながら下回りそう。島別では奄美大島、徳之島、与論島の3島が減少する見通し。

給食活用で地産地消 町×教委×農協×推進協が協定 知名町(2023.12.14)

知名町、同町教育委員会、あまみ農業協同組合知名事業本部、同町地産地消推進協議会は12日、地場農産物の学校給食活用推進に向けて協定を結んだ。町教委が町内の生産者グループに発注していた地場農産物の不足分を農協にも発注できるようにし、学校給食での活用充実を図る。

群島新ビジョン懇話会 5年後の数値目標設定 来年2月策定目指す(2023.12.12)

奄美群島新ビジョン懇話会(座長・原口泉志學館大学教授、委員17人)の第6回会合が11日、奄美市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)であった。奄美群島12市町村の新たな10年(2024~33年度)の指針となる「奄美群島成長戦略ビジョン2033」に記載された基本方針などについて、前期(24~29年度)5年間の数値目標などを示した基本計画・実施計画の策定に向けた意見交換を行った。

東京奄美会が復帰70周年式典 「先人たちの努力、語り継ごう」 芸能祭に歓喜(2023.12.11)

東京奄美会(井上脩士会長、泰良宗男幹事長)は10日、大田区蒲田の大田区民ホール・アプリコ大ホールで、奄美群島日本復帰70周年の式典・芸能祭を開催した。来賓、奄美出身者合わせ約1200人が詰めかけ大盛況となった。参加者は、舞台で繰り広げられた、井之川夏目踊りやシマ唄など、古里の光景に歓喜していた。


鹿大地域シンポ「沖永良部の近現代」 島の現在と未来語り合う 島の若者や移住者らが座談会(2023.12.10)

鹿児島大学法文学部付属「鹿児島の近現代」教育センターによる奄美群島日本復帰70周年記念地域シンポジウム「沖永良部の近現代―沖永良部の現在―」が9日、知名町フローラル館であった。各種座談会が開かれ、地域活性化に取り組む若者や移住者、島内在住の外国人らが登壇し、沖永良部の現在と未来を語り合った。


古里に蔵書398冊寄贈 鹿大名誉教授の皆村武一氏(和泊町出身)(2023.12.09)

鹿児島大学名誉教授で和泊町皆川出身の皆村武一氏(78)は同町の図書館に蔵書398冊を寄贈した。8日、町役場でお披露目会があり、皆村氏は「自分の書籍が和泊町に保管され、生かされることをありがたく思う」と話した。

久永さとみさんアルバム発売記念ライブ 渋谷区の奄美居酒屋で(2023.12.07)

渋谷区にある奄美居酒屋で、奄美大島出身の久永さとみさんがこのほど、新作アルバム発売を記念してライブを開催。駆け付けた約20人の熱心なファンを前に熱唱した。久永さんの歌声が広げる奄美の風景に、参加者は酔いしれていた。

生産・給与報告検討会 ハカマロール「定着すべき」 県大島支庁で意見交換(2023.12.06)

サトウキビの刈り取り作業で出る残渣(ざんさ)のハカマなどを、牛の新たな飼料として活用を目指す「ハカマロール生産・給与実証調査報告検討会」が5日、奄美市名瀬の県大島支庁会議室であった。事務局からは、ハカマロールの「繁殖雌牛への給与実証」と「ほ場での生産後のサトウキビの生育」に関する新たな調査成果が報告され、現状の課題や今後の取り組みについて意見を交わした。

沖永良部島で「知名ファーマーズマーケット」 地産地消の推進図る(2023.12.05)

「CHINA Farmers Market(知名ファーマーズマーケット)」が12月3日、沖永良部島の知名町白浜港駐車場で開催された。 地産地消の推進を目的に、島内の農産物やグルメの販売を行うマルシェは今回が初の試み。地元の生産者と消費者の交流を深めることを目指し、島の新鮮な野菜・果物・魚を販売するイベント。

男子は喜界町初V 女子は龍郷町3連覇 復帰記念大島地区駅伝(2023.12.04)

奄美群島日本復帰記念第64回大島地区駅伝競走大会(奄美群島市町村体育協会主催)は3日、知名町であった。男子は喜界町が初優勝、女子は龍郷町が3連覇を飾った。躍進賞は男子が知名町、女子は瀬戸内町が獲得した。

トップアスリートが指導 陸上の楽しさ児童生徒に伝える 県出身の鶴田選手と鐵丸選手講師(2023.12.04)

おきのえらぶ陸上教室(沖永良部スポーツクラブELOVE主催)が3日、沖永良部高校グラウンドであった。県出身のトップアスリート、鶴田玲美選手(26)=南九州ファミリーマート=と鐵丸美由紀選手(26)=鹿児島銀行=が講師として来島。島内の児童生徒約60人に陸上の楽しさを伝えた。

赤い羽根街頭募金始まる 奄美市共同募金委 初日は3か所で 今年度目標は430万円(2023.12.03)

奄美市共同募金委員会(会長・安田壮平奄美市長、事務局・同市社会福祉協議会)は2日から、「2023年度赤い羽根共同募金」の街頭募金を開始した。初日は、奄美市名瀬入舟町のグリーンストア入舟店前とティダモール中央通り商店街で、午前・午後に分かれて募金を呼び掛けた。街頭募金は31日まで各地で続けられる。

8万8616トン見込む 南栄糖業が製糖開始 沖永良部島(2023.12.02)

沖永良部島の南栄糖業(武𠮷治社長)は1日、23│24年期の製糖を始めた。今期のサトウキビ生産量は11月1日現在、8万8616トンと前期実績比1万751トンの増収を見込む。この日は同社工場で搬入出発式と安全祈願の神事があり、生産者や製糖関係者らが安全操業へ決意を新たにした。

大島地区11月子牛競り 前回下回り下落続く 中旬以降買入本格化や牛舎空きも(2023.12.01)

JA県経済連肉用牛課奄美市駐在は30日、2023年11月の大島地区子牛競り市結果をまとめ公表した。子牛市況の総平均は41万2863円で、前回(9月)比4万756円下落、下落幅は前回(4万3366円)よりやや縮小した。3月市況以降下落傾向が続いているが、11月中旬以降は枝肉の買い入れが本格化するなど好転の兆しも見えつつある。