2021年9月1日水曜日

新着情報 2021年9月

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和泊町シルバー人材センター 入会率10%超、群島内最高(2021.09.30)

和泊町シルバー人材センター(平山和仁理事長)の入会率が伸びている。同センターによると、8月末現在の会員数は282人で、町の60歳以上の人口に占める入会率は10%を超えた。県内で最も高い数値となっている。

世界自然遺産記念切手発売沖縄・奄美で限定5000セット(2021.09.28)

日本郵便沖縄支社(久田雅嗣支社長)は、奄美・沖縄の世界自然遺産登録を記念したオリジナルフレーム切手セットを10月1日から販売する。63円切手4枚とポストカードのセットで、奄美大島、徳之島、沖縄島、西表島の生き物が鮮やかな色彩で描かれている。限定5000セット。

工期25年度まで延長へ 沖永良部地下ダム事業(2021.09.26)

2021年度内の完了を目指していた国営沖永良部農業水利事業(通称・地下ダム事業)は、25年度までの工期延長について関係機関と調整を進めていることが分かった。九州農政局沖永良部農業水利事業所(知名町)は「(工期延長は)より安心して使っていただける地下ダムとするためで、ほとんどの施設は完成し、予定した水利用は可能となる」としている。

和泊町南洲神社で偲ぶ会 「敬天愛人」誕生誇り 西郷隆盛の命日に(2021.09.26)

西郷隆盛の命日にあたる24日、和泊町の南洲神社で「西郷を偲ぶ会」(同町西郷南洲顕彰会主催)があった。昨年に続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小。同会のメンバーら約20人が参列し、神事を行った。

大島地区9月子牛セリ 相場下落、平均63万9千円(2021.09.24)

JA県経済連肉用牛課奄美市駐在は22日、9月の大島地区子牛セリ市結果をまとめ公表した。市況は総平均63万9713円(7月の前回比3万8030円安)となり下落、前回に続き3万8千円台の落ち込みとなった。新型コロナウイルス感染症の影響により牛枝肉相場が軟調に推移しているほか、飼料費をはじめとする物財費が高騰しているため肥育農家が素牛導入に慎重になっているのが要因と分析されている。


県内初、マイクログリッド構築で包括連携協定 京セラと沖永良部2町(2021.09.23)

沖永良部2町と京セラ(株)(谷本秀夫代表取締役社長)は17日、マイクログリッド構築や再生可能エネルギーによるモビリティ活用などに関する包括連携協定を結んだ。脱炭素化へ向けた再生可能エネルギーの地産地消や災害時の電力供給のほか、電力需給技術の構築による雇用創出を図る。知名町によると、同社が自治体と協定を結ぶのは、神奈川県小田原市に続き2番目。県内では初。

島中安寧、コロナ収束願う 与論十五夜踊り(2021.09.22)

旧暦8月15日に当たる21日、与論町の地主神社境内で国の重要無形民俗文化財に指定されている「与論十五夜踊」が奉納された。狂言を模した本土風の「一番組」と琉球風の「二番組」が交互に演目を披露し、五穀豊穣(ほうじょう)や島中安寧、新型コロナウイルスの早期収束を願った。

従事者の所得向上で実施 えらぶ漁業集落(2021.09.21)

沖永良部島のえらぶ漁業集落(関根博和代表)は17日、和泊町内の鮮魚店や飲食店などと協力し、魚料理を宅配する事業のテストマーケティング「魚宅」を始めた。新型コロナウイルスの影響で、同島の魚介類の相場が落ち込む中、商品流通を活性化させ、漁業従事者の所得向上を目指す。実施期間は10月末まで。


健康の秘訣は「趣味」 知名町の上野富實さん(83) 夫婦で楽しむ 花づくりに家庭菜園(2021.09.20)

知名町正名に住む上野富實さん(83)。健康の秘訣は「趣味を持つこと」と笑顔で話す。花づくりに家庭菜園、竹細工、最近はゲートボールにはまっている。

沖永良部花き専門農協「日本秋祭in香港」で展示(2021.09.19)

沖永良部花き専門農協(三島生康組合長)は18日、今月23日に開催される「日本秋祭in香港」で使われる花き類の出発式を行った。商品は19日、上りの船便で出荷後、21日に福岡から空路、香港へ届けられる。

知名町金婚式 結婚から50年を祝う 5組が出席(2021.09.18)

第39回知名町合同金婚式が17日、同町フローラル館であった。対象の夫婦9組のうち5組が出席。結婚から50年を振り返り、笑顔でお互いの苦労をねぎらった。

「島自慢できる人に」 石田さん(東北大名誉教授)講演 沖永良部高・立志塾(2021.09.17)

県立沖永良部高校(室屋洋一校長、生徒233人)の1年生を対象にした郷土学習「沖高立志塾」が16日、同校体育館であった。今年度初回で、東北大学名誉教授で地球村研究所代表の石田秀輝さん(知名町)が講演。自然や地域コミュニティーの存在などが島の強みと紹介し「島のことを知り、島自慢ができる人になってほしい」などと呼び掛けた。

カリブ海地域の料理が給食に 和泊町内の小中学校で振る舞われる(2021.09.16)

東京五輪・パラリンピックでドミニカ国のホストタウンとなっている和泊町内の小中学校で15日、カリブ海地域風の料理が給食で振る舞われた。子ども達は、ハーブの香りを楽しみながら異国の食文化について理解を深めた。

10万人当たり100歳以上者人口 大島地区の県内最高続く(2021.09.15)

県高齢者生き生き推進課は14日、県内満100歳以上の高齢者数(9月1日現在)を発表した。県全体の100歳以上は男性174人、女性1713人で、前年度比143人増の1887となり、過去最多を更新した。大島地区(奄美群島12市町村)は男性11人、女性172人の計183人で、同8人増加した。10万人当たり100歳以上者人口は地区別で引き続き大島地区が県内最高。県内最高齢者は鹿屋市の田野邊ミツエさん=111歳=、男性の最高齢者は南九州市の新屋哲雄さん=110歳=。

鹿大、教育プログラムが開講 奄美に特化〝環境文化〟人材育成(2021.09.14)

奄美群島に特化した起業家・職業人を育てる教育プログラム「奄美の環境文化を付加価値化する先駆的な人材育成プログラム」の開講式が12日、オンラインであった。「起業家」「WEBデザイン」「事業主・行政職」の3コースに71人が受講。奄美群島固有の〝環境文化〟を学び、次世代につなぐ暮らしを創造する専門人材やビジネスの裾野を拡大する経営候補者などを育てていく。

21年度販売額12億円を計画 沖永良部花き専門農協通常総会(2021.09.12)

沖永良部花き専門農業協同組合(三島生康組合長、組合員131人)の第13回通常総会は9日、和泊町のあまみ農協里芋選果場会議室であり、20年度決算や21年度事業計画などを承認した。21年度もコロナ禍の各種支援策を活用しながら、「えらぶの花」の安定供給に努める。

救命活動に貢献 西ヘレンさんと林正隆さんに 感謝状贈る 沖永良部(2021.09.10)

沖永良部与論地区広域事務組合(管理者・今井力夫知名町長)は9日、同組合消防本部会議室で感謝状贈呈式を開き、知名町正名在住の西ヘレンさん(55)と同町徳時在住の林正隆さん(65)に感謝状を贈った。西さんは救命活動に、林さんはドクターヘリの安全運航に貢献した。

9月8日は「クワ」の日 高齢者施設に特産品「クワ茶」プレゼント (2021.09.08)

9月8日は「クワ(桑)」の日――。町の特産品としてクワ茶を製造販売する知名町は7日、同町の特別養護老人ホームさくら園など町内の老人福祉施設8カ所にクワ茶商品をプレゼントした。役場農林課によると、今月、SNSなどを使った販促キャンペーンを開催する予定。

地域の理解、見守り支えに 障がいのある弟と暮らす 知名町の夫婦(2021.09.06)

「私の弟には知的障がいがある。一緒に暮らし始めて間もなく2年、弟は私たちにないものを持っていて学ぶことがたくさんある。障がいのある人、その家族は困っていることもたくさん。もっともっとみんなに障がいのことを知ってもらい、仲間づくりをしたい」。知名町のヨシコさん(69)=仮名=は、そう言って、弟・シュンさん(67)=仮名=のことを語り始めた。

えらぶ島づくり事業協同組合 島外出身者3人を職員に採用(2021.09.04)

県内初の特定地域づくり事業協同組合となる「えらぶ島づくり事業協同組合」(平安正吾理事長)は3日、同組合職員として香川県出身の木内七海さん(25)、兵庫県出身の谷拓実さん(25)、栃木県出身の直井桃花さん(21)3人を採用した。辞令書を交付した平安理事長は「充実した生活を送りながら、将来は島への定住を考えてほしい」と期待を込めた。

町誌編さん事業スタート 和泊町、23年度刊行へ(2021.09.01)

第1回和泊町の歩み編さん事業審議会が31日、同町役場会議室であった。審議会委員ら14人が参加し、編さん作業の流れや事業スケジュールを確認した。2023年度末に刊行予定。