2022年12月1日木曜日

新着情報 2022年12月

 >12月

さよなら2022 大高甲子園出場に沸く 来年は「卯年」 さらに奄美クローズアップ期待(2022.12.30)

今年も新型コロナウイルスが猛威を振るう1年となった。奄美でも年明け早々から多くの感染者が確認された。一方で、以前のような厳しい行動制限はなく、暮らしには一定の潤いが戻った。

帰省ラッシュ、29日ピーク 奄美空港 Uターンは3日(2022.12.29)

年末年始を故郷や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが始まっている。今年はコロナ禍での行動制限のない3年ぶりの年末年始。奄美市笠利町の奄美空港到着ロビーでは28日、キャリーバックを引っ張る帰省客らが次々と降り立ち、出迎える家族や仲間の姿でにぎわった。下りのピークは29日。

生ごみ資源化実証始まる 知名町の酔庵塾 脱炭素へ可燃ガス、肥料生成(2022.12.28)

沖永良部島で持続可能な島づくりを目指し活動している酔庵塾(石田秀輝塾長)はこのほど、知名町と同町の小規模多機能型居宅介護事業所「ホームかがやき」の協力を得て、生ごみを資源化するバイオガス生成装置の実証事業を始めた。沖永良部島2町で取り組む脱炭素推進の観点から、同島で初めて設置した。


ビーチクリーンで海ごみ考える おきのえらぶ島観光協会 「うじじきれい団」の発表も(2022.12.27)

おきのえらぶ島観光協会は25日、「Happy Earth Event Day」を開催した。参加者は、ビーチクリーン体験や地元の海岸のごみを拾う活動を続けている「うじじきれい団」による発表などを通して海ごみ問題について考えた。

復帰の記憶、語り継ぐ おがみ山で市民のつどい 奄美市(2022.12.26)

奄美群島の日本復帰69年を記念した「市民のつどい」(同実行委員会主催)が25日、奄美市名瀬のおがみ山公園であった。日本復帰記念碑の前に安田壮平奄美市長や新川康枝県大島支庁長、市民ら約40人が集まり「日本復帰祈願の歌」などを斉唱。無血で復帰を成し遂げた先人たちの強い思いをかみしめながら、平和への願いと歴史伝承の誓いを新たにした。

科学の面白さ伝える 親子で実験、体験楽しむ 知名町(2022.12.25)

青少年のための科学の祭典(知名町青少年育成連絡協議会主催)は18日、同町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなであった。「よく飛ぶ飛行機を作ろう」「雲を作ってみよう」など実験、体験ができる8ブースを設置。多くの来場者に科学の面白さを伝えた。

奄振6%増の200億円 交付金は前年並み確保 政府23年度予算案(2022.12.24)

政府は23日、2023年度予算案を閣議決定した。奄美群島振興開発事業関係(国土交通省一括計上分)は、公共、非公共合わせて前年度当初比6%(10億5300万円)増の200億3900万円。うち非公共で各種ソフト事業に充てることができる奄美群島振興交付金は、前年並みの23億7400万円を確保した

エッセイ集『南の風に誘われて』出版 日常を文章に 知名町の清水恵子さん(2022.12.23)

知名町芦清良在住の清水恵子さん(65)がこのほど、エッセイ集『南の風に誘われて~清水恵子の音楽と文章修業の旅へ~』(なんせい文庫)を出版した。新聞に投稿したエッセイのほか、制作した絵本や短歌などもまとめている。清水さんは兵庫県出身の沖永良部2世で、島に嫁いで41年になる。

シマムニ継承の取り組み集約 「令和版方言かるた」も展示 和泊町歴史民俗資料館(2022.12.22)

沖永良部島方言「シマムニ」継承をテーマとしたミニ企画展が和泊町歴史民俗資料館で開催されている。方言禁止教育などシマムニにまつわる歴史のほか、町民、行政、研究者らの取り組みや各種資料を集約。展示を通してシマムニを学べるとともに、継承活動の現状を知ることができる。同館の担当者は「それぞれの取り組みに込められた思いを通して、シマムニの大切さを感じていただければ」と来場を呼び掛けている。来年3月31日まで。

沖永良部地区の畑かん事業紹介 「営農チャンネル」で水利用PR(2022.12.21)

2022年度奄美地域「畑地かんがい・土地改良区」基盤強化対策セミナーが19日、知名町フローラル館であった。群島内の土地改良区や行政などの関係機関から約50人が参加。沖永良部地区で取り組んでいる畑かん事業に関する講演や事例紹介を通して、水利用農業の促進に向けた課題を考えた。

沖永良部島・いしご公園に「相合い傘」のイルミネーション フォトスポットに(2022.12.20)

沖永良部島のいしご公園(和泊町和泊)に12月11日、年末恒例のイルミネーションが設置された。 和泊町商工会青年部が18年前から毎年行っているもの。これまで中央の電飾では文字を表現していたが、今年は撮影を意識して相合い傘にした。

亜種ヒシクイが飛来 前利さん(知名町)初撮影 知名町の水田で(2022.12.19)

知名町の前利潔さん(62)は13日、知名町の水田で亜種ヒシクイを撮影した=写真。ヒシクイは国指定天然記念物、亜種ヒシクイは環境省のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に分類。くちばしは太く黒色で、先端近くが黄色、足はオレンジ色。首の長さやくちばしの形状から亜種ヒシクイと亜種オオヒシクイに分けられる。奄美野鳥の会によると、北方系の水鳥で、奄美には迷鳥として渡来する。

コロナ収束、平和へ願い 知名町瀬利覚でイルミスポット誕生(2022.12.06)

知名町瀬利覚の湧水「ジッキョヌホー」近くに整備された広場に1日、新たなイルミネーションスポットが誕生した。白い翼は長引くコロナ禍の収束や平和への願いを込め、来年1月31日まで毎夜(午後6~10時)点灯する。

沖永良部島で「手づくりバイオガス装置実証事業」 ごみ捨て場を集い場に(2022.12.06)

沖永良部島の小規模多機能介護施設「ホームかがやき」(知名町余多)で11月30日、「手づくりバイオガス装置実証事業」の説明会が行われた。同施設職員と知名町役場職員ら16人が集まり、デモンストレーションを交えた説明を受けて同装置の仕組みについて理解を深めた。

沖永良部でZ世代ツーリズム 学生20人、島暮らしや文化体験 JALとTABIPP(2022.12.04)

日本航空(東京都)社内ベンチャーチーム「W│PIT」と旅を広める事業を多角展開するTABIPPO(同)学生支部の共創企画「Z世代ツーリズム沖永良部島」は11月29日から同島で行われている。東京都を中心とした学生20人が来島。島暮らしや島民との交流を楽しみ、3日は民謡・三味線演奏体験で同島の文化に触れた。12月5日まで。

軽食販売、乗り物体験 知名町産業フェア ライブで踊りの輪も(2022.12.03)

第5回知名町産業フェア(町、JAあまみ知名事業本部、町商工会、沖永良部島漁業協同組合主催)は11月27日、同町のメントマリ公園を主会場にあった。好天に恵まれ、軽食や菓子を販売する「ちなマルシェ」や各種団体による舞台発表、乗り物体験、地下ダム見学など多彩な催しがあり、子どもから高齢者まで多くの来場者でにぎわった。

トップ切り操業開始 搬入8万㌧超見込む 関係者が安全祈願 南栄糖業(2022.12.02)

鹿児島、沖縄両県の大型製糖工場のトップを切り南栄糖業(株)(武吉治社長)が1日、2022/23年期の操業を開始した。今期の搬入量見込みは、8期連続の8万㌧超えとなる8万2059㌧(前期実績9万1429㌧)で、町別で和泊町3万597㌧、知名町が5万1462㌧。年内操業は9期連続。

就航50周年で記念催事 JALグループの鹿児島-沖永良部線 沖永良部空港(2022.12.02)

JALグループは1日、沖永良部島のえらぶゆりの島空港(沖永良部空港)で鹿児島―沖永良部線就航50周年を記念したセレモニーを開いた。和泊、知名両町、おきのえらぶ島観光協会、同空港関係企業の代表者が出席。乗客への記念品贈呈や和泊町出身の歌手大山百合香さんの演奏などで関係者や乗客の長年の支援と利用に感謝を示した。

「サイサイ節」で黒糖焼酎PR 島ゆかりのアーティストら動画制作 沖永良部(2022.12.01)

沖永良部島ゆかりのアーティストらがこのほど、コロナ禍で売り上げが落ち込んでいる地元黒糖焼酎の認知度を上げようと、沖永良部民謡「サイサイ節」と地元黒糖焼酎を組み合わせたPR動画を制作した。地元の住民をはじめ企業、団体が協力。町の景勝地や動植物の美しい映像も楽しめる内容となっている。

動画へのリンク

県大島支庁で空き家対策会議 官民連携で空き家利活用図る 住宅不足続く与論町など事例発表(2022.12.01)

2022年度空家等対策推進地域会議(県大島支庁総務企画課主催)が30日、大島支庁であり、奄美群島で空き家の利活用などに取り組むNPO法人「あまみ空き家ラボ」(佐藤理江理事長、本所・和泊町)の事例発表や空き家に関する各市町村の課題などについて意見交換した。

2022年11月15日火曜日

東京奄美会 令和五年賀詞交歓会のお知らせ

 


三年ぶりに、東京奄美会の賀詞交歓会が開催されます。

会場:上野精養軒
日時:令和 5年 1月 15日(日) 11:45~総会、13:00~賀詞交歓会
会費:男性 1万円・女性 8千円
 

お問い合わせは、各郷友会役員、または東京奄美会幹事長(奈良 090-3230-4691)までお願いいたします。

2022年11月11日金曜日

元栄 章 2023年カレンダー『道標』

 


 沖永良部出身の写真家・元栄 章さんの カレンダー『道標』をご紹介します。

 

喜界島・奄美大島・加計呂麻島・徳之島・沖永良部島・与論島


奄美の島々の写真を、なんと 26枚収録も収録!
再現の難しい原色の色を求め、デザイナーと何度も打ち合わせをして作成したこだわりのカレンダーです。
厚手の光沢紙を使用しているので、使い終わった後は額に入れて飾ることも!

 

お歳暮として親戚やお友達に送っても素敵です。
お部屋に『世界自然遺産』の景色を飾ってみませんか?


価格
1部 2,000円(+送料代)

連絡先
携帯:090-4740-7849
メール:mihediro112539@next.odn.ne.jp
Facebook からメッセージ:(元栄章で検索)

元栄 章さんFacebook
https://www.facebook.com/akiramotoephotographer

2022年11月1日火曜日

新着情報 2022年11月

 >11月

沖永良部地区青年農業者会議 パイナップル試験栽培も 4プロジェクト発表(2022.11.30)

2022年度沖永良部地区青年農業者会議が29日、知名町商工会館であった。知名、和泊両町の4Hクラブのメンバーや関係機関から約40人が参加。新規作物の試験栽培やマルチを活用した露地スプレーギク栽培など、4プロジェクトの成果が報告された。

NHK鹿児島で「沖永良部島」特集 島民が見守る中、国頭小運動場から中継(2022.11.29)

沖永良部島の国頭小学校(和泊町国頭)の運動場から11月21日、NHK鹿児島放送局が中継放送を行った。当日はVTRを放映する合間に、現地から沖永良部高校エイサー部が琉球伝統舞踊のエイサーを星空の下で披露。50人を超える地域住民が中継を見届けた。

アサギマダラから学ぶ 今年の秋の渡り後ろにずれ込み 気温など気象条件影響示す(2022.11.28)

奄美新聞では紙面の1面に「きょうの天気」を掲載している。知り合いの果樹農家から「記事よりも大事。まずこの欄を見てから紙面に目を通す」という声が寄せられるほど読者のみなさんの関心度は高い。奄美北部と南部に分けて、その日の天候や気温の予想、降水確率を示している。

沖洲会の活性化に向け意見交換 島外から出身者集う ふるさと納税PR動画公開(2022.11.27)

2022年度全国沖洲会連絡協議会(会長・今井力夫知名町長)の総会が26日、知名町中央公民館であった。全国の8沖洲会の会長と地元関係者ら約50人が参加。沖洲会の活性化に向けて意見交換したほか、知名町のふるさと納税PR動画の上映会もあった。

創作の面白さを体感 絵本作家のよしながこうたくさん 知名小で読み聞かせ(2022.11.26)

絵本作家のよしながこうたくさんによる読書会が25日、知名町立知名小学校(井手英男校長、児童数180人)であった。参加した全校児童は、よしながさんによる読み聞かせやワークショップを通して、創作の面白さを体感した。

復帰70周年記念式典・祝賀会 来年11月11日開催決定 記念事業実行委が初会合(2022.11.25)

「奄美群島日本復帰70周年記念事業実行委員会」の初会合が24日、奄美市市民交流センター3階大多目的室で開かれた。記念事業、会則、「委員長の選任及び副委員長並びに監事の指名」の3議題をいずれも承認した。奄美群島日本復帰70周年記念式典は、来年11月11日(土)に奄美市名瀬の奄美文化センターで開催することを決定し、同日に祝賀会(会場は未定)を開くことも決めた。

塩づくりの歴史後世に 有志が記念碑建立 知名町正名(2022.11.23)

知名町正名集落のニシムドゥル海岸で19日、塩づくりの歴史を記した記念碑の除幕式があった。住民約40人が参加。碑の完成を祝うとともに、先人の塩づくりの知恵や努力を後世に伝える決意を新たにした。

沖永良部島で「うとぅるしゃマラソン70キロ」 秋晴れの下、初開催(2022.11.22)

沖永良部島で11月19日に、島内70キロを走破するウルトラマラソン大会「第1回うとぅるしゃマラソン70キロ」が45人の参加者を迎え開催された。

第43回 奄美民謡大賞予選会出場者募集(2022.11.21)

下記の通り、延期していた第42回奄美民謡大賞を開催します。各地域において予選大会を実施致しますが新型コロナの感染状況によっては中止する場合があります。

沖永良部島で「劇団がじゅまる」公演 劇作家・金田一央紀さん演出(2022.11.20)

沖永良部島の「あかね文化ホール」(和泊町手々知名)で11月27日、「劇団がじゅまる」が演劇「えらぶ世之主」を上演する。演出を務める金田一央紀さんは「今回披露するものは1.0でも2.0でもなく、劇団がじゅまる3.0。前回よりテンポよく、動きも入れて、舞台全体のエネルギーが数倍高まっている」と意気込む。

知名町に博物館がやってきた 実験や動物との触れ合い楽しむ 20日まで(2022.11.18)

鹿児島県立博物館の移動博物館推進事業「博物館がやってきた!in知名町」が17日、同町民体育館で開幕した。訪れた子どもたちは、科学の実験を見学したり、生きている動物と触れ合ったりして楽しんだ。入場は無料、20日まで。

荘内南洲会、5年ぶり来島 和泊町 西郷の遺徳訪ねる旅(2022.11.17)

山形県酒田市の荘内南洲会(水野貞吉理事長)のメンバー19人が15日、沖永良部島を訪れ、西郷隆盛にゆかりのある場所を巡った。

「特別措置必要」8割超え 課題に人口減、少子高齢化 県奄振アンケート(2022.11.16)

2023年度末で期限切れとなる奄美群島振興開発特別措置法(奄振法)の延長に向け総合調査を行う県は15日までに、奄美在住者や出身者らを対象に実施したアンケートの結果を公表した。特別措置の必要性については在住者の82・1%、出身者の85・7%が「今後も必要」と回答し、ともに8割を超えた。島のイメージが10年前と比べ良くなったとする意見は、在住者で59・0%、出身者で57・9%にとどまった。今後の課題では「人口の減少」を挙げる意見が最も多く、「少子・高齢化の進行」が続いた。

知名、和泊両町糖業振興会役員会 12月1日操業開始決定 22・23年期生産量見込み8万2059㌧(2022.11.16)

2022年度知名、和泊両町糖業振興会役員会が14日、知名町フローラル館であった。22・23年期のサトウキビ生産量は、8期連続の8万㌧超えとなる8万2059㌧(前期実績9万1429㌧)を見込む。南栄糖業(株)(武吉治社長)の操業開始日は前年と同じ12月1日に決定した。年内操業は9期連続。

短・中距離ナンバー1決定戦 島内の子どもから大人まで104人が参加(2022.11.15)

短・中距離走の島内ナンバー1を決めるイベント「おきのえらぶ全島一決定戦大会」が13日、知名町の沖永良部高校グラウンドであった。50㍍走、100㍍走、ファミリー50㍍走に加え、新種目となる1500㍍走の全4種目に子どもから大人まで104人が参加し、熱戦を繰り広げた。

観光親善大使に委嘱 RYO the SKYWALKERさん おきのえらぶ島観光協会(2022.11.13)

おきのえらぶ島観光協会(東山輝昭会長)は10日、レゲエ歌手のRYO the SKYWALKER(リョー・ザ・スカイウォーカー)さん(48)=大阪府=におきのえらぶ島観光親善大使を委嘱した。同日、和泊町の沖永良部空港で委嘱式があり、東山会長が委嘱状を手渡した。

学びの魅力発信 舞台や展示発表、表彰も 知名町生涯学習フェス(2022.11.12)

知名町の第32回生涯学習フェスティバル(町、町教育委員会主催)は5、6の両日、おきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちななどであった。舞台や展示発表、各種表彰、講演など多彩な催しで学びの魅力を伝えた。

異なる文化楽しむ 沖永良部島と奄美大島の歌い手共演 和泊町「島唄の響演」(2022.11.11)

「島唄の響演」(和泊町芸術文化推進実行委員会主催)は6日、和泊町のあかね文化ホールであった。奄美大島の唄者と沖永良部島の民謡歌手や団体が出演。島唄、琉球民謡、舞踊、太鼓など多様な文化、音楽で多くの来場者を魅了した。

「沖高みらい探求プロジェクト」西日本地区グランプリ 三菱みらい育成財団の助成校成果発表会(2022.11.10)

未来を担う若者の育成を目指す教育活動などを支援する「三菱みらい育成財団」の2021年度助成校成果発表会で、沖永良部高校が取り組んだ教育プログラム「沖高みらい探求プロジェクト」が、高校生対象のカテゴリー1部門で全国の高校55校の中から西日本地区グランプリに選ばれた。4日、知名町の今井力夫町長を表敬訪問し、受賞を報告した。

脱カーボン社会の旗印に 知名町新庁舎起工、24年供用(2022.11.08)

庁舎の老朽化に伴う新庁舎建設事業を進めている知名町は7日、同町瀬利覚の建設現場で安全祈願祭と起工式を開いた。町、議会、施工事業者の関係者ら約60人が出席し、工事の安全を祈願した。新庁舎の完成は2023年11月の予定。引っ越し作業などを経て業務開始は24年4月以降となる見通し。

沖永良部高が7連覇全国総文祭代表に 伝承芸能部門で最優秀賞(2022.11.07)

「第17回郷土芸能専門部発表大会」(鹿児島県高等学校文化連盟主催)は6日、奄美市名瀬の奄美文化センターで行われた。和太鼓部門5団体(6校)と伝承芸能部門4団体(5校)が郷土芸能を披露。伝承芸能部門で沖永良部高校エイサー部(宮脇慶次顧問、部員16人)が、最優秀賞を受賞し7連覇を達成した。

和泊町文化の祭典 民謡や踊りで楽しむ 17団体が出演(2022.11.04)

2022年度和泊町文化の祭典が3日、同町あかね文化ホールであり、民謡や琉球舞踊など町内で活動する17団体が日頃の練習の成果を発表した。

永良部百合・フリージア生産出荷組合 事務局機能を和泊、知名両町へ(2022.11.03)

永良部百合・フリージア生産出荷組合はこのほど、沖永良部花き専門農協に置いていた事務局機能を和泊、知名両町役場農政担当課へ移管することを決めた。生産者の減少が続くなか、事務局を分割することで生産体制の維持強化を図る。

沖永良部島の子育て支援施設「スマッピー」で食育講座 続けられる栄養食学ぶ(2022.11.02)

沖永良部島の子育て支援施設「SMAPPY(スマッピー)」(和泊町手々知名)で10月21日、島内に住み食育実践プランナーの資格を持つ立山さおりさんによる食育講座が行われた。麹を使った調味料などについて講話を行った後、4組の参加者らがだし巻きづくりに挑戦した。

本の魅力アピール 方言読み聞かせも 和泊町で読書フェスタ(2022.11.01)

第21回大島地区ふれあい読書フェスタ(県図書館協会奄美支部主催)は29日、和泊町中央公民館まなびぃほーるであった。島ムニ(沖永良部島の方言)朗読や読書ボランティアサークル「むんがたい」(同町)の事例発表、知名町在住の児童文学作家・長崎夏海さんの講演があり、本の魅力をアピールした。

2022年10月1日土曜日

新着情報 2022年10月

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和泊町でふれあい読書フェスタ 「好きな本1冊でも見つけて」 絵本作家の長崎夏海さん講演(2022.10.31)

第21回大島地区ふれあい読書フェスタ(県図書館協会奄美支部主催)が29日、和泊町中央公民館まなびぃほーるであった。大島地区の図書館や学校の関係者、子ども会育成会のメンバーらが参加。講演した知名町在住の絵本作家、長崎夏海さんは「一生のうちに、すごく好きな本を1冊でも見つけてほしい」と呼び掛けた。

沖永良部島・田皆「子ども会育成会」が花の植え付け 児童が花壇をレイアウト(2022.10.30)

沖永良部島の田皆郵便局(知名町田皆)近くの花壇で10月16日、「子ども会育成会」が花の植え付けを行った。児童や保護者ら50人が参加し、フリージアの球根やアリッサムの花苗などを植えた。

オンライン開催 鍾乳洞サミット 情報発信方法で意見交換 知名町「違い、特色をもっと強く」(2022.10.29)

第34回日本鍾乳洞サミットin美祢(日本観光鍾乳洞協会主催)が28日、オンラインで開催された。全国9市町村の首長ら27人が参加し、「入洞数増加に向けた情報発信」をテーマに意見交換した。

災害の備え学ぶ 和泊町で外国人向け講座 県国際交流協会(2022.10.28)

日本で発生する災害について、国内在住の外国人らに理解を深めてもらう防災講座「災害時に助け合えるまちづくり事業」(県国際交流協会主催)は23日、和泊町役場などであった。沖永良部島に住む外国人6人と日本人8人が参加。台風をはじめ日本で発生する自然災害や緊急時の備えを学んだ。


16人挑戦し10人合格 民謡コンクールと教免試験 沖永良部島(2022.10.27)

沖之永良部民謡協会主催の第10回沖之永良部民謡コンクールと教師免許試験は22日、知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなであった。新人賞、優秀賞、最高賞の3部門と教師免許試験に島内外の計16人が挑戦し、10人が合格を果たした。

脱炭素、自然、伝統文化、郷土愛… 沖永良部の将来像語り合う ワカモノ未来会議(2022.10.26)

おきのえらぶ島ワカモノ未来会議は22日、和泊町の防災拠点施設やすらぎ館であった。高校生から20代まで約40人が参加し、ワークショップを開催。和泊、知名両町が環境省の「脱炭素先行地域」に選定されたことを踏まえ、未来の沖永良部島の姿を語り合った。参加者からは「脱炭素社会の実現」「自然、伝統芸能をつないでいく」「人が温かい」などと、自然、文化、人のつながりに関する意見が多く出された。

島むに記録、継承高く評価 横山さんに研究奨励賞 日本島嶼学会(2022.10.26)

沖永良部の島むに(方言)研究に取り組んでいる横山晶子さん(言語学)=東京外語大学・日本学術振興会特別研究員=が22日、日本島嶼(とうしょ)学会研究奨励賞を受賞した。ユネスコの危機言語に位置付けられている島むにの記録、継承活動が評価された。横山さんは「これからも貴重な島の言葉の継承に携わっていきたい」と喜びを語った。

渋谷で群島旅行説明会 奄美の魅力を映像とスピーチと味でアピール(2022.10.25)

奄美群島観光物産協会による「奄美群島旅行説明会・個別相談会」が24日、東京・渋谷エクセルホテル東急6階プラネッツルームとフォレストルームで開催された。旅行会社や航空会社、船舶会社など観光関連企業21社から42人が、地元からは事務局合わせて31人が参加した。各島の「シマコーディネーター」らが島の魅力をPRし、誘客への協力を呼び掛けた。

実収穫の苦労味わう 児童がソテツ体験学習 和泊町国頭小(2022.10.23)

和泊町の国頭小学校(中村健三郎校長)3年生児童15人は20日、校区内のため池「伊池(イーダミチ)周辺のソテツでヤラブ(ソテツの実)収穫を体験した。子どもたちはヤラブの感触や収穫の大変さを学んだ。

島むに、地理学に理解 島嶼学会に合わせ出前授業 沖永良部高校(2022.10.22)

日本の島々の可能性や課題を多角的に考える専門家集団「日本島嶼(とうしょ)学会」(会長・可知直毅首都大学東京教授)の2022年次大会が22日、沖永良部島で始まる。開会を前に21日、知名町の県立沖永良部高校(室屋洋一校長、生徒241人)で日本学術振興会特別研究員の横山晶子さん、駒澤大学文学部地理学科の須山聡教授の出前授業があり、横山さんは「沖永良部島の方言である島むににも関心を持ってほしい」と生徒たちへ語り掛けた。

脱炭素社会の離島モデルへ 進行中事業、計画を情報共有 ゼロカーボンおきのえらぶ推進協(2022.10.22)

ゼロカーボンおきのえらぶ推進協議会の第1回会合が20日、知名町フローラル館であった。関係機関から約40人が参加し、脱炭素社会の離島モデル構築に向けて情報を共有した。

プロ入りの夢、実現 大島の大野投手に期待 ドラフト会議(2022.10.21)

2022年のプロ野球のドラフト(新人選手選択)会議が20日、東京都内で開かれた。奄美関係では奄美市名瀬の大島高校から大野稼頭央投手(18)が、福岡ソフトバンクホークスに4位指名された。地元高校からは1990年に喜界高から広島東洋カープに3位指名された高橋英樹さん以来2人目。プロ入りの希望を早くからアピールしていただけに、夢を実現させた大野投手の今後に期待がかかる。

島民とプロ奏者が共演 知名町、クラシック公演(2022.10.20)

プロの奏者による「みんなで楽しむクラシック・コンサート」(Kunst Haus主催)が15日、知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなであった。佐々木駿さん(トランペット)、大井健さん(ピアノ)、ゲストでRayleigh(レイリー)さん=サクソフォン=が出演。地元中学、高校両吹奏楽部との共演もあり、クラシックの魅力を伝えた。

赤ちゃん土俵入り 和泊町高千穂神社 無病息災願う(2022.10.19)

和泊町高千穂神社で16日、「赤ちゃん土俵入り」があった。化粧まわしを締めた0~1歳までの赤ちゃん16人が、地元の力士に抱えられながら元気に土俵入りした。

えらぶゆりサポーター、和泊町笠石海浜公園でユリの球根植え付け(2022.10.18)

沖永良部島の笠石海浜公園(和泊町喜美留)で10月16日、地域ボランティアやスポーツ少年団、集落の人など160人を超える町民によるユリの球根の植え付けが、にぎやかに行われた。毎年この時期に行う植え付け。植え付けた1万8000球に及ぶユリの球根は4月中旬から5月初旬まで、約20万輪のエラブユリが花を咲かせて島を彩り、多くの人の目を楽しませる。

地域の伝統芸能に沸く 奄美で初、県民文化フェスタ(2022.10.17)

鹿児島県内の文化団体の祭典「県民文化フェスタ」(県文化協会、同実行委員会など共催)が16日、奄美市名瀬の奄美文化センターであった。奄美群島での開催は初めてで、865人が来場。群島各地から参加した10団体が地域自慢の伝統芸能を披露し、特色あるステージで会場を沸かせた。ロビーには絵画や書、盆栽など165点を展示。来場者は奄美各地に息づく地域文化の豊かさを体感するとともに、芸術の秋を楽しんだ。

12年ぶり全面ふき替え 技術継承へ記録保存も 住吉の9本柱高倉 知名町(2022.10.16)

知名町住吉にある高倉のふき替え作業が14日、始まった。12年ぶりの全面ふき替えで、改めて全字民を対象とした保存会を発足。経験者の助言を得ながら作業を進めている。1カ月内には完成予定で、技術継承のため、作業過程の記録、保存も行っている。

えらぶ郷土研 開発予定地の事前調査活動、今年度で終了(2022.10.15)

えらぶ郷土研究会(先田光演会長)が、2001年から続けてきた基盤整備事業の予定地における事前調査活動を今年度で終了することがこのほど、分かった。会員の高齢化が主な要因。

3年ぶり豊年祈願祭 飲食や歌、踊り楽しむ 和泊町国頭・岬神社(2022.10.14)

和泊町国頭の岬神社で9日、豊年祈願祭(岬神社を守る会主催)があった。住民約50人が参加。飲食や歌、踊りを楽しみ、豊作や字の活性化を願った。

沖永良部島に「吉野家」 オレンジドリーム号で期間限定移動販売(2022.10.13)

沖永良部島の和泊町玉城(たまじろ)の駐車場で10月9日~11日の3日間期間限定で、牛丼「吉野家」のオレンジドリーム号が移動販売会を行っている。


新しい大蛇で踊り奉納 作業工程、写真や動画で記録 知名町上平川(2022.10.12)

知名町上平川集落に伝わる県指定無形民俗文化財「上平川大蛇踊り」が10日、同集落の殿智神社で奉納され、新しく作り直した大蛇が空を舞った。 大蛇踊りは、所作と音楽、舞踊の3要素を備えた音楽劇で、300年以上前から踊り継がれているとされる。

「花の島」PR 下平川小でユリ球根植付け JAあまみ青壮年部知名支部(2022.10.09)

地元の基幹作物について知ってもらおうと、JAあまみ青壮年部知名支部(根釜和行支部長)による「花の島沖永良部フラワースクール」が7日、知名町立下平川小学校(林賢介校長)であり、1~3年生の児童34人がユリの球根の植え付け作業を行った。

知名町上城小 児童らが稲刈り 地域のお年寄りらと作業に汗流す(2022.10.08)

知名町立上城小学校(松山淳校長)の全校児童18人が7日、小学校近くの水田で稲刈りを体験した。好天の下、地域のお年寄りらと収穫作業に汗を流した。

沖永良部島で海辺のピクニック 親子でアート制作やおやつづくりで楽しむ(2022.10.05)

沖永良部島・沖泊海浜公園(知名町下城)で9月25日、「e.lab:みんなのおうち」が屋外イベント「海辺のピクニック」を開催した。参加者らは、海洋ごみを使ったアート制作やおやつ作りを体験。家族連れをはじめとした31人の参加者でにぎわった。

鳥獣被害3500万円 近年はクロウサギ、シカも 21年度奄美の農作物(2022.10.04)

県大島支庁農政普及課はこのほど、2021年度に奄美群島で発生した野生鳥獣による農作物被害状況(速報値)をまとめた。群島内での被害額総額は前年度比51%減の3531万6千円。全体の約6割を占めるイノシシ被害が大幅に減少した。一方、近年は奄美大島と徳之島だけに生息する希少種アマミノクロウサギや、シカによる被害も確認されており、県は今後も市町村など関係機関と連携しながら被害防止に向けた取り組みを進める。

87歳で居酒屋経営 「体が動く限り続ける」 知名町の南さん(2022.10.03)

知名町の南哲次郎さんは87歳で現役、同町新城で「居酒屋島ごはん」を経営している。70~80代を中心とした友人知人の集まり場となっており、南さんは「みんなが喜んでくれることがうれしい。自分の体が動く限り店を続けたい」と話している。

大島地区9月子牛セリ 平均価格50万7千円まで下落 肥育農家の経営圧迫影響、相場に反映(2022.10.02)

JA県経済肉用牛課奄美市駐在は、9月の大島地区小売セリ市結果をまとめ公表した。子牛市況の総平均は前回(今年7月)比6万2239円安の50万7939円となり、大幅に下落した。肥育農家の経営圧迫が影響、子牛相場に顕著に反映され厳しさが続いている。

沖永良部島在住の夫婦、写真部門でダブル受賞 鹿児島県「シルバー文化作品展」(2022.10.01)

31回目となる同展は9月7日~11日、鹿児島市の県歴史・美術センター黎明館で作品展示が行われた。 今回ダブル受賞した金城さん夫婦は、知名町の公民館講座で写真を学んでいる。講師は知名町在住の写真家、園こうじろうさんで、2人は習い始めて今年で5年目。