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和泊町でふれあい読書フェスタ 「好きな本1冊でも見つけて」 絵本作家の長崎夏海さん講演(2022.10.31)
第21回大島地区ふれあい読書フェスタ(県図書館協会奄美支部主催)が29日、和泊町中央公民館まなびぃほーるであった。大島地区の図書館や学校の関係者、子ども会育成会のメンバーらが参加。講演した知名町在住の絵本作家、長崎夏海さんは「一生のうちに、すごく好きな本を1冊でも見つけてほしい」と呼び掛けた。沖永良部島・田皆「子ども会育成会」が花の植え付け 児童が花壇をレイアウト(2022.10.30)
沖永良部島の田皆郵便局(知名町田皆)近くの花壇で10月16日、「子ども会育成会」が花の植え付けを行った。児童や保護者ら50人が参加し、フリージアの球根やアリッサムの花苗などを植えた。オンライン開催 鍾乳洞サミット 情報発信方法で意見交換 知名町「違い、特色をもっと強く」(2022.10.29)
第34回日本鍾乳洞サミットin美祢(日本観光鍾乳洞協会主催)が28日、オンラインで開催された。全国9市町村の首長ら27人が参加し、「入洞数増加に向けた情報発信」をテーマに意見交換した。災害の備え学ぶ 和泊町で外国人向け講座 県国際交流協会(2022.10.28)
日本で発生する災害について、国内在住の外国人らに理解を深めてもらう防災講座「災害時に助け合えるまちづくり事業」(県国際交流協会主催)は23日、和泊町役場などであった。沖永良部島に住む外国人6人と日本人8人が参加。台風をはじめ日本で発生する自然災害や緊急時の備えを学んだ。16人挑戦し10人合格 民謡コンクールと教免試験 沖永良部島(2022.10.27)
沖之永良部民謡協会主催の第10回沖之永良部民謡コンクールと教師免許試験は22日、知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなであった。新人賞、優秀賞、最高賞の3部門と教師免許試験に島内外の計16人が挑戦し、10人が合格を果たした。脱炭素、自然、伝統文化、郷土愛… 沖永良部の将来像語り合う ワカモノ未来会議(2022.10.26)
おきのえらぶ島ワカモノ未来会議は22日、和泊町の防災拠点施設やすらぎ館であった。高校生から20代まで約40人が参加し、ワークショップを開催。和泊、知名両町が環境省の「脱炭素先行地域」に選定されたことを踏まえ、未来の沖永良部島の姿を語り合った。参加者からは「脱炭素社会の実現」「自然、伝統芸能をつないでいく」「人が温かい」などと、自然、文化、人のつながりに関する意見が多く出された。島むに記録、継承高く評価 横山さんに研究奨励賞 日本島嶼学会(2022.10.26)
沖永良部の島むに(方言)研究に取り組んでいる横山晶子さん(言語学)=東京外語大学・日本学術振興会特別研究員=が22日、日本島嶼(とうしょ)学会研究奨励賞を受賞した。ユネスコの危機言語に位置付けられている島むにの記録、継承活動が評価された。横山さんは「これからも貴重な島の言葉の継承に携わっていきたい」と喜びを語った。渋谷で群島旅行説明会 奄美の魅力を映像とスピーチと味でアピール(2022.10.25)
奄美群島観光物産協会による「奄美群島旅行説明会・個別相談会」が24日、東京・渋谷エクセルホテル東急6階プラネッツルームとフォレストルームで開催された。旅行会社や航空会社、船舶会社など観光関連企業21社から42人が、地元からは事務局合わせて31人が参加した。各島の「シマコーディネーター」らが島の魅力をPRし、誘客への協力を呼び掛けた。実収穫の苦労味わう 児童がソテツ体験学習 和泊町国頭小(2022.10.23)
和泊町の国頭小学校(中村健三郎校長)3年生児童15人は20日、校区内のため池「伊池(イーダミチ)周辺のソテツでヤラブ(ソテツの実)収穫を体験した。子どもたちはヤラブの感触や収穫の大変さを学んだ。島むに、地理学に理解 島嶼学会に合わせ出前授業 沖永良部高校(2022.10.22)
日本の島々の可能性や課題を多角的に考える専門家集団「日本島嶼(とうしょ)学会」(会長・可知直毅首都大学東京教授)の2022年次大会が22日、沖永良部島で始まる。開会を前に21日、知名町の県立沖永良部高校(室屋洋一校長、生徒241人)で日本学術振興会特別研究員の横山晶子さん、駒澤大学文学部地理学科の須山聡教授の出前授業があり、横山さんは「沖永良部島の方言である島むににも関心を持ってほしい」と生徒たちへ語り掛けた。脱炭素社会の離島モデルへ 進行中事業、計画を情報共有 ゼロカーボンおきのえらぶ推進協(2022.10.22)
ゼロカーボンおきのえらぶ推進協議会の第1回会合が20日、知名町フローラル館であった。関係機関から約40人が参加し、脱炭素社会の離島モデル構築に向けて情報を共有した。プロ入りの夢、実現 大島の大野投手に期待 ドラフト会議(2022.10.21)
2022年のプロ野球のドラフト(新人選手選択)会議が20日、東京都内で開かれた。奄美関係では奄美市名瀬の大島高校から大野稼頭央投手(18)が、福岡ソフトバンクホークスに4位指名された。地元高校からは1990年に喜界高から広島東洋カープに3位指名された高橋英樹さん以来2人目。プロ入りの希望を早くからアピールしていただけに、夢を実現させた大野投手の今後に期待がかかる。島民とプロ奏者が共演 知名町、クラシック公演(2022.10.20)
プロの奏者による「みんなで楽しむクラシック・コンサート」(Kunst Haus主催)が15日、知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなであった。佐々木駿さん(トランペット)、大井健さん(ピアノ)、ゲストでRayleigh(レイリー)さん=サクソフォン=が出演。地元中学、高校両吹奏楽部との共演もあり、クラシックの魅力を伝えた。赤ちゃん土俵入り 和泊町高千穂神社 無病息災願う(2022.10.19)
和泊町高千穂神社で16日、「赤ちゃん土俵入り」があった。化粧まわしを締めた0~1歳までの赤ちゃん16人が、地元の力士に抱えられながら元気に土俵入りした。えらぶゆりサポーター、和泊町笠石海浜公園でユリの球根植え付け(2022.10.18)
沖永良部島の笠石海浜公園(和泊町喜美留)で10月16日、地域ボランティアやスポーツ少年団、集落の人など160人を超える町民によるユリの球根の植え付けが、にぎやかに行われた。毎年この時期に行う植え付け。植え付けた1万8000球に及ぶユリの球根は4月中旬から5月初旬まで、約20万輪のエラブユリが花を咲かせて島を彩り、多くの人の目を楽しませる。地域の伝統芸能に沸く 奄美で初、県民文化フェスタ(2022.10.17)
鹿児島県内の文化団体の祭典「県民文化フェスタ」(県文化協会、同実行委員会など共催)が16日、奄美市名瀬の奄美文化センターであった。奄美群島での開催は初めてで、865人が来場。群島各地から参加した10団体が地域自慢の伝統芸能を披露し、特色あるステージで会場を沸かせた。ロビーには絵画や書、盆栽など165点を展示。来場者は奄美各地に息づく地域文化の豊かさを体感するとともに、芸術の秋を楽しんだ。12年ぶり全面ふき替え 技術継承へ記録保存も 住吉の9本柱高倉 知名町(2022.10.16)
知名町住吉にある高倉のふき替え作業が14日、始まった。12年ぶりの全面ふき替えで、改めて全字民を対象とした保存会を発足。経験者の助言を得ながら作業を進めている。1カ月内には完成予定で、技術継承のため、作業過程の記録、保存も行っている。えらぶ郷土研 開発予定地の事前調査活動、今年度で終了(2022.10.15)
えらぶ郷土研究会(先田光演会長)が、2001年から続けてきた基盤整備事業の予定地における事前調査活動を今年度で終了することがこのほど、分かった。会員の高齢化が主な要因。3年ぶり豊年祈願祭 飲食や歌、踊り楽しむ 和泊町国頭・岬神社(2022.10.14)
和泊町国頭の岬神社で9日、豊年祈願祭(岬神社を守る会主催)があった。住民約50人が参加。飲食や歌、踊りを楽しみ、豊作や字の活性化を願った。沖永良部島に「吉野家」 オレンジドリーム号で期間限定移動販売(2022.10.13)
沖永良部島の和泊町玉城(たまじろ)の駐車場で10月9日~11日の3日間期間限定で、牛丼「吉野家」のオレンジドリーム号が移動販売会を行っている。新しい大蛇で踊り奉納 作業工程、写真や動画で記録 知名町上平川(2022.10.12)
知名町上平川集落に伝わる県指定無形民俗文化財「上平川大蛇踊り」が10日、同集落の殿智神社で奉納され、新しく作り直した大蛇が空を舞った。 大蛇踊りは、所作と音楽、舞踊の3要素を備えた音楽劇で、300年以上前から踊り継がれているとされる。「花の島」PR 下平川小でユリ球根植付け JAあまみ青壮年部知名支部(2022.10.09)
地元の基幹作物について知ってもらおうと、JAあまみ青壮年部知名支部(根釜和行支部長)による「花の島沖永良部フラワースクール」が7日、知名町立下平川小学校(林賢介校長)であり、1~3年生の児童34人がユリの球根の植え付け作業を行った。知名町上城小 児童らが稲刈り 地域のお年寄りらと作業に汗流す(2022.10.08)
知名町立上城小学校(松山淳校長)の全校児童18人が7日、小学校近くの水田で稲刈りを体験した。好天の下、地域のお年寄りらと収穫作業に汗を流した。沖永良部島で海辺のピクニック 親子でアート制作やおやつづくりで楽しむ(2022.10.05)
沖永良部島・沖泊海浜公園(知名町下城)で9月25日、「e.lab:みんなのおうち」が屋外イベント「海辺のピクニック」を開催した。参加者らは、海洋ごみを使ったアート制作やおやつ作りを体験。家族連れをはじめとした31人の参加者でにぎわった。鳥獣被害3500万円 近年はクロウサギ、シカも 21年度奄美の農作物(2022.10.04)
県大島支庁農政普及課はこのほど、2021年度に奄美群島で発生した野生鳥獣による農作物被害状況(速報値)をまとめた。群島内での被害額総額は前年度比51%減の3531万6千円。全体の約6割を占めるイノシシ被害が大幅に減少した。一方、近年は奄美大島と徳之島だけに生息する希少種アマミノクロウサギや、シカによる被害も確認されており、県は今後も市町村など関係機関と連携しながら被害防止に向けた取り組みを進める。87歳で居酒屋経営 「体が動く限り続ける」 知名町の南さん(2022.10.03)
知名町の南哲次郎さんは87歳で現役、同町新城で「居酒屋島ごはん」を経営している。70~80代を中心とした友人知人の集まり場となっており、南さんは「みんなが喜んでくれることがうれしい。自分の体が動く限り店を続けたい」と話している。大島地区9月子牛セリ 平均価格50万7千円まで下落 肥育農家の経営圧迫影響、相場に反映(2022.10.02)
JA県経済肉用牛課奄美市駐在は、9月の大島地区小売セリ市結果をまとめ公表した。子牛市況の総平均は前回(今年7月)比6万2239円安の50万7939円となり、大幅に下落した。肥育農家の経営圧迫が影響、子牛相場に顕著に反映され厳しさが続いている。沖永良部島在住の夫婦、写真部門でダブル受賞 鹿児島県「シルバー文化作品展」(2022.10.01)
31回目となる同展は9月7日~11日、鹿児島市の県歴史・美術センター黎明館で作品展示が行われた。 今回ダブル受賞した金城さん夫婦は、知名町の公民館講座で写真を学んでいる。講師は知名町在住の写真家、園こうじろうさんで、2人は習い始めて今年で5年目。