2023年8月31日木曜日

新着情報 2023年09月

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「グリスロ」沖永良部で実証実験 楽しくゼロカーボン 乗り心地や安全性確認(2023.09.29)

知名町は21日、役場職員を対象にした低速電気自動車「グリーンスローモビリティ」(グリスロ)の試乗会を行った。参加者は、同町役場からフローラルホテル、メントマリ公園などを回るコースを体験し、乗り心地や安全性を確かめた。

24年度公立高校募集定員 大島1学級40人減 大島学区27学級1080人(2023.09.28)

県教委は27日、2024年度の公立高校(市立7校含む)生徒募集定員を発表した。県内7学区のうち3学区で中学校卒業予定者数が減少したが、県全体としては増加。募集定員は、北薩学区の出水(普通科)及び大島学区の大島(普通科)がともに、1学級40人減となった。8高校(全日制8、定時制1)ある大島学区では、学区内の中学校卒業予定者1045人(前年度比74人増)に対し、募集定員は27学級1080人(同1学級40人減)だった。

西郷隆盛・敬天愛人の会 御霊祭り 直系四代目も参列(2023.09.26)

西郷隆盛・敬天愛人の会(平山徳廣会長)はこのほど、大田区南千束の洗足池畔で「西郷南洲・勝海舟並びに御一統の御霊祭り」を開催した。式典には、西郷隆盛直系四代目・西郷吉太郎さんも夫妻で参列。その後、約80人による懇親会が行われ、参加者らは交流を深めていた。

沖永良部島・知名町住吉字で鹿大生と交流 「持続可能な字づくり」テーマに(2023.09.25)

沖永良部島の知名町住吉字(あざ)で9月22日~24日の3日間、鹿児島大学の金子ゼミ生ら8人を招いて交流が行われた。住吉字では、知名町まちづくり活動支援事業の一環として、住民が地域にある魅力的な資源(文化・自然・地域環境)を生かして持続可能な地域づくりを目指す取り組みが行われている。初めて沖永良部島を訪れた学生らから、字(あざ)で活動し体験したことから得たアイデアや、地域の良いところを掘り起こして、新しい提案をもらうのが目的。

パワーリフティング開幕 奄美市の良山が優勝 知名町(2023.09.23)

特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の公開競技・パワーリフティングが22日、知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなで開幕した。全国各地から132選手が出場。初日は成年女子の軽量、重量両階級と、同男子の59キロ、66キロ両階級各決勝があり、奄美関係では成年男子66キロ級に出場した奄美市の良山大知選手(23)=奄美パワーチーム=が初優勝を飾った。大会は24日まで開催される。

沖永良部島で国体出演記念ダンスフェス 町内5チームが踊りを披露(2023.09.20)

沖永良部島で活動するダンスチーム「FEED BACK」が「2023燃ゆる感動かごしま国体」に出演するのを記念して、ダンスイベント「DANCEフェス ゆめ~KIBAIYANSE~」が9月16日、和泊中学校(和泊町手々知名)敷地内の「あかね文化ホール」で開催された。チケットは完売し、悪天候ながらも大勢の観客でにぎわった。

和泊町の山口好子さん元気に101歳 毎日通いタラソで運動、「大事なのは友達」(2023.09.19)

泊町の山口好子さんは、1922(大正11)年生まれの101歳。いまでも同町の海洋療養施設「タラソおきのえらぶ」に毎日通い、プールでウォーキングをしたり、利用者と水中バレーボールをしたりして楽しんでいる。

知名町合同金婚式 「これからも幸せに」 結婚から50年祝う(2023.09.17)

1983年から続く知名町合同金婚式が15日、同町フローラル館であった。結婚から50年を迎えた夫婦7組(そのうち妻のみ2組)が出席。家族や来賓に祝福されながら、お互いの苦労を労った。

空の御朱印、奄美5空港でも JAL 「御翔印」、16日販売開始(2023.09.16)

日本航空(JAL)と傘下のJALUXは16日から、国内の空港を巡った証しとなる空の御朱印「御翔印(ごしょういん)」の第3弾を販売する。今回は、奄美群島内の5空港を含む離島計17空港の御翔印を新たに発売。これでJAL就航の国内55空港全てが出そろった形になり、同社は「(全てそろう)コンプリートを目指しながら、それぞれの地域を楽しく旅して」と呼び掛けている。

地場産物の生産拡大へ 苗づくりテーマに栽培講習会 知名町地産地消推進協議会(2023.09.15)

知名町地産地消推進協議会(外山利章会長)主催の野菜栽培講習会は12日、知名町育苗センターであった。町内の農家27人が参加。同協議会役員の牧野幸吉さんが種まきの基本や管理のこつを教えた。

沖永良部島で「女性の会」 方言研究者の横山さんと女性の生き方語り合う(2023.09.14)

「えらぶで暮らす女性たちがいきいきと人生を歩むために」をテーマにしたイベント「女性の会」が9月3日、沖永良部島の和泊町中央公民館(和泊町和泊)で開催された。

和泊小6年生オンラインで国際交流 タイってどんな国? お互いの伝統芸能披露(2023.09.12)

和泊町の和泊小学校(池田裕一郎校長)で11日、タイの学校とオンラインで交流する特別授業があった。同小の6年生37人とタイのスリン県にある私立小学校アヌバーントーンウン学校の子どもたち約40人が参加し、お互いの文化や観光地を紹介し合った。 

豪雨被害の銀水洞、作業続く 復旧へ寄付呼び掛け 知名町(2023.09.10)

6月下旬の線状降水帯による豪雨で、土砂が流入する被害があった沖永良部島・知名町の鍾乳洞「銀水洞」では、ケイビングガイドによる復旧作業が続けられている。被害箇所が洞窟奥深くのため、作業に携われるのは洞窟を熟知したガイドのみ。全て手作業で復旧のめどは立たないが、おきのえらぶ島観光協会ガイド部の東進一郎部会長(53)は「1日でも早く、元のきれいな洞窟内の景色を見られるようにしたい」と思いを話した。

県内100歳以上長寿者 奄美205人、前年度比10人増 県最高齢は瀬戸内町の勝さん(111歳)(2023.09.09)

県は8日、県内在住の100歳以上の高齢者数(9月1日現在)を発表した。県全体の人数は前年度比10人減の1964人(男性203人、女性1761人)となり、12年ぶりに減少した。奄美12市町村は計205人(男性21人、女性184人)で、前年度から10人増えた。人口10万人当たりの100歳以上の地区別人数では、大島地区が県内7地区で最多の201・97人。県内最高齢者は瀬戸内町の勝末コさん(111)で、奄美在住者が県内最高齢となるのは17年に117歳だった喜界町の女性以来となる。

出荷量5年連続減 22酒造年度需給状況 奄美黒糖焼酎(2023.09.08)

県酒造組合(濵田雄一郎会長)は7日、2022酒造年度(22年7月~23年6月)の県産本格焼酎の需給状況を発表した。奄美黒糖焼酎の課税移出数量(出荷量、実数)は6826キロリットル。前年度(6862キロリットル)とほぼ横ばいだが、5年連続で減少した。製成数量(生産量、25度換算)は前年度比1143キロリットル(16・6%)減の5762キロリットルとなり、2年連続減少。同組合は「新型コロナウイルス禍で在庫を抱えるメーカーが生産を控えた一方で、コロナが落ち着き業務用を中心に需要は回復しつつある」とみている

沖永良部花き専門農協総会 出荷本数2164万本、販売金額12億4510万円目指す(2023.09.07)

沖永良部花き専門農業協同組合(三島生康組合長、組合員135人)の第15回通常総会が6日、和泊町防災拠点施設やすらぎ館であり、2023年度の事業計画など5議案を承認した。今期は出荷本数2164万本、販売金額12億4510万円を目指す。

タクシー運賃引き上げか 奄美地区で31年ぶり 与論の事業者が申請(2023.09.06)

九州運輸局は4日、与論町でタクシー事業を行っている南陸運から運賃改定の申請があったと発表した。奄美地区(奄美群島内)の初乗り運賃を現行520円(1.3キロまで)から650円(同)に引き上げ、走行距離当たりの加算運賃も上乗せする内容。地区内のタクシー事業所を取り巻く環境は、燃料代を含む物価高騰などに伴うコストの上昇で疲弊しており、同業他社から同じく申請が出た場合、早ければ来年に値上げとなる見通し。決定した場合は1993年以来31年ぶりの運賃改定となる。

沖永良部島でEV車両実証事業 ヤマハ発動機・名古屋大学と連携(2023.09.05)

知名町・和泊町とヤマハ発動機、名古屋大学4者間で沖永良部島をモデルとした「脱炭素・持続可能なモビリティー社会構築に向けた実証研究」を行う連携協定の締結式が8月29日、沖永良部島で行われた。

浅野さん(宮城県出身)を任命 新たな視点で観光魅力アップを 和泊町の地域おこし協力隊(2023.09.02)

和泊町は1日付で、浅野舞子さん(46)を地域おこし協力隊(島旅プランナー)に任命した。浅野さんはおきのえらぶ島観光協会へ出向勤務。島の交流人口拡大のため、新たな視点で観光素材の磨き上げやPR活動、観光イベントの企画・立案などに携わる。

満席の会場、感動の渦 初の島外公演で児童生徒躍動 劇団「えらぶ百合物語」(2023.09.01)

沖永良部島の小学生―高校生で構成する劇団えらぶ百合物語は25日、姶良市文化会館加音ホールで島民創作ミュージカル「えらぶ百合物語」(百合の会主催)を上演した。初の島外公演でチケットは前日までに完売。子どもたちは約800人の観客を前に堂々とそれぞれの役を演じ切り、会場を感動の渦に巻き込んだ。

2023年夏振り返る 台風6号、影響長引く 4年ぶり制限なし夏祭り復活、各地で歓声(2023.09.01)

きょうから9月。長かった夏休みも終わり、新学期が始まった。今年は、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行して初めての夏。制限を伴わない、いつもの夏が4年ぶりに帰ってきた。奄美群島では台風6号の影響が長引いたものの、各地では夏祭りやイベントが復活し、島民らの声でにぎわった。期間中は行楽地や宿泊施設などで人が混み合うなど、観光需要の回復へも兆しがみられた。日常を取り戻しつつある奄美の夏を振り返る。

2023年8月1日火曜日

新着情報 2023年08月

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沖永良部島で環境体験学習塾 ソーラーランプ作り通して地球温暖化学ぶ(2023.08.31)

「学ぶ環境体験学習塾」が8月21日、知名町中央公民館(知名町知名)で行われた。鹿児島県環境林務課地球温暖化対策室が主催する事業で、小学1年と中学1年までの子ども16人とその保護者ら8人の計24人が参加。地球温暖化やカーボンニュートラルについて学んだ後、太陽光で光るソーラーランプ作りに取り組んだ。

脱炭素化で実証研究へ EV車両使い課題探る 産学官4者が連携協定 沖永良部島(2023.08.30)

二酸化炭素など温室効果ガス排出量の実質ゼロ(脱炭素社会)実現を目指す知名、和泊両町は29日、関連分野の知見や技術を持つ産学2者と「沖永良部島の持続可能なモビリティ社会の構築に向けた連携・協力に関する協定」を結んだ。主にEV(電動)バイク活用を通じて課題を把握・分析し、EV化の必要性や可能性を明らかにする実証研究を計画。持続可能な地域交通体系を検討する。

かごしま国体選手団結団式 「県代表の誇りを胸に」地元国体での活躍誓う(2023.08.30)

特別国民体育大会(燃ゆる感動かごしま国体)の鹿児島県選手団の結団式が29日、鹿児島市の川商ホールであり、全競技の選手団、役員らが一堂に会して目前に迫った地元国体に向けての士気を高めた。

各地で旧盆入り 花やちょうちん携え先祖迎える(2023.08.29)

旧暦7月13日にあたる28日は旧盆の迎えの日。奄美市各地の墓地でも、朝から花やちょうちんを手にした墓参者が訪れ、先祖や故人の霊を迎えた。

脱炭素計画変更を報告 MG構築、知名中と和泊小、新庁舎周辺へ ゼロカーボンアイランドおきのえらぶ推進協(2023.08.27)

ゼロカーボンアイランドおきのえらぶ推進協議会(会長・今井力夫知名町長)の第3回会合は24日、知名町フローラル館であった。事務局が脱炭素先行地域計画提案書の変更を報告。エネルギーを地産地消する仕組み「マイクログリッド(MG)」の構築地区を2カ所変更するほか、太陽光発電導入量を当初計画の約65%となる5200キロワットにした。太陽光発電装置を設置する公共施設数は59から26に減らした。

観光マスタープラン策定委員会 一体的な観光振興目指す 今年度末策定に向け議論スタート(2023.08.26)

奄美群島観光マスタープラン策定委員会の第1回会合が25日、奄美市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)であり、同プランのたたき台を基に意見交換などが行われた。マスタープランは、奄美群島の自然環境の保全と活用や文化の継承を図りながら、持続可能な観光振興を目指すことなどを目標としており、世界自然遺産登録などの効果を群島全体に波及させるための観光に特化した基本計画。計画期間は2024~33年度の10年間で、奄美群島広域事務組合が策定主体となり、来年1月頃までに2~3回の会合を開き、今年度末までにプランをまとめる。


沖縄と奄美 交流拡大連携協定 離島割引、沖縄便へ拡大 農林水産物輸送円滑化も(2023.08.25)

離島割引、沖縄便も適用へ――。「沖縄と奄美群島との交流の拡大に係る連携協定」締結式が24日、県奄美パークイベント広場であった。藤本徳昭・鹿児島県副知事、竹田真・沖縄県企画部企画調整統括監、安田壮平・奄美群島広域事務組合管理者(奄美市長)の3者が協定書の内容を確認し締結した。奄美大島5市町村の代表ら関係者も出席した。

地場産水産物の魅力を知って 島ぃゆグルメフェス開催中 奄美5島の37店舗参加(2023.08.23)

奄美近海で取れた地魚など水産物を使ったご当地料理を味わえる「島ぃゆグルメフェスタ」(県大島支庁主催)が奄美5島で開催中だ。各参加店舗が趣向を凝らしたメニューを提供し、島内外の客に地場産水産物の魅力を伝えている。9月末まで。

全国から続々来島 離島甲子園、きょう開幕 奄美大島(2023.08.21)

奄美大島で21日に開幕する第14回全国離島交流中学生野球大会(離島甲子園)の出場チームが20日、空路で続々と奄美入りした。奄美市笠利町の奄美空港では、大会事務局が横断幕とのぼり旗を掲げて歓迎。選手たちは長旅の疲れも見せず、期待に満ちた表情でそれぞれの宿泊先に向かった。

「THE FIRST SLAM DUNK」上映会 迫力の映像に感動 知名町(2023.08.20)

人気バスケットボール漫画「スラムダンク」のアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」の上映会が19日、知名町あしびの郷ちなであった。午前1回、午後2回の上映に家族連れら合計517人が来場し、迫力の映像と音を楽しんだ。

ガソリンが過去最高水準 「どこまで上がるのか不安」 奄美大島でも上昇続く 1㍑191円(2023.08.19)

ガソリン小売価格の高騰が奄美大島でも直撃している。経済産業省の発表によると全国平均のレギュラーガソリン1㍑当たりの店頭価格(14日時点)は前週比1円60銭増の181・9円で、奄美大島でも過去最高水準で推移している。円安や減産などを背景に、値上げは止まる気配がない。島民からは「どこまで上がるのか先が見えない」と不安の声も漏れている。

墓前に集い、飲食楽しむ 月遅れ盆の送り 知名町瀬利覚(2023.08.16)

月遅れ盆の沖永良部島は15日が送り日。知名町瀬利覚の墓地では午後5時ごろから人が集まり出し、各家の墓前で、持ち寄った酒や食べ物を囲み、先祖の霊を慰める昔ながらの風習が見られた。

沖永良部高校エイサー部が帰島 台風で奄美大島に足止めされ各地で演舞(2023.08.16)

沖永良部高校(知名町余多)のエイサー部が8月9日、奄美大島から沖永良部島へ帰島した。同部は奄美文化センター(奄美市名瀬長浜町)で行われた第47回全国高等学校総合文化祭鹿児島大会の郷土芸能部門に出場するため、7月27日から会場入り。2日に帰る予定だったが、台風6号の影響で各交通機関が欠航となったため、予定より1週間足止めされ13日間の滞在となった。

平和のための戦争写真・絵画展 戦況伝える新聞、赤紙も(2023.08.15)

戦後78年第5回「平和のための戦争写真・絵画展」(同実行委員会)が13日、奄美市名瀬のAiAiひろばで始まった。第二次世界大戦末期に起きた沖縄戦、広島・長崎の原爆投下に関する写真や絵画、日米開戦を伝える新聞、臨時召集令状(赤紙)など約70点をパネルで展示中。入場無料。17日まで。

令和5年度和泊町職員採用試験について(2023.08.14)

〇受験申込期間:令和5年8月16日(水曜日)まで
〇申込方法:令和5年度和泊町職員採用試験要領を確認のうえ,受験申込書等を下記へ提出してください。
詳しくは和泊町HPをご覧ください

沖永良部島・住吉で「地域塾」 地域の価値を再認識するマップ作りも(2023.08.12)

沖永良部島の住吉地区振興センター(知名町住吉)で8月8日、住民ら40人が集まり「すみよし地域塾」が行われた。塾は、地域にある素晴らしい自然や伝統、文化を、次世代を担う子どもたちに伝えることで地域に誇りを持ち、将来帰ってきたいと思える地域づくりにつなげたいという思いで取り組む。

スプレーギク 80万本お盆間に合わず 台風6号出荷最盛期を直撃 11日から出荷再開も「値段不安」(2023.08.11)

台風6号は、お盆に向けて花きの出荷最盛期だった沖永良部島を直撃した。和泊町の沖永良部花き専門農協には10日、お盆用に出荷を予定していたスプレーギクなど約80万本が保冷庫に残ったままになっている。11日から出荷再開のめどがついたが、花き専門農協の職員は「市場に届いてもお盆の時期は過ぎている。値段が付くかどうかわからない」と不安を漏らした。

19日、あしびの郷ちなで上映会 「THE FIRST SLAM DUNK」 知名町商工会青年部がPR(2023.08.10)

知名町商工会青年部のメンバーが9日、同町の今井力夫町長を表敬訪問し、今月19日にあしびの郷・ちなで開催される映画「THE FIRST SLAM DUNK」上映会をPRした。

空の便、徐々に運航再開 海は10日以降の見通し 奄美群島(2023.08.09)

台風6号の影響で欠航が続いていた奄美群島内外を結ぶ空の便は8日、与論─那覇(沖縄)路線の往復2便が運航を再開した。9日は群島と鹿児島を結ぶ全便の欠航が決まっている一方、台風が遠ざかる群島間や各島と東京、大阪、那覇を結ぶ便は運航する見通し。海の便は早くて10日鹿児島発下りから再開し、11日以降に群島各島へ寄港する見通しだが、台風の進路や進行速度など次第ではさらに遅れる可能性もある。

沖永良部和泊町で「港まつり」 4年ぶり開催(2023.08.08)

沖永良部島和泊町で7月29日・30日の2日間、「奄美群島日本復帰70周年記念 第63回港まつり」が開催された。開催は4年ぶり。 

11市町村で避難指示発令 奄美群島 410世帯、557人が避難(2023.08.06)

台風6号の接近に伴い、奄美群島12市町村では5日午後5時現在、410世帯、557人が、各自治体が開設した避難所に避難した。群島の広い範囲が暴風域に入り、次第に雨風が強まる中、避難した住民らは、「大きな被害がなく過ぎ去ってほしい」と祈るような思いで、不安な夜を過ごした。


影響長期化、備蓄野菜底つく フェリー欠航5日連続 マンゴー等出荷出来ず値崩れ(2023.08.05)

大型で強い台風6号の影響で、鹿児島と奄美群島を結ぶフェリーは、7月29日に鹿児島市を出港した便を最後に欠航が続いている。奄美群島のスーパーなどでは生鮮食品を中心に品切れの状態となっており、奄美市の名瀬中央青果㈱では4日、5日連続で島外からの移入野菜の入荷がなく、台風接近を見越して多めに仕入れていた品物もほとんど底をついた。また、マンゴーやパッションフルーツなどは島外出荷ができず、取引価格も台風接近前の半値以下となるなど大きな打撃を受けている。

奄美市 総文祭37校にマンゴー贈呈 台風足止めもいい「思い出」に 沖永良部高、返礼でエイサー披露(2023.08.04)

奄美市は2、3の両日、第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文)に出場するも、台風6号の影響で同市内の宿泊施設で延泊となった37校へ、特産果樹のマンゴーを贈呈した。担当者は「台風の影響で余儀なく足止めとなった生徒のみなさんに、マンゴーの夏の味わいを通して、いい思い出づくりにしてい

激しい風雨に不安の声 食べ物持ち寄り 避難所で一夜明かす(2023.08.03)

台風6号の接近により、沖永良部2町では2日午前10時時点で、両町合わせて30人ほどが避難所に身を寄せた。長引く強風と激しい雨に住民らは、「怖くて一人で家にいられない」「台風はいつ過ぎるのか」「停電が早く復旧してほしい」など不安の声が漏れた。

沖永良部高エイサー観客を魅了 かごしま総文 郷土芸能部門が閉幕(2023.08.02)

第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文)の郷土芸能部門の最終日が1日、奄美市名瀬の奄美川商ホールであった。この日は26校が舞台上で熱演し、会場を訪れた多くの来場者を魅了した。伝承の部鹿児島県代表の沖永良部高校が2番目に登場。「えらぶんちゅ(沖永良部の人)」の一生と島に伝わる伝統をエイサーで表現、観客を魅了し大きな歓声と拍手が送られた。

沖永良部島で方言を使った親子向け料理教室 「むじ」「しーぶい」学ぶ(2023.08.01)

沖永良部島の野菜を使った料理教室「島の野菜de親子クッキング」が7月26日、和泊町保健センター(和泊町和泊)で開かれた。

和泊町子ども議会 遠征費助成や通学路安全など要望 中学生議員が一般質問(2023.08.01)

夏休み恒例の「和泊町子ども議会」が31日、同町議会議事堂であった。町内2中学校の生徒10人が議員を務め、環境問題や教育、道路整備など中学生が思う町の課題について町職員へ質問した。