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「グリスロ」沖永良部で実証実験 楽しくゼロカーボン 乗り心地や安全性確認(2023.09.29)
知名町は21日、役場職員を対象にした低速電気自動車「グリーンスローモビリティ」(グリスロ)の試乗会を行った。参加者は、同町役場からフローラルホテル、メントマリ公園などを回るコースを体験し、乗り心地や安全性を確かめた。24年度公立高校募集定員 大島1学級40人減 大島学区27学級1080人(2023.09.28)
県教委は27日、2024年度の公立高校(市立7校含む)生徒募集定員を発表した。県内7学区のうち3学区で中学校卒業予定者数が減少したが、県全体としては増加。募集定員は、北薩学区の出水(普通科)及び大島学区の大島(普通科)がともに、1学級40人減となった。8高校(全日制8、定時制1)ある大島学区では、学区内の中学校卒業予定者1045人(前年度比74人増)に対し、募集定員は27学級1080人(同1学級40人減)だった。西郷隆盛・敬天愛人の会 御霊祭り 直系四代目も参列(2023.09.26)
西郷隆盛・敬天愛人の会(平山徳廣会長)はこのほど、大田区南千束の洗足池畔で「西郷南洲・勝海舟並びに御一統の御霊祭り」を開催した。式典には、西郷隆盛直系四代目・西郷吉太郎さんも夫妻で参列。その後、約80人による懇親会が行われ、参加者らは交流を深めていた。沖永良部島・知名町住吉字で鹿大生と交流 「持続可能な字づくり」テーマに(2023.09.25)
沖永良部島の知名町住吉字(あざ)で9月22日~24日の3日間、鹿児島大学の金子ゼミ生ら8人を招いて交流が行われた。住吉字では、知名町まちづくり活動支援事業の一環として、住民が地域にある魅力的な資源(文化・自然・地域環境)を生かして持続可能な地域づくりを目指す取り組みが行われている。初めて沖永良部島を訪れた学生らから、字(あざ)で活動し体験したことから得たアイデアや、地域の良いところを掘り起こして、新しい提案をもらうのが目的。パワーリフティング開幕 奄美市の良山が優勝 知名町(2023.09.23)
特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の公開競技・パワーリフティングが22日、知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなで開幕した。全国各地から132選手が出場。初日は成年女子の軽量、重量両階級と、同男子の59キロ、66キロ両階級各決勝があり、奄美関係では成年男子66キロ級に出場した奄美市の良山大知選手(23)=奄美パワーチーム=が初優勝を飾った。大会は24日まで開催される。沖永良部島で国体出演記念ダンスフェス 町内5チームが踊りを披露(2023.09.20)
沖永良部島で活動するダンスチーム「FEED BACK」が「2023燃ゆる感動かごしま国体」に出演するのを記念して、ダンスイベント「DANCEフェス ゆめ~KIBAIYANSE~」が9月16日、和泊中学校(和泊町手々知名)敷地内の「あかね文化ホール」で開催された。チケットは完売し、悪天候ながらも大勢の観客でにぎわった。和泊町の山口好子さん元気に101歳 毎日通いタラソで運動、「大事なのは友達」(2023.09.19)
泊町の山口好子さんは、1922(大正11)年生まれの101歳。いまでも同町の海洋療養施設「タラソおきのえらぶ」に毎日通い、プールでウォーキングをしたり、利用者と水中バレーボールをしたりして楽しんでいる。知名町合同金婚式 「これからも幸せに」 結婚から50年祝う(2023.09.17)
1983年から続く知名町合同金婚式が15日、同町フローラル館であった。結婚から50年を迎えた夫婦7組(そのうち妻のみ2組)が出席。家族や来賓に祝福されながら、お互いの苦労を労った。空の御朱印、奄美5空港でも JAL 「御翔印」、16日販売開始(2023.09.16)
日本航空(JAL)と傘下のJALUXは16日から、国内の空港を巡った証しとなる空の御朱印「御翔印(ごしょういん)」の第3弾を販売する。今回は、奄美群島内の5空港を含む離島計17空港の御翔印を新たに発売。これでJAL就航の国内55空港全てが出そろった形になり、同社は「(全てそろう)コンプリートを目指しながら、それぞれの地域を楽しく旅して」と呼び掛けている。地場産物の生産拡大へ 苗づくりテーマに栽培講習会 知名町地産地消推進協議会(2023.09.15)
知名町地産地消推進協議会(外山利章会長)主催の野菜栽培講習会は12日、知名町育苗センターであった。町内の農家27人が参加。同協議会役員の牧野幸吉さんが種まきの基本や管理のこつを教えた。沖永良部島で「女性の会」 方言研究者の横山さんと女性の生き方語り合う(2023.09.14)
「えらぶで暮らす女性たちがいきいきと人生を歩むために」をテーマにしたイベント「女性の会」が9月3日、沖永良部島の和泊町中央公民館(和泊町和泊)で開催された。和泊小6年生オンラインで国際交流 タイってどんな国? お互いの伝統芸能披露(2023.09.12)
和泊町の和泊小学校(池田裕一郎校長)で11日、タイの学校とオンラインで交流する特別授業があった。同小の6年生37人とタイのスリン県にある私立小学校アヌバーントーンウン学校の子どもたち約40人が参加し、お互いの文化や観光地を紹介し合った。豪雨被害の銀水洞、作業続く 復旧へ寄付呼び掛け 知名町(2023.09.10)
6月下旬の線状降水帯による豪雨で、土砂が流入する被害があった沖永良部島・知名町の鍾乳洞「銀水洞」では、ケイビングガイドによる復旧作業が続けられている。被害箇所が洞窟奥深くのため、作業に携われるのは洞窟を熟知したガイドのみ。全て手作業で復旧のめどは立たないが、おきのえらぶ島観光協会ガイド部の東進一郎部会長(53)は「1日でも早く、元のきれいな洞窟内の景色を見られるようにしたい」と思いを話した。県内100歳以上長寿者 奄美205人、前年度比10人増 県最高齢は瀬戸内町の勝さん(111歳)(2023.09.09)
県は8日、県内在住の100歳以上の高齢者数(9月1日現在)を発表した。県全体の人数は前年度比10人減の1964人(男性203人、女性1761人)となり、12年ぶりに減少した。奄美12市町村は計205人(男性21人、女性184人)で、前年度から10人増えた。人口10万人当たりの100歳以上の地区別人数では、大島地区が県内7地区で最多の201・97人。県内最高齢者は瀬戸内町の勝末コさん(111)で、奄美在住者が県内最高齢となるのは17年に117歳だった喜界町の女性以来となる。出荷量5年連続減 22酒造年度需給状況 奄美黒糖焼酎(2023.09.08)
県酒造組合(濵田雄一郎会長)は7日、2022酒造年度(22年7月~23年6月)の県産本格焼酎の需給状況を発表した。奄美黒糖焼酎の課税移出数量(出荷量、実数)は6826キロリットル。前年度(6862キロリットル)とほぼ横ばいだが、5年連続で減少した。製成数量(生産量、25度換算)は前年度比1143キロリットル(16・6%)減の5762キロリットルとなり、2年連続減少。同組合は「新型コロナウイルス禍で在庫を抱えるメーカーが生産を控えた一方で、コロナが落ち着き業務用を中心に需要は回復しつつある」とみている沖永良部花き専門農協総会 出荷本数2164万本、販売金額12億4510万円目指す(2023.09.07)
沖永良部花き専門農業協同組合(三島生康組合長、組合員135人)の第15回通常総会が6日、和泊町防災拠点施設やすらぎ館であり、2023年度の事業計画など5議案を承認した。今期は出荷本数2164万本、販売金額12億4510万円を目指す。タクシー運賃引き上げか 奄美地区で31年ぶり 与論の事業者が申請(2023.09.06)
九州運輸局は4日、与論町でタクシー事業を行っている南陸運から運賃改定の申請があったと発表した。奄美地区(奄美群島内)の初乗り運賃を現行520円(1.3キロまで)から650円(同)に引き上げ、走行距離当たりの加算運賃も上乗せする内容。地区内のタクシー事業所を取り巻く環境は、燃料代を含む物価高騰などに伴うコストの上昇で疲弊しており、同業他社から同じく申請が出た場合、早ければ来年に値上げとなる見通し。決定した場合は1993年以来31年ぶりの運賃改定となる。沖永良部島でEV車両実証事業 ヤマハ発動機・名古屋大学と連携(2023.09.05)
知名町・和泊町とヤマハ発動機、名古屋大学4者間で沖永良部島をモデルとした「脱炭素・持続可能なモビリティー社会構築に向けた実証研究」を行う連携協定の締結式が8月29日、沖永良部島で行われた。浅野さん(宮城県出身)を任命 新たな視点で観光魅力アップを 和泊町の地域おこし協力隊(2023.09.02)
和泊町は1日付で、浅野舞子さん(46)を地域おこし協力隊(島旅プランナー)に任命した。浅野さんはおきのえらぶ島観光協会へ出向勤務。島の交流人口拡大のため、新たな視点で観光素材の磨き上げやPR活動、観光イベントの企画・立案などに携わる。満席の会場、感動の渦 初の島外公演で児童生徒躍動 劇団「えらぶ百合物語」(2023.09.01)
沖永良部島の小学生―高校生で構成する劇団えらぶ百合物語は25日、姶良市文化会館加音ホールで島民創作ミュージカル「えらぶ百合物語」(百合の会主催)を上演した。初の島外公演でチケットは前日までに完売。子どもたちは約800人の観客を前に堂々とそれぞれの役を演じ切り、会場を感動の渦に巻き込んだ。2023年夏振り返る 台風6号、影響長引く 4年ぶり制限なし夏祭り復活、各地で歓声(2023.09.01)
きょうから9月。長かった夏休みも終わり、新学期が始まった。今年は、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行して初めての夏。制限を伴わない、いつもの夏が4年ぶりに帰ってきた。奄美群島では台風6号の影響が長引いたものの、各地では夏祭りやイベントが復活し、島民らの声でにぎわった。期間中は行楽地や宿泊施設などで人が混み合うなど、観光需要の回復へも兆しがみられた。日常を取り戻しつつある奄美の夏を振り返る。