> 1月
空気砲や熱気球に笑顔 子どもら対象に科学の祭典 理科の面白さ体験 知名町(2022.1.31)
青少年のための科学の祭典(知名町青少年育成連絡協議会主催)が30日、同町のあしびの郷・ちなであった。水蒸気や熱の力を使った実験ブースなどが設けられ、子どもたちは体験活動を通して理科の魅力に触れた。苦労と達成感味わう 児童が黒糖作り体験 和泊町の大城小(2022.1.31)
和泊町の大城小学校(田邊ツル子校長、児童43人)で28日、恒例の黒糖づくり体験があった。児童や保護者、地域住民らが参加し、昔ながらのサタ(砂糖)グルマを使ったサトウキビ搾りなど、黒糖ができるまでの作業工程を体験し、その苦労と達成感を味わった。大島、2度目のセンバツ 大島高校(2022.1.29)
第94回選抜高校野球大会(3月18~30日までの13日間、兵庫・阪神甲子園球場)の出場校を決める選考委員会が28日、大阪市の毎日新聞大阪本社で開かれ、県立大島高校(奄美市名瀬)の出場が決まった。2014年の第86回選抜大会「21世紀枠」で初出場した以来、8年ぶり2回目の出場。県内離島の高校が甲子園に一般枠で出場するのは春夏通じて初めて。選考理由にチーム一丸の勝負強さで九州大会準優勝したことが高く評価された。組み合わせ抽選会は3月4日に行われる。和泊町、アリーナ建設事業で説明会 財政状況に「いまは難しい」の声(2022.1.28)
和泊町総合交流アリーナ建設事業町民説明会が26日から始まった。初日は同町の大城小学校体育館であり、住民23人が参加。質疑では、町の財政状況を示す将来負担比率などの指標が県内ワーストの結果に、参加者から「いまの状況では難しい」「ほかにやるべきことがある」などの意見が出た。大島地区1月子牛セリ 上げ相場、平均66万2千円(2022.1.26)
JA県経済連肉用牛課奄美市駐在は25日、1月の大島地区子牛セリ市結果をまとめ公表した。市況は「全体的に購買者の買い気は強く」上げ相場となり、総平均66万2334円(昨年11月の前回比1万6116円高)と上昇した。発育の関係で子牛の価格差がみられたことから、日常の管理徹底を呼びかけている。オリジナル切手セット発売 自然遺産の奄美大島、徳之島題材(2022.1.25)
日本郵便九州支社(豊田康光支社長)は、昨年7月に世界自然遺産に登録された奄美大島と徳之島を題材にしたオリジナルフレーム切手セットを2月1日から販売する。63円切手5枚と台紙1枚、ポストカード2枚のセットで、両島の生き物や植物、風景が鮮やかな色彩で描かれている。限定4800セット。国頭小の6年生が島内1周歩こう会 沖永良部島(2022.1.23)
和泊町の国頭小学校(中村健三郎校長)は22日、「沖永良部島内1周歩こう会」を行った。今春卒業を迎える6年生11人とその保護者や兄弟、教職員ら46人が参加。同校を発着点に、県道沿い約42㌔の道のりを参加者同士、励まし合いながら歩ききった。新型の救助工作車導入 3月初旬運用開始 沖永良部与論地区広域消防本部(2022.1.21)
沖永良部与論地区広域事務組合消防本部はこのほど、新型の救助工作車1台を導入した。19日、知名町の消防本部で車祓(ばらい)式を行い、島内の無事故・無災害を祈願した。3月初旬から運用を開始する。きょう「大寒」 奄美で緋寒桜 鮮やかに(2022.1.20)
20日は二十四節気の「大寒」。1年で最も寒さが厳しい時期とされる。奄美大島では寒期に咲くヒカンザクラ(緋寒桜)が見頃を迎え、鮮やかなピンク色の花が沿道を彩っている。花見は3月ごろまで楽しめそう。災害時の支援体制構築を 津波警報、要介護者ら避難できず 奄美市へ要望(2022.1.19)
奄美大島の介護事業所や介護支援専門員らで構成する2団体は18日、障がい者や要介護高齢者ら「避難行動要支援者」の適切な避難に関する要望書を奄美市へ提出した。16日未明、奄美群島に津波警報が発令された際、多くの市民が高台へ避難した中、自力で避難できず自宅で不安な夜を過ごした障がい者や要介護高齢者がいたことなどを市側に伝え、官民協力による災害時の支援体制の構築を求めた。未明の避難、見えた課題 津波警報発令 トイレ、交通渋滞、防寒対策…(2022.1.18)
南太平洋のトンガ諸島付近で発生した大規模な火山噴火に伴う潮位変動で、16日未明に奄美群島などに発令された津波警報。避難中にけがをした人がいたものの、津波による被害は17日現在確認されていない。一方、未明の突然の警報に各地で混乱も生じた。交通渋滞、避難場所でのトイレ、防寒対策…。避難した住民や自治体の防災担当者の話から、さまざまな課題が浮かび上がってきた。親族集まり「墓正月」 沖永良部島(2022.1.18)
先祖と共に新年を祝う沖永良部島の伝統行事「墓正月」が16日、島内各地であった。知名町田皆(白川孝志区長、322世帯613人)では、老若男女が墓前で一重一瓶を囲む昔ながらの光景が見られた。受験率69%、初日下回る 大高会場、トラブルなし 共通テスト本試験終了(2022.1.17)
大学入学共通テストは16日、理科と数学の試験があり、2日間の全日程を終えた。奄美群島唯一の会場となった奄美市名瀬の県立大島高校では、初日より45人少ない229人が受験。前回約95・5%の2日目受験率(1教科以上)は、約69・0%と大幅に低下した。大きなトラブルはない。新型コロナウイルス感染症や16日未明の津波警報発令の影響で受験できなかった場合は、追試験の対象となる可能性がある。奄美群島に津波警報 小湊で最大1.2㍍ 奄美大島で男女2人軽傷 深夜の避難に混乱(2022.1.17)
南太平洋のトンガ諸島付近で発生した大規模な火山噴火に伴う潮位の変動で、気象庁は16日未明、奄美群島とトカラ列島に津波警報を発令した。警報発令前の15日午後11時55分、奄美市名瀬小湊で1・2㍍の潮位の上昇を観測。奄美9市町村の約4万7000世帯・約8万5000人に警戒レベル4に相当する避難指示が出された。奄美市と瀬戸内町の男女2人が避難中に軽いけがをした。16日午後5時現在、建物や漁船などへの被害は報告されていない。奄美関係の海、空のダイヤが乱れたほか、深夜に高台へ避難する車で渋滞するなど各地で混乱が生じた。阪神の近本選手が野球教室 打撃や守備手ほどき 地元の児童生徒80人に(2022.1.16)
プロ野球・阪神タイガースの近本光司選手(27)が15日、和泊町の城ケ丘中学校グラウンドで野球教室を開いた。地元の小中学生約80人が参加し、あこがれの選手から打撃や守備の手ほどきを受けた。安定した雇用確保へ 特定地域づくり事業協組シンポ 知名町(2022.1.14)
地域で安定した雇用の確保を目指す特定地域づくり事業協同組合のシンポジウムが13日、知名町フローラル館であった。インターネットを使ったリモート参加も含め、事業者や行政、商工団体職員ら約150人が参加。同組合に県内で初めて認定された沖永良部島の「えらぶ島づくり事業協同組合」(えらぶ事業組合)の金城真幸事務局長の講演やパネルディスカッションを通して、地域産業の担い手育成へ向け、組合を設立することのメリットや課題を考えた。「ちなボー」が町の魅力発信 マスコット出演の動画公開 知名町(2022.1.13)
知名町は11日から、町のマスコットキャラクター「ちなボー」が出演するプロモーション動画を公開している。ちなボーが町内の田皆岬や観光鍾乳洞・昇竜洞などで歌やダンスを披露し、自然豊かな景勝地の魅力を発信している。感染拡大の中で共通テスト 15、16日に大島高校で 防止対策、万全に整える(2022.1.12)
新型コロナウイルスの猛威的な感染拡大の中、2022年度大学入学共通テストが15、16日の2日間、全国677会場(前年度681)で行われる。県内は14会場で実施し、大島地区唯一の会場となる大島高校(奄美市名瀬)は、島内7校の生徒が利用。本番を3日後にひかえた同校は、コロナ感染防止対策を万全に整えている。与論高校は移動時間の短い沖縄県の名桜大学での受験になる。知名町でエコアートイベント 公園の壁を彩る 軽石を絵の具に(2022.1.11)
廃棄されるものを活用するエコアートイベントが9日、知名町フローラルパークであった。地元の子ども達50人ほどが参加し、公園の壁をカラフルに彩った。 イベントは、漂着した軽石をアートに活用しようと、島内の植物などを使ってクレヨンや粘土を制作している「しまやどり」が主催した。廃棄物を画材に活用するプロジェクトに取り組んでいる長崎県出身のエコアートアーティスト、綾海(あやみ)さんをゲストに招いた。台湾対象に観光PR 商談会にリモート参加 和泊町など(2022.1.10)
和泊町とおきのえらぶ島観光協会は6、7の両日、鹿児島銀行が台湾の2会場を主会場に開いた観光商談会にインターネットを通じてリモート参加した。映像や画像を使って、沖永良部島観光の魅力を発信した。CO2排出量実質ゼロへ 前町長が「ゼロカーボンシティ宣言」 和泊町(2022.1.09)
和泊町の前登志朗町長は7日、2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量実質ゼロを目指す「和泊町ゼロカーボンシティ宣言」を町長室で行った。沖永良部島では知名町の今井力夫町長が、同様に「知名町気候非常事態宣言」を行っており、和泊町の前町長は「知名町と連携し、島単位で国内の脱炭素先行地域を目指したい」と語った。阪神、近本選手が沖永良部島で自主トレ(2022.1.09)
プロ野球、阪神タイガースの近本光司選手(27)が8日、自主トレーニングのため空路で沖永良部島入りした。和泊町の沖永良部空港では、島内の野球関係者らが横断幕を掲げて歓迎した。23日まで滞在し、春季キャンプ前の体力づくりなどを行う。「ナンカンジョセ」振る舞う 「よく食べ、健康で元気に」(2022.1.08)
7日は「ナンカンセック」(七日節句)、数えで7歳を迎える子どもたちの健やかな成長を願って、親族などの家々で「ナンカンジョセ」(七草がゆ)が振る舞われた。奄美市住用町の和田霜析さん(47)と良子さん(45)の長男聖河くんも数え7歳を迎え、良子さんの実家を訪ね、祖母の丸田翠さん(76)からナンカンジョセを受け取った。葉タバコの豊作祈願 生産者らが種まき式 知名町(2022.1.06)
知名町葉たばこ振興会(赤池武彦会長)は5日、同町正名の育苗用ハウスで2022年期産の葉タバコの播種(種まき)式を行った。生産者ら13人が参加して種まき作業に汗を流し、豊作を祈願した。2年ぶり成人式開催 コロナ対策徹底 奄美群島(2022.1.04)
新春を迎えた2・3日の両日、奄美群島内の9市町(11地区)で2022年の成人式が開かれた。新型コロナウイルス感染拡大で21年は式典の中止が相次いだため、すべての自治体では2年ぶりの開催。大島紬や振り袖に身を包んだ新成人らは、旧友や恩師との再会を喜び、笑顔で記念写真に収まっていた