2023年7月1日土曜日

新着情報 2023年07月

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和泊町港まつり 前夜祭パレードや舟こぎ競争で盛り上がる(2023.07.31)

第63回和泊町港まつりが29、30日の2日間、同町であった。4年ぶりの通常開催となり、初日は相撲大会や前夜祭パレードを実施。2日目は舟こぎ競争や花火大会で盛り上がった。

かごしま総文開幕 生徒440人がパフォーマンス 鹿児島市で総合開会式(2023.07.30)

全国の高校生による芸術文化活動の祭典「第47回全国高校総合文化祭(2023かごしま総文)」が29日、開幕した。鹿児島県での開催は初めて。総合開会式は鹿児島市の西原商会アリーナであり、奄美の生徒も加わった総勢440人の出演者がオリジナル劇などで「鹿児島らしさ、高校生らしさ」を表現。

地元の良さ再発見を 環境文化学ぶ地域塾開講 知名町住吉(2023.07.29)

地元の環境文化を見詰め直し、地域づくりにつなげる知名町住吉集落の「住吉地域塾」(住吉子ども育成会主催)の開講式が26日、同集落の住吉地区振興センターであった。小学生から一般まで37人が受講。式後に文化講演会があり、同集落の地名伝承や沖永良部島全体で約150年前に途絶えた「シニグ祭り」について学んだ。

金賞は田中甫さん(和泊町) マンゴー品評会に23点出品 沖永良部果樹生産組合(2023.07.29)

沖永良部果樹生産組合(西田和希組合長)主催のマンゴー品評会は28日、和泊町役場結いホールであった。和泊、知名両町からアーウィン種23点の出品があり、審査の結果、田中甫さん(32)=和泊町=のマンゴーが金賞に輝いた。

「集落シマムニ」で朝のラジオ体操 知名町田皆子ども会育成会 住民有志がCD作成(2023.07.28)

知名町の田皆子ども会育成会(田中貴規会長)は今年から、夏休み期間中の毎週水曜日を「シマムニ(沖永良部島方言)の日」と定め、同集落のシマムニバージョンによる朝のラジオ体操を始めた。初日の26日は会場の田皆コミュニティーセンターに子どもから高齢者まで住民約80人が参加。シマムニの号令に合わせ、体操しながらシマムニを学んだ。

30日「土用の丑の日」 ウナギ商戦 昨年並みに抑制も 仕入れ値上昇、専門店は価格改定(2023.07.28)

厳しい暑さが続く中、夏場のスタミナ源として根強い人気を誇るのがウナギだ。30日には「土用の丑=うし=の日」を迎えるが、稚魚の不漁や物流コストの上昇などで県産をはじめとした国産は高値が続いている。奄美の専門店の中には仕入れ値の上昇により小幅ながら価格改定に踏み切ったところがある一方、小売りスーパーの中には昨年並みに抑制する動きも。それでも安価な中国産に流れる傾向が強まるとの見方も出ている。

手遊び歌、絵本で楽しく 「島むにしあしば~」開幕 沖永良部島で方言イベント(2023.07.27)

島ムニ(沖永良部島方言)継承に取り組む和泊町の町民有志主催の方言イベント「島むにしあしば~」が23日、島内で始まった。初日は和泊町の和泊幼稚園で「よーしゃぬおーまむしとぅあしばー!(はらぺこあおむしと遊ぼう!)」があり、島内の親子9組、小学校教諭、研究者など約40人が参加。シマムニを使った手遊びや絵本読み聞かせで、シマムニを聞く、話す、歌う楽しさを味わった。

ジッキョヌホーまつりにぎわう 伝統の「獅子舞」披露も 知名町瀬利覚で4年ぶり(2023.07.25)

知名町瀬利覚の湧水「ジッキョヌホー」で22日夜、第30回ジッキョヌホーまつり(瀬利覚青壮年団主催)が開かれた。各種団体の演芸発表や音楽ライブのほか、瀬利覚伝統の「獅子舞」が披露され、多くの来場者でにぎわった。

県最南端から国体応援 笑顔で炬火リレー 与論町、児童生徒52人参加(2023.07.25)

10月に開催される「かごしま国体」と全国障害者スポーツ大会「かごしま大会」の炬火リレーが24日、与論町で行われた。地元の児童生徒ら52人が参加。沿道の声援を受けながら、全9区間約5・5㌔のコースを走り抜いた。

夏祭りシーズンスタート 先陣切り、龍郷ふるさと祭 4年ぶりの通常開催に活況 奄美群島(2023.07.24)

奄美群島の各市町村で行われる夏祭りシーズンが始まった。23日はトップを切り、龍郷町の「奄美群島日本復帰70周年記念第31回龍郷ふるさと祭」(協賛会主催)が開催され、奄美の夏を象徴する舟こぎ競争や打ち上げ花火に加えて、新型コロナウイルスの影響で中止が続いていたステージイベントも4年ぶりに復活。会場はコロナ禍以前のプログラム開催を待ち望んだ人々でにぎわった。 群島内では7月に和泊町、8月に奄美市3地区と大和村、瀬戸内町、喜界町、天城町、知名町、与論町、10月に宇検村と徳之島町、11月に伊仙町で祭りが催される予定。

島ぃゆグルメフェスタ始まる 群島内37店が参加 9月末まで 「地魚メニュー楽しんで」(2023.07.22)

奄美群島近海で取れた地魚などを使った料理が楽しめる「島ぃゆグルメフェスタ」が21日、群島各地の飲食店などで始まった。多彩な魚介類の水揚げを誇る奄美群島の水産物を知ってもらおうと企画し、今年で2回目。9月30日まで、群島内37店でオリジナルメニューなどを提供していく。

「昨年よりいい出来」 マンゴー収穫、出荷始まる 沖永良部島(2023.07.21)

沖永良部島産マンゴーの収穫、出荷が始まっている。各生産者の栽培状況にもよるが、今年は昨年より果実肥大が早く、収穫も早まっているという。収穫、出荷作業は8月中旬ごろまで続く見込み。

先史時代の島を知る 文化財ツアー初開催 知名町(2023.07.20)

知名町地域女性団体連絡協議会(長山美香会長)主催の文化財体験ツアーが17日、町内であった。町内の未就学児~一般38人が参加。学芸員の案内で地元の文化財を巡ったほか、石蒸し、火起こしなど先史時代の暮らしを体験した。

沖永良部島・和泊町大城小で稲刈り体験 郷土学習の一環で(2023.07.19)

和泊町立大城小学校で7月12日、30年以上続く郷土学習「米作り」の一環で稲刈りが同校にある田んぼで行われた。

カヌーで鹿児島縦断へ 密航陳情団の軌跡たどる 復帰70年「結の心」で島々つなぐ(2023.07.17)

奄美群島の日本復帰運動に懸けた先人の思いと助け合いの精神を次世代へ伝えようと、白畑瞬さん(38)=奄美市名瀬=が2013年に立ち上げた「結人(ゆいんちゅ)プロジェクト」の新たな挑戦が始まる。十島村宝島から鹿児島市まで、約300キロの海路を人力のアウトリガーカヌーで縦断。島の人々の願いを背負い命懸けで上京、日本復帰を直訴した「密航陳情団」の軌跡をたどり、その意志を各地へ届ける試みだ。

開幕まで2週間 かごしま総文、29日から 奄美市で郷土芸能部門(2023.07.16)

第47回全国高校総合文化祭(2023かごしま総文)が29日に開幕する。8月4日までの期間中、県内8市町村で19の規定部門と三つの協賛部門による発表がある。奄美では郷土芸能部門が7月30日から8月1日の3日間、奄美市名瀬の奄美川商ホール(奄美文化センター)で開かれ、全国の高校生たちが日ごろの活動の成果を発揮する。

沖永良部島の「ノアコーヒー」、独自焙煎製法で特許取得(2023.07.14)

沖永良部島のカフェ「ノアコーヒーおきのえらぶ店」(和泊町和泊)を運営する「Noah Coffee」代表の山下さつきさんが「コーヒー果実を丸ごと焙煎(ばいせん)する方法」の特許を取得した。コーヒーチェリーの皮に多く含む機能性成分トリゴネリンを抽出できるという。

知名町議会「議員と語る会」 ゼロカーボン事業で意見交換 町民のためになるか(2023.07.13)

知名町議会は11日夜、同町久志検公民館で「議員と語る会」を開いた。総務文教常任委員会の6議員に対し、住民約20人が参加。脱炭素化事業の状況や河川の水質調査、公共バスの活性化など町民の意見・要望に耳を傾けた。

国頭沖で400㌔サメ漁獲 えらぶ漁業集落「漁業被害の軽減に」(2023.07.12)

和泊町の漁業、山下正一さん(43)は11日朝、同町国頭沖で体長約4メートル、重さ400キロのイタチザメを漁獲した。和泊町の漁業関係者でつくるえらぶ漁業集落(塩貝和雄代表)では近年、捕った魚をサメに奪われる漁業被害に頭を悩ませており、漁獲したサメの買い取り事業を行っている。同事務局は「事業実施で漁業被害の軽減につながれば」としている。

港まつり花火大会 実行委へ協賛金贈呈 町を盛り上げよう! 和泊町シルバー人材センター(2023.07.11)

和泊町シルバー人材センター(平山和仁理事長、会員312人)は10日、同町商工会港まつり花火大会実行委員会(山田鉄也委員長)へ協賛金13万4500円を贈呈した。平山理事長は「町のことを思う会員一人ひとりの気持ちが込められている。花火で町を盛り上げてほしい」と語った。

和泊町で「奄美農業を語る会」 高収益生産など3事例紹介 ハカマ回収や輸送コスト質問も(2023.07.11)

奄美農業を語る会(県農業経営者クラブ沖永良部・与論支部主催)が10日、和泊町のえらぶ長浜館であった。群島内の農業関連団体のメンバーら約60人が参加。トルコギキョウの高収益生産(和泊町)や多種多様な野菜作り(奄美市)、サトウキビと肉用牛の耕畜連携(徳之島)の3事例をもとに意見交換を行った。

奄美4団体を顕彰 生き生きシニア活動 日本生命財団(2023.07.09)

日本生命財団の2023年度生き生きシニア活動顕彰団体がこのほど決まり、奄美関係では中戸口老人クラブ(龍郷町)、伊仙町老人クラブ連合会、徳時老人クラブ世並蔵会(知名町)、正名老人クラブ親和会(同)が顕彰された。

東京奄美会 文化講演会で塩田知事 「奄美の未来」を熱弁(2023.07.09)

東京奄美会(井上脩士会長、泰良宗男幹事長)は6月24日、品川区の三州倶楽部で鹿児島県知事の塩田康一氏を講師に2023年文化講演会を開催した。会場には約110人が詰め掛け、塩田氏の奄美への思いなどに耳を傾けていた。

「いつまでもお元気で」 高齢者施設2カ所に七夕飾りプレゼント 国頭小児童(2023.07.07)

和泊町の国頭小学校(伊口裕喜校長、児童75人)は6日、町内の高齢者施設「介護付有料老人ホームしおほしの里」「グループホームひだまり」に七夕の飾り付けをした竹をそれぞれプレゼントした。

走る冒険家、岩元みささん講演 「やりたいことを思い切って」 知名町田皆中(2023.07.07)

「走る冒険家」として活動する岩元みささん(30)が4日、知名町立田皆中学校(菅野公平校長)で講演した。全校生徒50人を前に「やりたいことを思い切りやってほしい。それが自分の生きる形になる」と呼び掛けた。

知名町の2団体選ばれる ニッセイ財団 「生き生きシニア活動顕彰」(2023.07.05)

2023年度ニッセイ財団「生き生きシニア活動顕彰」に、知名町の徳時老人クラブ世並蔵会(佐藤サヨ子会長、会員46人)と正名老人クラブ親和会(林富義志会長、93人)の2団体が選ばれた。4日、同町役場町長室で伝達式が行われた。県内では全6団体が選ばれている。

ユリ球根掘り取り 和泊町 住民ら240人参加(2023.07.04)

和泊町の笠石海浜公園で2日、ユリ球根の掘り取り作業が行われた。町の環境美化に取り組む「えらぶゆりサポーター」のメンバー約240人が集まり、テッポウユリとスカシユリの球根約3万球を掘り取った。

奄美地方で線状降水帯発生 十島村・宝島で24時間雨量300mm 厳重な警戒呼びかけ 気象庁(2023.07.02)

気象庁は2日午前1時9分、鹿児島県の奄美地方で線状降水帯が形成されたと発表した。同じ場所で雨が降り続き、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっていると警戒を呼びかけている。