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群島内4高校で揮毫大会 大島地区総文祭に合わせ 奄美市(2024/01/31)
奄美群島内高校の書道部らの揮毫(きごう)大会(県高校文化連盟大島支部主催)が30日、奄美市名瀬の奄美川商ホールであった。大島、奄美、古仁屋、沖永良部の4校から生徒30人が参加し、書の美しさを競った。花や眺望楽しみながら 恒例「さくらウォーキング」 和泊町・越山公園(2024/01/30)
和泊町恒例の「さくらウォーキング」(町保健福祉課主催)が28日、越山公園を発着点にあった。未就学児から高齢者まで約80人が参加。冷たい北風が吹く中だったが、気の合う仲間らと咲き始めのヒカンザクラを眺めながら運動を楽しんでいた。奄美での「仕事と起業」に前向き 東京で相談会、25人参加 奄美大島雇用創造協(2024/01/29)
奄美大島での仕事と移住をテーマとした「UIJターン向け就職・起業相談会in東京」(奄美大島雇用創造協議会主催)が27日、東京都新宿区であった。関東各地から25人が訪れ、奄美で事業を展開している事業所や行政機関の担当者と面談。奄美での仕事や暮らしについて情報を収集し、熱心に相談した。タイの若者と島の中高生交流 アイデンティティー守る意識を 島内巡り沖永良部の文化知る(2024/01/28)
タイの若者と島内を巡るイベント「島の文化を知るヘリテージキャンプ」が27日、沖永良部島内であった。タイの若者2人と国内外の言語研究者4人が来島。地元の中高生ら13人と交流しながら、島の歴史・文化を伝える場所を見て回った。黒砂糖に「がんリスク低減効果」? 約14年奄美の5千人追跡 アジア太平洋学術誌で発表(2024/01/27)
「黒砂糖(黒糖)を最も多く摂取する人は全てのがんリスクが約40%以下に」――。黒砂糖は奄美群島の「長寿食材」の一つだが、アジア太平洋地域に関する学術誌に、同摂取と死亡リスクに関する日本多機関共同研究の成果が登場。今月18日の徳之島町健康づくり講演会では、群島の健康課題や食の強みを19年間研究した同研究者も報告。国文化審議会の「薩南諸島の黒糖製造技術」登録無形民俗文化財指定(答申)とも相まって黒砂糖への関心が高まりそうだ。先人の技術学ぶ 伝統の黒糖づくり 大城小(2024/01/26)
和泊町立大城小学校(野口浩二校長、児童39人)恒例の黒糖づくりが25日、同校であった。サトウキビから搾り取ったキビ汁を釜で煮詰め、黒糖を仕上げるまでの作業を行い、先人が築いた黒糖製造の技術や苦労、つくる喜びを学んでいた。東京奄美会 片岡愛之助さん主演・西遊記を観劇 食事会でも交流、気さくな人柄に触れる(2024/01/25)
東京奄美会はこのほど、徳之島観光大使の片岡愛之助さんが主演する、明治座(中央区日本橋浜町2の31の1)の舞台「西遊記」の観劇会を開催した。会には30人が参加、食事会では愛之助さんの気さくな人柄にも触れ、記念写真に納まるなど堪能していた。知名町で「科学の祭典」 楽しく実験、面白さ触れる(2024/01/24)
「青少年のための科学の祭典」が21日、知名町あしびの郷ちなであった。多くの児童生徒が訪れ、実験や工作を通して理科の面白さに触れた。 科学に興味を持ってもらおうと開催。島内の小中学校や教育団体、消防などが協力し、九つの実験ブースを準備した。知名町住吉子ども育成会 バスで島を巡ろう! 集落散策して島の歴史学ぶ(2024/01/23)
知名町住吉子ども育成会主催の「しまたびバスツアー」が20日、和泊町手々知名集落であった。育成会の親子ら18人が集落を散策し、手々知名字(あざ)に残る史跡や西郷隆盛ゆかりの地を巡った。連携確認し、課題共有 図上・実動で国民保護訓練 県対策本部(2024/01/22)
他国からの武力攻撃が予測される事態を想定した鹿児島、熊本両県共同の国民保護訓練が21日あり、鹿児島県が対策本部を置いた鹿児島市の県庁では、18日に続き関係者が参加して図上訓練が行われた。屋久島と口永良部島からの高齢者ら要配慮者の島外避難や、県本土での受け入れ状況などについて情報収集。避難・救援計画に基づき連携を確認し、課題を共有した。「皆さんの力が必要」 方言継承テーマに田中さん講演 和泊町長寿クラブ連合会(2024/01/21)
和泊町長寿クラブ連合会(本部忠孝会長)の全体交流会が19日、同町のえらぶ長浜館であった。シマムニ(沖永良部島の方言)継承に取り組む「島ムニむんちゃの島ムニ保存会」の田中美保子さん(和泊町)が講演。シマムニ話者が多い同連合会員を前に、「継承には皆さんの力が必要。シマムニのシャワーを子どもたちにかけてあげて」と呼び掛けた。製糖技術、文化財に登録へ 県内初の「登録無形民俗」 文化審議会答申(2024/01/20)
国の文化審議会(佐藤信会長)は19日、奄美群島を含む「薩南諸島の黒糖製造技術」を登録無形民俗文化財に登録することを文部科学大臣に答申した。鹿児島県内で登録無形民俗文化財が登録されるのは初。官報に告示され正式に登録される。本格焼酎鑑評会 うま味、コク、フルーティー「メーカーの特性出ている」 黒糖26点が出品(2024/01/19)
2023酒造年度(23年7月~24年6月)県内で製造された本格焼酎の出来ばえを評価する県本格焼酎鑑評会が鹿児島市の県酒造会館であった。県酒造組合が本格焼酎の酒質向上を目指して毎年実施している。サツマイモは17日、黒糖、米、麦は18日と原料別に実施され、127製造場から219点の出品があった。奄美の黒糖焼酎は14製造場、26点だった。友情、生きる力学ぶ ミュージカル「あらしのよるに」 総合劇集団俳優館が公演 城ケ丘中(2024/01/18)
和泊町立城ケ丘中学校(吉永美利校長、生徒42人)で15日、総合劇集団俳優館(愛知県)によるミュージカル公演「あらしのよるに」があった。生徒はプロの演技に引き込まれた様子で熱心に鑑賞し、友情や生きる力などを学んだ。18日鹿児島発下りから運航再開 「クイーンコーラルクロス」 運輸支局検査に合格(2024/01/17)
鹿児島―奄美―沖縄航路の定期船「クイーンコーラルクロス」(7914㌧)は和泊港での衝突事故により16日、停泊している鹿児島港の谷山岸壁で国の機関・九州運輸局鹿児島運輸支局による船舶検査を受けた。船首の損傷箇所など沖永良部で墓正月 先祖と新年祝う(2024/01/17)
沖永良部島の伝統行事「墓正月」が16日、島内の各集落であった。田皆集落の共同墓地では、島内外から親族が集まり、墓前で一重一瓶を囲みながら先祖と共に新年の到来を喜ぶ姿が見られた。沖永良部でバスの乗り方講習会 外国人の困り事なくそう 「やさしい島生活ガイド」完成(2024/01/16)
島に住む外国人を対象にした「バスの乗り方講習会」が14日、島内であった。和泊町で働くインドネシア人5人と島内の若者で組織された地域活性化団体「シマスキ」のメンバー6人が参加し、外国人の困り事を解消するために制作したガイド本「やさしい島生活ガイド 沖永良部島の暮らし方」を見ながら、バスで島内を巡った。共通テスト本試験終了 緊張から解放、受験生ら安堵 大島高校会場(2024/01/15)
全国668試験場で行われた2024年度大学入学共通テストは14日、理科と数学の試験があり、本試験の全日程を終えた。県内唯一の離島会場となった奄美市名瀬の県立大島高校では、最終日もトラブルなく試験が終了。2日間の緊張から解放された受験生らは、安堵の表情で会場を後にした。与論町で「南三島スポーツ少年団バレーボール大会」 4年ぶり開催(2024/01/14)
「第25回与論町バレーボール連盟会長杯・第8回与論ライオンズクラブ旗・南三島スポーツ少年団バレーボール大会」が1月7日、砂美地来館(与論町茶花)で行われた。 同大会はコロナ禍で中断していたため、4年ぶりの開催。与論島、沖永良部島、徳之島から9チームが出場し、A級・B級のクラスに分かれ、それぞれ優勝を目指して競い合った。ヒカンザクラ早くも彩る 満開に近い木も 並木の「崎原千本桜」(2024/01/12)
奄美市名瀬崎原集落に続く市道には、道路を挟むように両面にヒカンザクラ(バラ科サクラ属)が植樹され、「崎原千木桜」として親しまれている。今月下旬から来月にかけて見頃を迎えるが、並木の中には花が咲き誇り満開に近いものもあり、前日までの雨天から一転し晴れ間が広がった11日は、青空を緋色が彩った。2050年は45% 奄美群島の高齢化率 人口問題研推計(2024/01/11)
国立社会保障・人口問題研究所が12月にまとめた「日本の地域別将来推計人口」によると、2050年の奄美群島の65歳以上の高齢者割合は、20年と比べて10・6ポイント上昇し、45・7%となる。12市町村すべてで4割を超え、最も高い大和村は53・7%と、村民の半数以上を占める見込み。大谷選手のグローブ届く 群島各地の小学校で児童ら歓声 始業式でお披露目(2024.01.10)
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が全国の小学校に寄贈したグローブが奄美群島の一部の自治体にも届いている。冬休み期間中に各学校に配布され、9日に行われた3学期の始業式でお披露目。児童らは新品のグローブを手に取って感触などを確かめていた。沖永良部でパワーチャージ 吉田選手が世界2階級制覇報告 塩田知事に(2024.01.10)
沖永良部島2世で世界2階級制覇を果たした女性プロボクサー吉田実代選手(35)が9日、鹿児島市の県庁に塩田康一知事を表敬訪問した。今春には防衛戦を予定しており、「景色がすごくきれいな沖永良部でパワーチャージして試合に臨みたい」と意気込みを語った。阪神タイガース近本光司選手 沖永良部で4年連続自主トレ 島民手作りの優勝パレードで歓迎(2024.01.09)
プロ野球・阪神タイガースの近本光司選手(29)が8日、自主トレーニングのため沖永良部島入りした。18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一を祝おうと、島民らによる手作りの優勝パレードを開催。近本選手は、沿道を埋め尽くした島民らに「ありがとう」と声を掛け、喜びを分かち合った。ナンカンジョセいただく 数え七つの子ら(2024.01.08)
7日はナンカンセック(七日節句)。奄美各地では着飾った数え年7歳の子どもが神社詣でをしたり、親戚宅などを回ってナンカンジョセ(七草雑炊)をいただいたりする光景が見られた。「仕事と移住」テーマに相談会 東京で27日 奄美大島雇用創造協(2024.01.07)
奄美大島雇用創造協議会主催の「UIJターン向け就職・起業相談会in東京」が27日、東京都新宿区のヒートウェーブレンタルルームである。担当者は「奄美の仕事や移住について同時に相談できる」とし、参加を呼び掛けている。学校の歴史後世に 跡地に記念碑建立 知名町田皆(2024.01.05)
知名町田皆の学校跡地に記念碑が建立された。1日、建立式典があり、関係者約40人が出席。碑を除幕し、学校があった歴史を後世に伝えていく決意を新たにした。群島内各地で20歳の集い 人生の節目、古里で祝う(2024.01.04)
奄美群島9市町村10地区で2、3日、20歳の集いが開かれた。群島内12市町村13地区の今年の対象者は、1174人(男641人、女533人)。大島紬やスーツ、華やかな振り袖に身を包んだ出席者らは、旧友や恩師との再会を喜び、人生の節目を古里で祝った。4日は大和村、宇検村、瀬戸内町で開かれる。