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23年群島入り込み・入域客数 奄美来島客、19%増の64万人 コロナ前の9割超に回復(2024/03/31)
県大島支庁は27日、2023年「奄美群島への入り込み・入域客数」の実績をまとめ、発表した。群島外から訪れた入域客数は前年比19・6%増の64万1575人。過去最多だったコロナ禍前の19年比で94・3%まで回復した。増加は3年連続で、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行したことを背景に、人の流れが回復しつつあるとみられる。島バナナリキュール誕生 沖永良部研究から開発 鹿大生が起業し3月発売(2024/03/30)
沖永良部島でとれた島バナナを使ったリキュール「BASHAMU no(ばしゃむの)」が発売され注目を集めている。20日、奄美市名瀬の奄美川商ホール(奄美文化センター)で行われた「第1回ぐ~んとマーケット」で同時開催された「2023年度奄美島一番コンテスト」(奄美群島観光物産協会主催)で食品部門・優秀賞を受賞、4月中旬頃から龍郷町の総合スーパー・ビッグツーで販売されことが決まった。アマミノクロウサギを守ろう エコバッグで啓発 東京の児童らに感謝状 奄美市(2024/03/29)
アマミノクロウサギの保護を目指し、2021年度から「アマミノクロウサギ守ろうプロジェクト」に取り組む昭和女子大学付属昭和小学校(東京都)の教諭と児童らが28日、奄美市名瀬の同市役所を訪れた。安田壮平市長は児童たちによる啓発活動の功績をたたえ、感謝状を贈った。奄美で「旅先納税」導入 広域連携では九州初 地域活性化などに期待 群島12市町村(2024/03/26)
奄美群島12市町村は25日、新たなふるさと納税「旅先納税」を導入した。観光客らが旅行前・旅行中にスマートフォンで納税を行うと、返礼品として電子商品券(奄美群島eしまギフト)が発行される仕組み。複数の自治体が広域連携した旅先納税の取り組みは全国3例目で、九州では初。同日は鹿児島市の県庁で県や地元市町村などの関係者による共同記者会見があり、世界自然遺産登録効果を生かした誘客・周遊促進や地域経済の活性化に期待を寄せた。「買い物弱者」支援促進 県、新年度 相談窓口を社協に設置 県内で14万人と推計(2024/03/25)
流通機能や交通網の弱体化とともに、食料品など日常の買い物が困難な状況に置かれている人々を指す「買い物弱者」(経済産業省定義)。県内には約14万人存在すると推計される中、県は新年度、新規に支援促進事業に取り組む。住民などからの相談を受ける窓口を県や市町村の社会福祉協議会に設置し、市町村が行う買い物弱者対策の取り組みを支援する。『東京奄美通信』が最新刊発行 首都圏に魅力伝える さらなる情報を募集中(2024/03/24)
首都圏の多くの人たちに奄美群島の魅力を伝える無料の雑誌『東京奄美通信』はこのほど、第2号が刊行された。手掛けているのは、会社経営者の手塚一郎さんだ。群島には縁もゆかりもない手塚さんだが、「皆さんの情報をお待ちしております」と広く呼び掛けている。奄美―沖縄間で運賃軽減 新たな対象路線、割引額発表 準住民に介護帰省を追加 奄振交付金活用事業(2024/03/23)
県は22日、奄美群島振興交付金を活用した航路・航空路運賃軽減事業で、奄美各島(喜界島を除く)―沖縄間を加えた新たな離島割引の適用対象路線・区間、割引額を発表した。鹿児島―奄美群島間で割引制度を利用できる「準住民」の対象には4月から、奄美に住む家族の介護のために帰省する親族を追加する。知名町住吉小 フラワーアレンジメント作り 卒業生へ感謝の気持ち込め(2024/03/22)
JAあまみ知名青壮年部によるフラワースクールが21日、知名町立住吉小学校(牧口廣久校長、児童47人)であった。1~5年生37人が、22日に開催される卒業式用のフラワーアレンジメント作りに挑戦した。「咲八姫」を初出品 ドーハ国際園芸博覧会で展示 えらぶゆりブランド産地推進協(2024/03/21)
2023年10月2日からカタール・ドーハで開催されている国際園芸博覧会に、えらぶゆりブランド産地推進協議会が出品した沖永良部島産テッポウユリ「えらぶゆり」の切り花5品種が展示されている。八重咲きの県育成品種「咲八姫(さくやひめ)」を初出品。来場者の注目を集めている。沖永良部産コーヒーを栽培する「ノアコーヒー」 カフェ1周年で豊作祭(2024/03/20)
沖永良部島で無農薬のコーヒー豆を生産する「ノアコーヒー」が3月16日、「豊作祭」を開催した。同園が運営するカフェ前のスペースで同島内の飲食事業者などが出店し、コーヒーのほか、フライドポテトやピザ、たこ焼き、黒糖焼酎などを振る舞った。知名町黒貫 ジャガイモの掘り取り作業 ふるさと納税の返礼品に(2024/03/19)
知名町黒貫字(高風勝一郎区長、60世帯114人)の住民22人が17日、ジャガイモの収穫作業を行った。ふるさと納税の返礼品として全国各地に送られる。同字では、地域の活性化を目的に3年前からジャガイモ栽培をスタート。昨年度、町のふるさと納税返礼品メニューに採用された。未移出食材、東京で熱視線 果実や魚、プロがアレンジ 奄美群島産の魅力発信(2024/03/17)
奄美群島外では販売されることの少ない規格外のタンカンや低利用・未利用の海魚など奄美群島のおいしい「B級農水産物」を、食のプロたちにアレンジしてもらい東京で流通させる試みが進んでいる。レストランで食材として利用してもらったり、レトルト食品に加工して販売したり。食を通じて奄美の魅力を発信しながら、生産者らの新たな収入につなげるのが狙いだ。グリーンスローモビリティ実証走行開始 名古屋大開発の自動運転技術活用 知名町(2024/03/16)
グリーンスローモビリティ(低速電動車両)を活用した実証走行の開始を祝う式典が15日、知名町の観光スポット「昇竜洞」であった。同町役場や名古屋大学などの関係者ら約20人が参加し、実証走行で用いる車両の乗り心地を確かめた。実証走行は16日から。「銀水洞」の復旧支援 96万4千円を観光協へ贈呈 クラウドファンディング活用 知名町(2024/03/15)
昨年6月の豪雨で被害を受けた知名町にある鍾乳洞「銀水洞」の復旧を支援しようと、同町は14日、クラウドファンディングで集めた寄付金をおきのえらぶ島観光協会に贈呈した。子ども教育)島外生活をアドバイス 高校卒業生と島立ち座談会 沖永良部島・シマスキ(2024/03/14)
卒業式を終えた高校3年生を対象とした「ちばりよー島立ち座談会」が8日、知名町のコミュニティースペース「entaku」であった。高校生と役場職員や大学生など島内外の島関係者約50人が参加。進学や就職で島を出る高校生を囲んで、島外生活の楽しみや不安を語り合い、交流を深めた。新たな一歩へ、門出祝福 中学生1038人が卒業 奄美群島(2024/03/13)
奄美群島の中学校と小中併設校で12日、2023年度卒業式が行われた。県大島教育事務所によると、大島地区の中学校の卒業生は1038人(2月9日現在)。卒業生がゼロの中学校は奄美市の住用、宇検村の久志、名柄の3校で、卒業生が1人の中学校は宇検村の阿室、瀬戸内町の池地、油井、徳之島町の尾母、手々の5校だった。各校では、9年間の義務教育を終えた生徒たちの門出を祝福した。城南海さんデビュー15周年記念コンサート 16日 、奄美で(2024/03/12)
奄美出身の城南海さんが、16日に「ウタアシビ・デビュー15周年記念・奄美公演」を行う=ポスター=。新作アルバムを引っ提げたもので、地元の子どもたちとのコラボレーションも予定されている。「アマホームPLAZAマチナカホール」(奄美市市民交流センター)で午後5時(開場午後4時30分)から、透き通った歌声が響き渡る。沖永良部初の訓練始まる 日米共同アイアン・フィスト 知名町(2024/03/11)
陸上自衛隊と米海兵隊による日米共同訓練「アイアン・フィスト(IF)24」は10日、知名町で陸上戦闘訓練を行った。沖永良部島で日米共同訓練が行われるのは初めて。日米の戦闘ヘリコプターに護衛された輸送ヘリ計3機が沖合から大山総合グラウンドに着陸し、隊員が地上で合流。大山野営場(キャンプ場)へ展開し、日米共同の戦闘訓練を行った。11日は和泊町の笠石海岸で、日米の偵察用ボートによる着上陸訓練がある。島内外から1704人 5年ぶり、花の島ジョギング 沖永良部島(2024/03/11)
第40回花の島沖えらぶジョギング大会(同実行委員会主催)は10日、和泊町の笠石海浜公園を発着点に開催された。島内外から4種目に計1704人がエントリー。青空の下、沿道の景色や家族、友人との交流を楽しみながら、思い思いのペースでゴールを目指した。花の島沖えらぶジョギング大会前夜祭 フラワーフェスティバルで士気高める(2024/03/10)
奄美群島日本復帰70周年記念第40回花の島沖えらぶジョギング大会の前夜祭「フラワーフェスティバル」(和泊町商工会青年部主催)が9日、同町立和泊中学校体育館であり、島内外から集まったランナーが本番に向けて士気を高めた。奄美黒糖焼酎も認定 文化庁の「100年フード」公式サイトで紹介(2024/03/09)
文化庁は、地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、文化庁とともに継承していく取り組みを進めている。今年度追加認定が発表され、江戸時代以前から伝わる「伝統」部門で、県内から薩摩焼酎、奄美黒糖焼酎が認定された。公式ウェブサイトで紹介しているほか、ロゴマークを活用することもできる。沖高と志學館大が連携協定 進路の可能性広げるきっかけに(2024/03/08)
高校教育と大学教育の活性化を目指し、沖永良部高校(德留健作校長、生徒数227人)と志學館大学(飯干紀代子学長)は7日、包括連携協定を締結した。沖高の德留校長は「志學館大学がこれまで積み上げてきた知の財産を提供してほしい。これを機会に、生徒たちの進路や学習に対する意欲をさらに高めることができるだろう」と期待を込めた。2日間の日程が終了 大島学区は最終0・64倍 県内公立高校入試(2024/03/07)
県内公立高校の2024年度入学者選抜学力検査は6日、各会場で社会、数学の学力検査と面接があり、2日間の日程を終えた。県教育委員会によると、学力検査定員1万1033人に対して8943人が受験。全日制と定時制を合わせた最終受験倍率は0・81倍で14年連続で1倍を下回った。受験者が1万人を切るのは7年連続。最終日は社会の問題で資料に一部誤りがあったものの、別紙を配布して対応し大きなトラブルはなかった。島への思い、ラップに 「ワランキャ」プロジェクト 知名町(2024/03/04)
子どもたちの表現力の向上を目的とした知名町のプロジェクト「エラブワランキャ」の今年度最後のイベントが3日、同町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなであった。日置市在住のラッパー泰尊さん(36)が島での出合いを通じて制作した「エラブワランキャ」「南国エレジー」などのラップを披露。未就学児から高齢者まで約100人の観客に島への思いを伝えた。伝統の黒糖産業に公的支援を 国文化財化と「がん抑制」 大きな注目 〝二重の好機〟生かせ(2024/03/04)
国の文化審議会は「薩南諸島の黒糖製造技術」の無形民俗文化財指定を文部科学大臣に答申し、近く官報告示される。一方では、長寿者の割合が比較的高くその黒砂糖(黒糖)をおやつにしている奄美群島民を対象としたコホート研究(要因対照研究)で、黒砂糖の摂取が多い人ほど「がんの発症リスクが低い」との学術論文が発表され、注目されている。指さし会話帳が完成 外国人との意思疎通を支援 おきのえらぶ島観光協(2024/03/03)
一般社団法人おきのえらぶ島観光協会(德田英輔会長)はこのほど、日本語での会話が困難な外国人との意思疎通を支援する「指さし会話帳」を完成させた。記載言語は英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語。沖永良部島には2023年度、海外からのクルーズ船が2隻寄港しており、今後も増加が予想される外国人旅行者とのコミュニケーションツールとして、心のハードルを下げることに一役買う。群島内高校で卒業式 660人が学びや巣立つ コロナ禍経て成長(2024/03/02)
奄美群島の定時制を含む高校8校で1日、2023年度の卒業式があった。2月21日に式を挙行した県立与論高校を含め、今年度は群島内で計660人が卒業。新型コロナ禍で入学し、さまざまな制限を経験しながらもたくましく成長した3年生が学びやを巣立った。最優秀賞は市来さん グラジオラスが知名町長賞 3部門55点を審査 知名町切り花品評会(2024/03/01)
2023年度知名町切り花品評会(同実行委員会主催)は28日、町中央公民館であった。町内の花卉(かき)農家から3部門55点の出品があり、各部門金賞の中から選ばれる知名町長賞(最優秀賞)には市来誠矢さんのグラジオラス(品種ソフィー)が輝いた。