2021年7月1日木曜日

新着情報 (2021年7月)

 7月

地域の魅力、認識を 知名町で地域づくり研修会(2021.07.31)

知名町主催の地域づくり研修会「人口減少社会で、将来に向けて今何ができるかを考える」は29日、町フローラル館であった。徳島大学総合科学部准教授で都市計画やまちづくりを専門とする田口太郎さん(45)が講演。「地域づくりとは地域自治の再生。問題なのは人口減少ではなく、人口減少で地域自治ができなくなること」とし、地域との信頼関係がある外部者の協力や住民自身が地域の魅力を認識する必要性を訴えた。

沖永良部高、2年連続「金賞」 優秀安全運転事業所表彰(2021.07.30)

沖永良部高校(室屋洋一校長)がこのほど、優秀安全運転事業所表彰で2年連続となる金賞を受賞した。29日、沖永良部警察署で表彰伝達式があり、同署の上井正一郎署長から野崎進作教頭へ賞状が贈られた。

和泊小、追い込み漁体験 「海は楽しい場所」(2021.07.29)

和泊町立和泊小学校(福元哲勇校長)の5年生41人が27日、同町ワンジョビーチで追い込み漁を体験した。子ども達は、網にかかった大量の魚に歓声を上げて喜んだ。例年、夏休み期間に実施している体験学習の一環。地元の漁師ら9人が協力した。

「えらぶ仕事図鑑」作成へ 地元高校生 職業人にインタビュー(2021.07.28)

島の職業人を紹介する「えらぶ仕事図鑑」の作成に取り組んでいる沖永良部高校(室屋洋一校長)の2年生が26日、島内で働く人にインタビューした。生徒らは、仕事のやりがいや楽しさを聞き、職業観を育んだ。

待ちに待った食品到着 8日ぶり 船便再開 奄美大島(2021.07.27)

台風6号の影響で鹿児島本土―奄美群島―沖縄を結ぶ航路の欠航が長期化していたが、奄美大島の名瀬港に26日、8日ぶりに鹿児島からの臨時便が入港した。生鮮食品などの供給が再開され、住民からは安堵(あんど)の声が聞かれた。臨時便は名瀬港と那覇港にのみ寄港。喜界、徳之島、沖永良部、与論の各島には27日に鹿児島発の下り便が入港する予定。

世界自然遺産登録視聴会 3会場「登録決定」に歓喜(2021.07.27)

「奄美大島、徳之島、沖縄北部及び西表島」の世界自然遺産登録が決定した26日夜、関係地域で登録の瞬間を見守る視聴会が開かれた。各会場は国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の審議開場とオンラインでつないで開催。委員会が「登録決定」を発表すると、会場に拍手が湧き起こった。県庁、奄美大島、徳之島の会場で同時にくす玉が開かれた後、各会場の代表者は登録までの道のりを称え、今後の展望に向け決意を新たにした。なお、視聴会は当初、住民参加型を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関係者のみ出席した。

台風影響長期化、備蓄野菜底をつく マンゴー出荷できず半値以下に(2021.07.24)

大型で強い台風6号の影響で、鹿児島と奄美群島を結ぶ船便の欠航が続いている。奄美群島のスーパーなどでは生鮮食品を中心に品薄となっているが、奄美市の名瀬中央青果㈱では23日、5日連続で島外からの移入品の入荷がなく、台風接近を見越して多めに仕入れていた野菜類もほとんど底をついた。また、マンゴーやパッションなどは島外出荷ができず、取引価格も台風接近前の半値以下となるなど、大きな打撃を受けている。

「方言バッジ」制作 知名町 しまむにを話そう(2021.07.23)

知名町はこのほど、しまむに(方言)の習熟度を可視化するために「方言バッジ」を制作した。役場職員のほか、町内の各事業所に配布し、方言の継承につなげる。

奄美新聞読者プレゼント 品評会出品選りすぐりマンゴー 締め切りは7月28日(必着)(2021.07.22)

第7回奄美大島・喜界島マンゴー品評会が8月3日に開かれるが、今年も同品評会に出品された選りすぐりの果実が奄美新聞読者にプレゼントされる。5人分の5箱(化粧箱2玉入り)。県園芸振興協議会大島支部によるプレゼント企画=写真=。締め切りは7月28日(必着)

シマ桑粉末新商品完成 クラウドファンディングで資金集める(2021.07.21)

地元の特産品をインターネットで販売する島のコンシェルジュ(金城真幸代表)はこのほど、和泊町でシマ桑を生産する沖永良部健康食品開発研究会(脇田清一郎代表)と協力してシマ桑粉末の新商品「桑恵良(くわえる)」を開発した。インターネット上で援助を求めるクラウドファンディング(CF)を活用し、開発資金を集めた。 新商品は、主婦層をターゲットにこれまでの「お茶として飲む」というイメージを変え、「ご飯や料理に混ぜて食べる」ことをコンセプトにブランドの再構築を図った。

物々交換から販路開拓へ SNSで離島のハンディ克服 和泊町のまるとよ農産(2021.07.20)

和泊町で島の農作物を栽培、直売、通信販売している「まるとよ農産」の豊枝久志さん(68)は2018年から、島外の事業者、個人との特産品の物々交換を続け、販路開拓につなげている。

フーチャ遊歩道を整備 勾配緩やかに 和泊町(2021.07.18)

和泊町国頭のフーチャにこのほど、遊歩道が整備された。車いすでも利用できるよう勾配を緩やかにし、ベンチを3基設置。観光客や地域住民がより安全、快適に自然景観を楽しめるよう配慮した。

島を出た子らへ特産品発送 和泊町(2021.07.17)

和泊町は16日、今春地元の中学や高校を卒業し、進学や就職で島外に出た子どもたちに、町の農林水産物を詰めたギフトを発送した。ふるさとの魅力を再認識し、将来町の発展に寄与する人材になってほしいとの願いを込めた「わらんちゃ支援事業」として2年目。

オンラインで「ヤフー」見学 コロナ後の働き方知る 和泊町立城ヶ丘中学校(2021.07.16)

インターネットを介して様々なサービスを展開するヤフー㈱(本社、東京)のオンライン見学会が14日、和泊町立城ヶ丘中学校(大野暁校長)であった。全校生徒30人が参加し、インターネットの歴史やコロナ禍で変化する働き方について理解を深めた。

来年もきれいに咲いて 秋に備えユリ球根掘り取り 和泊町笠石海浜公園(2021.07.15)

和泊町の笠石海浜公園で11日、恒例のユリ球根掘り取り作業が行われた。和泊町花と緑のまちづくり推進協議会主催で、町内の各種団体、スポーツ少年団、中学、高校の部活動など16団体175人が参加。秋の植え付けに備え、公園一帯のテッポウユリとスカシユリの球根計約24000球を掘り取った。

奄美からきたノネコたち〟 パネル展で適正飼育訴える 東京・渋谷(2021.07.14)

犬猫の殺処分ゼロを目標に活動を続けているNPO法人ゴールゼロ(代表齋藤朋子獣医師)は9~11日の3日間、東京・渋谷区のギャラリーで「奄美からきたノネコたち」と題したパネル展を開催した。奄美大島で捕獲されたノネコ(野生化した猫)が首都圏を中心とした里親に引き取られ成長する様子を写真と文章で解説。40枚のパネル(42匹)を通して猫の適正飼育を訴えた。


出生率トップ10に4市町村がランクイン(2021.07.12)

伊仙町(2位)徳之島町(3位)天城町(7位)知名町(8位)

オオゴマダラ優雅に 日本最大級のチョウ 知名町で2匹確認(2021.07.10)

日本最大級のチョウ「オオゴマダラ」2匹が知名町で確認された。同町瀬利覚字ファングル塾のビオトープ内を優雅に舞っている。

憩いの高倉、住民ふき替え 和泊町根折、若手に技術継承も(2021.07.09)

和泊町根折にある高倉のふき替えが7日から始まっている。初日は保存会を中心に地域住民7人、8日は9人が参加し、ススキとカヤを下かららせん状に組み上げていく作業を進めた。来週前半には完成予定。

沖永良部きび生産対策本部理事会 推進対策本部設置 かん水呼び掛ける(2021.07.08)

2021年度沖永良部さとうきび生産対策本部理事会が6日、和泊町のあまみ農協和泊事業本部会議室であった。今年度の事業計画を承認し、かん水の啓発に向けたキビ増産推進対策本部の設置を決定した。21~22年期のキビ生産量見込みは、今月1日現在で8万8143㌧(和泊町3万7020㌧、知名町5万1122㌧)となっている。

和泊町大城小、稲刈り体験 児童ら汗だくで作業(2021.07.07)

和泊町立大城小学校(田邊ツル子校長)で6日、稲刈りと脱穀作業が行われた。1~6年生の児童約40人が参加。保護者や地域住民も協力し、作業に汗を流した。

夏休みは理科研究しよう 島の動植物を観察 知名町上城小(2021.07.05)

夏休みを前に親子理科研究作り教室が4日、知名町立上城小学校であった。町内の児童とその保護者ら約30人が参加。講師が採集した島の動植物を観察したり、特徴を聞いたりしながら夏休みの自由研究のテーマを考えた。

奄美地方梅雨明け さあ、世界自然遺産の夏だ!(2021.07.04)

鹿児島地方気象台は3日、奄美地方が梅雨明けしたとみられると発表した。太平洋高気圧に覆われて概ね晴れており、向こう1週間も引き続き太平洋高気圧に覆われて晴れる日が続く見込みであることから、梅雨明けしたとみられる。

児童生徒にマスク寄贈 「町の役に立てれば」 知名町の松元さん(2021.07.03)

知名町でスポーツ用品等を扱う(株)松元屋の松元道芳さん(71)が先月29日、同町にウレタン製マスク約1300枚を寄贈した。マスクは、町内のこども園や子育て支援施設、小中学校、高校などに届ける。

特産品「シマ桑」PR フローラルホテルとコラボイベント 知名町(2021.07.03)

知名町の特産品「シマ桑」をPRするイベントが6月27日、同町フローラルホテル前であった。シマ桑の粉末を使った桑茶オレ、かき氷、パンケーキの3品を準備し、その魅力をアピールした。

新規就農者9人にエール沖永良部地区で励ましの会(2021.07.02)

沖永良部地区の新規就農者励ましの会(県大島支庁沖永良部事務所農業普及課など主催)が6月30日、知名町商工会館であった。先輩農業者や関係機関の担当者ら約50人が出席し、2020年度の新規就農者9人(和泊5、知名4)を激励。新規就農者への支援制度や農業関係の各種団体を紹介した。

涙の世界タイトル奪還 沖永良部2世の吉田実代さん 約半年ぶりの返り咲き(2021.07.01)

沖永良部島2世の吉田実代さんが、29日に文京区の後楽園ホールで行われた「世界ボクシング機構(WBO)女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ」で勝利。王座奪還を果たした。約半年ぶりの返り咲きを、さらなる成長の場にしていた。