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米統治下の奄美に触れ注目 中島京子著・小説「やさしい猫」(2021.08.29)
作家中島京子さんの著書「やさしい猫」が19日、中央公論新社から出版された=写真。大きな事件に見舞われた家族を描く長編小説で、奄美にルーツを持つ弁護士が登場。戦後、米軍統治下にあった奄美の歴史にも触れ、奄美関係者の間で話題を呼んでいる知名新庁舎、建設場所を変更 町長「100年利用も想定」(2021.08.24)
知名町は22日、同町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなで新庁舎建設の住民説明会を開いた。昨年11月に開催した説明会後、建設予定地や工期などが変更となったため、その経緯と現在の計画を説明。町民は会場やインターネット放送で視聴した。農作業中の事故で右腕失う 知名町の西文男さん 議員活動思いさらに強く(2021.08.23)
今年3月、農作業中の事故で右腕を失った知名町議会議員の西文男さん(58)。事故から3カ月後、同町議会6月定例会一般質問の冒頭で事故内容と自分の負ったけがを報告し、事故のない町の実現を町民に呼び掛けた。西さんに事故発生時の状況や現在の生活について聞いた。楽しみながら海ごみ考える 沖永良部でビンゴビーチクリーン(2021.08.22)
「海ごみdeビンゴビーチクリーン」は21日、知名町の沖泊海浜公園であった。午前と午後の2回行い、未就学児│一般計32人が参加。ビンゴゲームを楽しみながら海洋ごみを拾い、種類や量を調査。海洋ごみへの理解を深めた。和泊町社協がボランティア認定証授与 町内第一号に 国頭小2年・中村謙斗くん(2021.08.21)
和泊町社会福祉協議会(前幸貴会長)は20日、同町立国頭小学校2年の中村謙斗くん(8)に「児童・生徒ふれあいボランティア活動事業」認定証を授与した。定期的に通学路のごみ拾いをしたことが評価された。オープン10周年パネル展開催 和泊町西郷南洲記念館 10月17日まで(2021.08.20)
和泊町西郷南洲記念館の開館10周年パネル展(同館、和泊西郷南洲顕彰会主催)が18日から、同館研修交流室で始まった。特別展示では、開館当初から交流のある荘内南洲会(山形県酒田市)の活動とそこが所蔵する西郷隆盛の遺品を写真で紹介している。入場料は無料。展示期間は10月17日まで。担い手の確保へ 知名町 認定農業者連絡協総会(2021.08.19)
2021年度知名町認定農業者連絡協議会(同協議会主催)の総会が17日、同町あしびの郷・ちなであった。今年度の活動計画を承認。認定農業者の確保育成や経営改善に向けた取り組みを推進する。墓前で一重一瓶囲む 沖永良部島で送り盆(2021.08.17)
月遅れ盆が定着している沖永良部島は15日が送り盆。島内一部の集落では、各家が墓所に集まり、一重一瓶を囲んで先祖の霊を慰め、送る昔ながらの風景が見られた。貴重な「空襲日記帳」発見 終戦時18歳の中馬さんが記録 知名町久志検(2021.08.16)
知名町久志検集落の民家でこのほど、太平洋戦争中と戦後に記した日記を書き写したノートが見つかった。終戦時18歳だった中馬ツル子さん(故人)が、戦時中に沖永良部島上空に飛来した米軍機の様子や空襲による被害状況などを記録しており、ノートには「空襲日記帳」のタイトルが付いている。住民らが先祖供養 知名町屋子母でお盆会(2021.08.14)
知名町屋子母集落の住民ら25人が13日、同集落公民館でお盆会を開いた。参加者は、位牌を前に手を合わせ、故人を偲んだ。同集落では、初盆の家を住民らが回って供養する風習があったが、高齢者が増えたことなどが理由で廃止した。それに代わるものとして、昨年からお盆会を開催している。「沖永良部民謡集」復刻版CD完成 50年前の音源託される 「島の民謡残したい」(2021.08.12)
50年前に発売されたレコード「沖永良部民謡集」の復刻版CDが完成した。音源となるマスターテープを譲り受けた和泊町瀬名在住の山内誠一郎さん(69)が自主制作した。11日に販売開始。2枚組で全23曲入り、価格は3300円(税込み)。問い合わせは、山内さんまで。電話090―2505―4172。切り花出荷ピーク 盆向け、量・額とも増見込む 沖永良部島(2021.08.11)
お盆を前に、沖永良部島では仏壇などに供える切り花の出荷がピークを迎えている。10日は、沖永良部花き専門農業協同組合から関東や関西、九州、東北の市場へ向け、スプレーギクなど約10万本を発送。島内のほ場では旧盆の出荷に向け、収穫作業に汗を流す農家の姿も見られた。ワクワク お泊り図書館 夜のお話会や絵人形楽しむ 知名町立図書館(2021.08.09)
知名町立図書館主催の「ワクワクとしょかん~夜の図書館を楽しもう」が7日から1泊2日の日程であった。町内の小学生10人が参加。寝具や洗面用具を持参して図書館に宿泊し、読書活動や集団行動を体験した。英語でコミュニケーション 知名町 海ごみテーマに小中学生20人参加(2021.08.07)
国際的なコミュニケーション能力を育てようと「English Green Camp」(知名町教育委員会主催)が5、6日の2日間、同町エラブココであった。町内の小中学生20人が参加。クイズやグループディスカッションを通して、英語に親しんだ。田中亮明選手を島から応援 東京五輪ボクシングで銅メダル 親友の孫たたえる(2021.08.06)
和泊町出身の故田中健裕さんを祖父に持つ田中亮明選手(27)が5日、東京五輪ボクシング男子フライ級準決勝に臨んだ。健裕さんと親友だった和泊町国頭在住の太英昭さん(78)がテレビで観戦。決勝には進めなかったものの「健裕、お前の孫はすごかったぞ」と健闘をたたえた。カクレクマノミとイソギンチャク消える 「島の宝盗らないで」ダイバーら怒り(2021.08.05)
知名町沖泊漁港付近に生息していたカクレクマノミとイソギンチャクが1日、採捕されていることが分かった。確認した同町サンゴ礁保全対策協議会の東進一郎会長(50)は「島の宝を盗らないで」と怒りをあらわにしている。イトバショウの芯止め作業 知名町、役場職員らも参加 「伝統工芸残す」(2021.08.04)
島の伝統工芸「芭蕉布」の材料となる糸芭蕉(イトバショウ)の芯止め作業が7月31日、知名町下城の畑であった。沖永良部芭蕉布工房のスタッフや役場職員、地域住民らも参加。強い日差しの下、作業に汗を流した。沖永良部マンゴー品評会 金賞、田中甫さん(和泊町)(2021.08.03)
2021年度沖永良部マンゴー品評会(沖永良部果樹生産組合主催)が2日、知名町商工会館会議室であった。出品物19点を審査し、和泊町の田中甫さんが金賞に輝いた。和泊町国頭字「戦没者追悼式」 91柱の冥福祈る(2021.08.02)
和泊町国頭字「戦後76年戦没者追悼式」が1日、同字表忠碑前で開かれた。地域住民ら40人ほどが参列し、日露戦争と太平洋戦争で亡くなった91柱の冥福を祈った。ちびっ子博士養成講座初開催 和泊町(2021.08.01)
和泊町公民館講座「島のちびっ子博士養成講座」が31日、沖永良部島漁業協同組合であった。未就学児│小学生がいる15家族が参加。えらぶ漁業集落(関根博和代表)メンバーを講師に、講話や魚のさばき方体験を通して魚への関心を深めた。