> 12月
さよなら2021 7月26日「世界自然遺産の日」に 登録決定、喜びに沸く(2021.12.30)
今年も新型コロナウイルスが全国的に感染拡大、大きな社会問題となった。奄美でも多くの感染者が確認された。国内では落ち着きを見せているものの、世界的な感染拡大は続いており、収束の目途は立っていない。サイクルツーリズム推進へ 和泊町職員ら沖永良部コース試走(2021.12.29)
和泊町役場サイクリングクラブは25日、県などが主体となって検討が進められている奄美群島サイクルツーリズム構築事業の沖永良部島のモデルコース試走を行った。前登志朗町長ら8人が参加し、コースの魅力や改善点などを調査した。キビ、過去最高2万2711円 21年産農家手取り、712円増(2021.12.28)
生産者交付金と原料代で構成する2021年産(21~22年期)サトウキビの生産者手取り価格が27日、決まった。基準糖度13・7度の1トン当たり価格は前期比712円増の2万2711円。手取り価格の算定方法が現行方式となった07年産以降、最も高かった10年産(2万2292円)を419円上回り、過去最高となった。東京発信 #アマクロ守ろう 私立昭和小学校 エコバッグ製作、配布へ 活動資金の支援募る(2021.12.28)
奄美大島に生息するアマミノクロウサギの交通事故死をなくそうと、東京都の小学生たちが啓発プロジェクトを展開している。アマミノクロウサギを描いたエコバッグを製作し、奄美大島へ寄付する計画。クラウドファンディング(CF)で公開し、資金支援を募っている。学校の担当教諭が奄美大島を訪れ、関係機関などへ活動を広報している。ウービキ作業始まる 知名町の沖永良部芭蕉布工房 「来年は良い年に」(2021.12.26)
知名町下城の芭蕉布工房で「ウービキ」の作業が始まっている。 イトバショウの繊維に付着した不純物を取り除く作業。竹ばさみで繊維を挟み、数回しごいていく。奄振微増の198億円 22年度当初予算案 奄振交付金29億3千万円計上(2021.12.25)
政府は24日、2022年度当初予算を閣議決定した。奄美群島振興開発関係予算決定額(国費ベース)は公共、非公共を合わせて198億3400万円で、1・6%増(21年度当初比)となった。公共事業は約2%増の174億4500万円。奄美群島振興交付金を含む非公共事業は、補正を合わせると29億3000万円を計上した。県高校揮毫大会 大島、古仁屋、沖永良部からも参加(2021.12.22)
第32回鹿児島県高校揮毫(きごう)大会が20日、鹿児島市の西原商会アリーナであった。県内の54校420人、奄美からも大島、古仁屋、沖永良部の書道部員が参加し、日頃の練習の成果を競った。竿さん(下平川小5年)に最優秀賞 「住みよい地球」全国作文コン(2021.12.21)
知名町の下平川小5年の竿はなさん(11)がこのほど、「住みよい地球」全国小学生作文コンクール2021(岩谷産業主催)で、最高賞の最優秀賞(低学年、高学年各1点)を受賞した。2017年の夏休みから家族で沖永良部島各地の海岸のごみ拾いをしていることを題材にした竿さんは「受賞できてうれしい。海の生き物が自由に暮らし、私たちも浜ではだしで遊べるようにごみ拾いを続けていきたい」と喜びを語った。運航費の補助申請へ 県離島航空路線協(2021.12.18)
奄美群島12市町村の首長や航空会社などで構成する県奄美地域離島航空路線協議会(会長・房村正博地域政策総括監、委員17人)が17日、鹿児島市の県庁であった。2022年度の運航費補助路線について、今年度と同じく喜界―奄美、徳之島―奄美、沖永良部―徳之島、与論―奄美の4路線とするよう国に申請することを決めた。「西郷隆盛生誕祭」 塩田知事らを迎えて 「鹿児島おはら」を奉納(2021.12.17)
台東区上野公園の西郷隆盛像前で、このほど「西郷隆盛生誕祭」がにぎやかに開催された。青天の下、同生誕祭の発起人や関係者らが参加。式次第に沿って偉業を新たにするとともに、再会を誓い合っていた。沖高エイサー部が6連覇 高校総文祭県予選、奄美初開催 郷土芸能専門部大会(2021.12.15)
2022年度の「第46回全国高等学校総合文化祭東京大会」出場校選考を兼ねた「第16回県高等学校文化連盟郷土芸能専門部発表大会」(実行委員会主催)が14日、奄美市名瀬の奄美文化センターで開催された。奄美群島での開催は初。伝承芸能、和太鼓の2部門で、県内9校の生徒約90人が勇壮な演舞、演奏を披露した。伝承芸能部門は沖永良部高校エイサー部が6年連続8回目、和太鼓部門は鹿屋農業高校和太鼓部が2年連続8回目の最優秀賞。両校は全国総文祭の県代表出場校に推薦される。花火大会で町の活性化願う 知名町(2021.12.14)
知名町商工会青年部主催の「冬の花火大会」が11日、知名漁港であった。町内経済活性化のきっかけにしたいと企画。約2000発の大輪の花が夜空を彩った。長谷川千代子さん(知名町)入賞 全国伝統的工芸品公募展 芭蕉布で帽子制作(2021.12.14)
2021年度全国伝統的工芸品公募展(伝統的工芸品産業振興協会主催)で、知名町下城の沖永良部芭蕉布工房代表、長谷川千代子さん(82)が制作した帽子「キャプリーヌ」がバイヤー賞を受賞した。沖永良部音楽コン 武田賞に前田悠羽さん(知名中1年)(2021.12.13)
第38回沖永良部音楽コンクール(主催 和泊、知名両町文化協会)が12日、和泊町あかね文化ホールであった。新設されたソロ部門を含む4部門に小学生から高校生までの34個人2団体が出場し、練習の成果を披露した。日露戦争の従軍日記見つかる 知名町大津勘の大納さん「残っていたことに驚き」(2021.12.12)
知名町でこのほど、日露戦争の従軍日記が見つかった。召集令状が届いてから従軍までの過程や戦時下の島民の意識を知ることができる。日誌を書いたのは、知名町大津勘の大納宮継(みやつぐ)さん。表紙に「征露日記」と書かれている。今年6月、大納さんのひ孫にあたる忠人さん(61)が家に残っていた日記を解読してほしいと、同町中央公民館職員で沖永良部の歴史に詳しい前利潔さんに提供した。地域の働き手確保へ 沖永良部・与論地区(2021.12.11)
「沖永良部・与論地区人財確保・育成推進協議会」(座長・印南百合子県大島支庁長)の初会合が8日、和泊町の県沖永良部事務所であった。オンライン参加も含め官民の関係者21人が参加。同地区の雇用環境やその改善へ向けた取り組み、課題について情報を共有した。飛行機ハイジャック想定し訓練 沖永良部空港(2021.12.09)
沖永良部空港(和泊町)で7日、ハイジャック事案対応訓練があった。警察や消防、空港職員ら約40人が参加。事件発生後の通報からハイジャック犯確保、乗客の救助など一連の手順を確認した。2022年カレンダー制作 「来年は明るい1年に」 知名町瀬利覚ファングル塾(2021.12.07)
知名町瀬利覚字で活動するNPO「名水のむらジッキョ、自立・創造委員会」(ファングル塾)がこのほど、2022年のカレンダーを制作した。全部で360部作り、字出身の島外(千葉と神戸)在住者に110部を送り、250部は字の全戸に配布する。前年同の1万6860円 キビ22年産生産者交付金単価(2021.12.06)
農水省は5日までに、来期収穫の2022年産(22│23年期)サトウキビの生産者交付金単価を、前年産と同額の1トン当たり1万6860円に据え置くことを決めた。基準糖度帯(13・1度~14・3度)も現行を維持する。成人式、来年1月に開催 ワクチン接種、PCRなど条件も 奄美大島5市町村(2021.12.04)
奄美大島5市町村は3日、2022年の成人式を来年1月に行うと発表した。日程は、奄美市(名瀬、住用、笠利地区)、龍郷町が1月3日で、大和村、宇検村、瀬戸内町が翌日の4日。2年ぶりの開催で、自治体によっては出席にワクチン接種やPCR陰性の証明書提出を求めるなど、感染対策を強化する。群島内でトップ南栄糖業が操業開始 8期連続の年内操業 無事故願う(2021.12.02)
群島内大型製糖工場のトップを切り、南栄糖業(株)(武吉治社長)の2021/22年期の操業が1日、始まった。今期の搬入量見込みは、8万7707トン(前期実績9万7458トン)で、町別で和泊町3万7065トン、知名町が5万642トン。年内操業は8期連続。今井氏、無投票再選 12年ぶり2期目「持続可能な町へ」 知名町長選(2021.12.01)
任期満了に伴う知名町長選挙は30日、告示された。現職の今井力夫氏(64)=無所属、同町田皆=以外に立候補の届け出はなく、無投票で2期目の当選が決まった。町長選の無投票当選は2009年以来12年ぶり。今井氏は「二酸化炭素をなるべく出さない町づくりをして、良い環境を次の世代に渡してこそ子や孫が誇れる持続可能な町になる」と決意を新たにした。