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ネット機器所持・利用8割超 県教委21年度調査(2022.3.31)
県教育委員会はこのほど、2021年度「インターネット利用等に関する調査」結果を発表した。児童生徒の8割以上が、携帯電話やゲーム機、パソコンなどインターネットに接続できる機器を所持または使用していることが分かり、県教委は「ネットで利用する内容を家庭内で十分話し合うことが必要」としている。地域振興推進事業22年度決定 「世界遺産のシマ」啓発も 19事業、県費1億円(2022.3.29)
県大島支庁は28日、2022年度地域振興推進事業に決定した19事業・概要、予算額などを発表した。ソフト13、ハード6の総事業費は1億4982万7千円で、うち県費が1億円。新規事業では、昨年7月に世界自然遺産登録された奄美大島の自然環境の保全と持続可能な利用の両立へ「世界遺産のシマ」としての啓発を図る取り組みがある。養護老人ホーム「絆の郷」完成 全室個室でゆったり 知名町(2022.3.28)
社会福祉法人ともお会(本部卓志理事長)が建設を進めていた知名町の養護老人ホーム「絆の郷」の新築・落成記念式典が27日、現地であった。関係者ら50人ほどが参加し、待望の新施設の完成を祝った。キビ搬入2万4642㌧ 与論島製糖 (2022.3.27)
与論町の与論島製糖与論事業所は25日、2021―22年期(21年産)の原料サトウキビ搬入を終了した。搬入量は前期を1279㌧下回る2万4642㌧。平均甘しゃ糖度は17・09度(前期比2・13度増)だった。大島、甲子園初勝利ならず 球児、夢舞台で奮闘 スタンドから大声援(2022.3.24)
第94回選抜高校野球大会第5日は23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦3試合があり、8年ぶり2度目の出場を果たした大島が第2試合に登場。関東王者の明秀日立(茨城)に挑んだが、甲子園初勝利はかなわなかった。アルプス席を中心に学校関係者、選手保護者、同校OB、出身者らが詰め掛け、夢の舞台で奮闘するナインを大声援で後押しした。9本柱高倉ふき替え 和泊町、2年前の台風で被害(2022.3.20)
和泊町歴史民俗資料館に保存されている「9本柱高倉」のふき替え作業が19日から始まった。2年前の台風で被害を受けた茅ぶき屋根の一部を修復する。21日に完成予定。沖高みらい探求プロジェクト 2年生91人が成果報告 「えらぶ仕事図鑑」完成(2022.3.18)
沖永良部高校2年生91人がこのほど、島の職業人を紹介する「えらぶ仕事図鑑」を制作した。17日、同校で成果報告会を開催。生徒らは、図鑑に掲載した24の仕事の魅力や島で働くことの意義を発表した。県「農業士」に認定 島内から5人 地域のリーダーに 沖永良部島(2022.3.18)
2021年度鹿児島県指導農業士、女性農業経営士、青年農業士の認定証授与式が14日、和泊町の大島支庁沖永良部事務所であり、指導農業士に西登美勝さん(60・知名町)と島富栄さん(56・和泊町)、女性農業経営士に久富ひとみさん(54・和泊町)と前田麗子さん(49・知名町)、青年農業士に山本成孝さん(33・和泊町)の5人を認定した。大島学区は712人合格 HPのみ発表 2次入試、学区内8校15学科(2022.3.17)
県内公立高校入試の合格発表が16日、各学校で行われ、大島学区では全日制・定時制に計712人が合格した。昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策として校内掲示をひかえ、学区内8校はホームページ(HP)のみで発表。なおこの日、県教育委員会は2次入学者選抜の実施校と募集定員を発表。大島学区では奄美(情報処理)と徳之島(総合)を除く、すべての高校・学科で実施する。「咲八姫」で卒業生祝う テッポウユリの新品種 和泊町(2022.3.16)
和泊町内の中学校の卒業式があった15日、会場にはテッポウユリの新品種「咲八姫(さくやひめ)」が飾られた。3年ほど前から島内で試験栽培を開始。今年度に入り、市場への出荷に向けて島内の花き農家6人(和泊町は3人)が、約4000球を植え付け栽培している。メッシュ機墜落「胸が痛い」 沖永良部・与論の医療関係者(2022.3.16)
沖縄県伊江村の伊江島空港で12日、入院患者や救急患者の島外搬送などを通じて離島の医療支援に取り組むNPO法人メッシュ・サポート(塚本裕樹理事長)の小型飛行機が墜落し、操縦士2人が亡くなった。同法人の飛行機がたびたび飛来していた沖永良部島、与論島では事故への悲しみが広がっている。同法人は当面の間、医療用航空機の運航自粛を発表しており、今後の患者移送について、心配の声も聞かれる。第26回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権 知名町でスタート(2022.3.13)
第26回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会が12、13日の両日、知名町あしびの郷・ちなで開かれている。国内のトップ選手78人がエントリー。初日は女子47~76㌔級の6階級に19選手、男子59~74㌔級の3階級に17選手が出場した。担い手育成へ畜産の仕事紹介 和泊町、中学校で特別授業(2022.3.12)
畜産の仕事を紹介する特別授業が11日、和泊町立城ケ丘中学校であった。全校生徒30人が参加。同校の卒業生で畜産農家の山本優一さん(33)が講師を務め、畜産に関わる仕事とその魅力を伝えた。災害時の情報入手スマホへ 避難場所認知や非常食意識向上(2022.3.11)
気象情報会社の㈱ウェザーニューズは、東日本大震災から11年を迎える中、「減災調査2022」を実施し、調査結果を発表した。災害の情報入手はスマートフォン(スマホ)を使う人の割合が年々増加、今年の調査では全体の6割を超えた。若い世代ほどスマホの割合が多く、テレビやラジオの割合が少なかった。国際女性デーで花展示 男女共同参画を啓発 和泊町(2022.3.08)
国連が提唱する8日の「国際女性デー」に合わせ、和泊町役場玄関で沖永良部島産の花が展示されている。企画した町職員有志は「男女共同参画に対する町民の関心が高まるきっかけになってほしい」と期待を寄せている。吉祥寺で「奄美群島特産品フェア」 シマ唄(牧岡奈美さん)ライブで華添える(2022.3.07)
武蔵野市吉祥寺で「奄美群島特産品フェア」(主催=一社・奄美群島観光物産協会)がにぎやか行われている。5日には、喜界島出身の唄者がシマ唄を店頭で披露するミニライブが行われ、訪れる人たちに奄美の魅力を伝えていた。開催は27日まで。「若沖洲会」、リモートで交流 島を旅立つ高校生へエール(2022.3.07)
沖永良部出身の若者でつくる「若沖洲会(わかちゅうしゅうかい)」は5日、リモートによる交流イベントを開催した。知名町役場をメイン会場に、沖永良部高校を卒業したばかりの13人と、島内外で生活する19~24歳の37人がオンラインで参加。先輩たちは「全国に若沖洲会のメンバーがいる。ぜひ頼ってほしい」と、島を旅立つ後輩へエールを送った。青壮年期3割が「朝食抜き」 脳卒中発生リスク高く(2022.3.06)
県大島支庁(名瀬保健所)はこのほど、管内の健康かごしま21地域推進協議会が主体となって独自に実施した2020年度「生活習慣に係わる実態調査」の結果を公表した。管内では、20~30代の青年期、40代~65歳未満の壮年期の世代で朝食(週3回以上)を抜くことの多い人の割合が3割を上回るなど突出している。20歳未満でも高校生・専門学校生は高い傾向にあり、同庁保健福祉環境部健康企画課では、働き盛りである世代の健全な食習慣の形成のためにも青壮年期が「食・健康への意識を高める必要がある」と改善を促している。奄美の魅力、東京で発信 アンテナショップで群島フェア ANAグループ(2022.3.05)
ANAグループが東京の世田谷区に開設したアンテナショップ「TOCHI―DOCHI(トチドチ)」で、奄美群島フェアが開催されている。店内には群島内の100を超える品々を陳列。今が旬のタンカンは同グループのピーチ便を活用して空輸し、鮮度の良さが好評を得ている。同フェアは3月末まで。奄美医療圏調整会議 病床数増床 喜界、沖永良部は了承(2022.3.04)
奄美保健医療圏の病床機能分化と連携推進について議論する「第9回地域医療構想調整会議」(議長・向井奉文大島郡医師会会長)が2日、奄美市名瀬の県大島支庁であった。喜界徳洲会病院、沖永良部徳洲会病院の増床を条件付きで了承。51床の増床を要望する徳之島徳洲会病院、休棟中病棟から37床の新設を求める県立大島病院については、結論を次回以降に持ち越した。まん延防止、6日で解除 奄美群島「感染防止策の徹底を」(2022.3.04)
6日に期限を迎える新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」について、鹿児島県の塩田康一知事=写真=は3日、報道陣の取材で、政府に対して解除を要請したことを明らかにした。県内全域を対象にしている飲食店への時短要請については、4日の対策本部会議で判断するとした。奄美群島高校卒業式 古仁屋高校「地域みらい留学生」一期生も巣立つ(2022.3.02)
奄美群島内の公立高校で1日、卒業式が行われ、瀬戸内町の古仁屋高校(重吉和久校長)では第72回卒業式があった。普通科の卒業生32人(男子21人、女子11人)は一人ひとり壇上に上がり、重吉校長から卒業証書が手渡された。うち、7人が「地域みらい留学生」の一期生として巣立っていった。「与論イノベーんちゅAward」初開催 地域課題の解決や新規ビジネス創出へ(2022.3.01)
地域課題の解決案や新規ビジネス創出に向けた事業プランを発表するコンテスト「与論イノベーんちゅAward2022ワイたんDAY」が27日、与論町砂美地来館であった。中学生から一般までの総勢16組が発表。審査の結果、同町在住の内野正世さんが最高賞となるイノベーんちゅ大賞に輝いた。