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奄美の人口10万人割れ 日本復帰70年、半分以下に 県推計4月1日現在(2023.04.29)
県が28日発表した4月1日現在の県推計人口によると、奄美12市町村は計9万9247人(男4万8383人、女5万864人)となり、初めて10万人を割り込んだ。1953年の日本復帰後初の55年国勢調査(20万5363人)と比較すると48・3%。約70年で群島の人口が半分にまで減ったことになる。沖永良部島でオリジナル・ウエディング 伝統残しながら新しいスタイル広める(2023.04.28)
沖永良部島・和泊町のコテージ「LOG INN tarasso(ログインタラソ)」で4月22日、知名町出身の穐田和磨さんと、大阪府出身の川田恵里さんのウエディング・パーティーが開かれた。和泊町古里の海岸に漂着 星マークの謎の物体(2023.04.27)
朝崎さん「哀史奄美」語り歌う 作者の古里で初披露 ルーツトゥルーツin沖永良部島(2023.04.26)
奄美群島日本復帰70周年を記念した音楽イベント「ルーツトゥルーツフェスタin沖永良部島」(ゆめ企画、アイランドミックス主催)は23日、知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷・ちなであった。瀬戸内町加計呂麻島出身の唄者朝崎郁恵さんが出演。和泊町出身の音楽家、故・宗鳳悦さんが創作し、朝崎さんに託した戯曲「哀史奄美」を沖永良部島で初披露し、多くの観客を魅了した。沖永良部島「音じゃぶらフェス」に島内外から400人 3年ぶり開催(2023.04.26)
コロナ禍で2年間開催できていなかった沖永良部島の音楽イベント「音(うとぅ)じゃぶらフェス」が4月22日、知名町で3年ぶりに開催された。「おとじゃぶら」は沖永良部島の方言で「兄弟」を意味する。群島各地で海開き サンガツサンチ 3年ぶり手形復活も コロナ前のにぎわい戻る(2023.04.23)
旧暦の3月3日(サンガツサンチ)にあたる22日、奄美群島各地で海開きがあった。海辺には多くの家族連れが繰り出し、初節句や初泳ぎを楽しむ姿がみられた。今年は3年ぶりに手形プレゼントなども復活、新型コロナウイルス流行前のにぎわいが戻ってきた。2万4千球のユリ見頃 和泊町・笠石海浜公園(2023.04.21)
和泊町喜美留の笠石海浜公園内にあるユリ園のテッポウユリが見頃を迎えた。今年はテッポウユリ約1万6千球と、展望シンボルタワー「ゆりの塔」近くの花園に植えたスカシユリ約8千球が同時期に花を咲かせており、4月下旬ごろまで楽しめそうだ。沖永良部島でコンサート「Routes to Root」 島ゆかりのアーティストら出演(2023.04.18)
コンサート「Routes to Root Festa in 沖永良部島」が4月23日、沖永良部島の「おきえらぶ文化ホール あしびの郷・ちな」(知名町瀬利覚)で開催される。 出演アーティストに奄美シマ唄者の朝崎郁恵さんと同島生まれのバンド「バンシローズ」を迎え、司会進行はラジオDJの柴田聡さんが務める。併せて、同島の仕立て店「あがり庵」の大島紬(つむぎ)のリメーク着物ショーも行う。運動不足、ストレス解消に 視覚障がい者集い散歩 知名町エラブてぃぬひら(2023.04.16)
障がい者支援に取り組む知名町のNPO法人エラブてぃぬひら(清村明仁代表)は、自宅にこもりがちな視覚障がい者の運動不足やストレス解消を目的に、月1回集まって散歩している。12日は障がい当事者、支援者計8人が参加。外の音や空気、道路の感触、会話を楽しみながら約2キロの道のりを歩いた。横浜で奄美大島PR 20日から食や工芸、雑貨など 東急百貨店で「ご縁まるしぇ」(2023.04.16)
奄美大島の物産販売・PRイベント「奄美大島ご縁まるしぇ」が20日、神奈川県横浜市の東急百貨店たまプラーザ店で始まる。思いを込めて作った島ならでは食や工芸品、雑貨などを取りそろえ、奄美大島の魅力を発信していく。26日まで。春の味覚「ダーナ」 コサンダケ、食卓彩る 奄美群島(2023.04.15)
旬を迎えた奄美の地場産食材「ダーナ」が、各家庭の食卓を彩っている。ダーナはコサンダケと呼ばれるタケノコの方言名。本土で採れるモウソウチクと比べて細身であくがなく、柔らかい食感が人気の野菜だ。投票補助具を手作り 視覚障がい者の要望に応え 提案者、有権者から感謝の声 知名町選管事務局(2023.04.14)
知名町選挙管理委員会事務局は、視覚障がい者など自分で投票用紙に記入することが難しい人のため、枠からはみ出さないように候補者名を記入できる補助具を作成した。9日に投開票があった県議会議員選挙では期日前投票所と、投票日当日の町内5投票所に準備し、必要とする数人が利用した。奄美で働く魅力、動画で発信 U・Iターン者らインタビュー 県大島支庁(2023.04.14)
県大島支庁は、奄美群島で働く人々のインタビュームービーを制作し、鹿児島県公式YouTubeチャンネルで公開している。群島に暮らすIターン、Uターン、地元高校出身者の3人が働くきっかけや仕事中の様子、休暇の過ごし方などを紹介。群島で働く魅力を発信して「自然豊かな多様性のある島で働きませんか」と呼び掛けている。奄振総合調査 施策に沖縄連携や定住促進 県が報告書公表(2023.04.13)
県離島振興課はこのほど、2024年3月末で期限切れを迎える奄美群島振興開発特別措置法の改正を控え、新たな振興開発の方向や方策を示す「奄美群島振興開発総合調査」を作成し、公表した。現状や課題のほか、報告書では世界自然遺産登録を生かした沖縄との連携や定住促進といった施策を提言し、実現には法改正や交付金の対象追加・拡充が必要だと訴えた。環境負荷低減事業 活動促進へ基本計画策定 化学農薬・肥料10~20%減(2023.04.12)
県は、「みどりの食料システム法(2022年7月施行)」に基づき、県内の市町村と共同して「鹿児島県環境負荷低減事業活動の促進に関する基本的な計画」を策定した。低減へ数値も示しており、有機質肥料の活用促進などにより化学農薬・肥料の使用量は、目標値として10~20%減を掲げている。商工活性化とDX推進へ DMMグループの 村松さんと迫さんが着任 知名町(2023.04.11)
知名町は10日、国の「地域活性化起業人」制度を活用し、エンターテインメント事業を手掛けるDMM.comグループ(東京)から派遣された村松由二郎さん(51)と迫(はざま)絵里子さん(47)に辞令を交付した。村松さんは商工推進専門職として役場企画振興課に、迫さんはDX(デジタルトランスフォーメーション)推進専門職として総務課に配属される。期間は半年間で最長3年。禧久氏5選、寿氏2選 投票率は過去最低56・28% 県議選・大島郡区(2023.04.10)
任期満了に伴う鹿児島県議会議員選挙は9日投票があり、即日開票された。定数2に対して3人が立候補した大島郡区は、1万2014票を獲得した自民現職の禧久伸一郎氏(66)=徳之島町=がトップで5選を飾った。自民現職の寿肇氏(49)=伊仙町=も8520票を得て2選を果たした。無所属新人の盛本学氏(56)=同=は現職2人の壁に阻まれ、涙をのんだ。寿氏と盛本氏の票差は3159票だった。投票率は過去最低の56・28%で2019年の前回を4・02ポイント下回った。異なる農繁期に人材シェア 両地域の人手不足解消へ 沖永良部島×北海道交流イベント(2023.04.08)
農繁期が異なる沖永良部島と北海道で人の流れをつくり、農業の人材不足解消を目指す産地間交流キックオフイベントが6日、和泊町の飲食店であった。北海道の農業に関心がある地元農家や島外から農繁期だけ働きに来ている農業従事者、北海道の農家など約40人が参加。北海道の農業事情を学び、交流を深めた。1年生になったよ マスク着脱自由、笑顔輝く 小中学校で入学式 奄美群島(2023.04.07)
奄美群島各地の小、中学校で6日、入学式があった。大島教育事務所によると、群島内の今年度入学者は小学校928人、中学校955人(3月30日現在)。文科省の指針に基づき、4年ぶりにマスクの着脱が個人の判断となり、笑顔を見せて式に臨む児童も多く見られた。地域おこし協力隊に西谷さん 脱炭素推進専門員に松下さん 辞令と委嘱状を交付 和泊町(2023.04.06)
和泊町は1日付で、地域おこし協力隊(元気!わどまりスポーツアドミニストレーター)に西谷麻巳さん(38)を任命し、脱炭素推進専門員を松下周平さん(33)に委嘱した。西谷さんは町の総合型地域スポーツクラブ「元気!わどまりクラブ」の持続可能な組織づくり、松下さんは同町と知名町が一体となって取り組む脱炭素推進計画の業務を担う。3日に辞令と委嘱状をそれぞれ交付した。まさか?の金婚式を迎えて 妻の故郷 沖永良部島へ里帰り検討中(2023.04.05)
4月5日 50回目の結婚記念日。55歳で心筋梗塞になり 3回の手術をへて 今では心臓に3本のステントが入っています。その後、脳梗塞を2回と この20年間は 病気との戦いの日々でした。ですから まさか? 金婚式が迎えられるとは・・・・・。50回目の記念日を信じられない思いで味わっています。転出入手続きで窓口混雑 待ち状況「ネット確認を」 奄美市役所(2023.04.04)
転勤や就職、進学などによる異動シーズンがピークを迎え、奄美群島の市町村役場は転出・転入の手続きに訪れる住民で混雑している。年度初めの週が明けた3日、奄美市役所名瀬総合支所では市民課窓口に人々が詰め掛け、受け付け待ち人数10人以上という状況が長く続いた。同課は5日まで開庁時間を延長して対応するとともに、インターネット上で受け付け待ち状況を確認し混雑を避けるよう呼び掛けている。経産牛で「肉そぼろ」開発 知名町の要さん CFで支援を募る キクラゲ飼料で再肥育(2023.04.02)
知名町で畜産業を営む要秀人さんが、キクラゲ飼料を与えた経産牛を使った商品開発プロジェクト「全国のブランド牛を産んだ“沖永良部の母牛”を“超絶旨い肉そぼろ”に進化させたい!」を立ち上げ、クラウドファンディング(CF)で支援を募っている。目標金額は100万円。募集期間は4月30日まで。徳之島と沖永良部をフィールドに「ジュニアドクターサンゴ塾」(2023.04.01)
「100年後に残す」を理念に、世界的に珍しい隆起サンゴ礁でできた喜界島を拠点に海洋生物、地質調査を行う「喜界島サンゴ礁科学研究所」が3月26日~30日、次世代のグローバル人材育成のためのフィールドワークを徳之島と沖永良部で行った。